彼女がエジンバラに戻るわけ・・・。

６月２９日


昨日・・・電話が来た・・・。　１２月にオーストラリア移動した彼女からの電話だった。
オーストラリアは冬なので、冬休みを利用して家族でエジンバラを訪ねに来た。

突然の電話に「うちにくる？」っと簡単なメッセージを残し、私はワインとケーキを買って彼女の家へ訪ねた。

半年しも会って居ないと、お互い歳の取り方が早い事を知り、子供達の成長の早さにも驚いた。

友達H・・・・「私達・・・９月にエジンバラに戻るから！」

彼女は自分と夫とのリタイヤを考えて家族はオーストラリアへ移動したのに、ひょんな事から　エジンバラの生活を思い出したそうだ。

そのきっかけは・・・・今の住んでいる賃貸の家を購入しようか！？と迷ったのだが、２人は　ここで家を買ったら　生活にうまく行くのか？と疑問になり、十数年過ごしたエジンバラや友達が恋しくなりホームシックになったそうだ。

友達H・・・・「私、オーストラリア人じゃない？けど、住んでみて　何かが違うの。おかしな話でしょ？自分の故郷なのに・・」

半年振りにエジンバラに来た彼女は、自分が住んでいたエリア、家、近所、友達、食事、買い物、そしてこの自然・・・・に恋しくなり９月にエジンバラに戻る決意をしたのだ。

彼女が言うのには、スポーツは最高。お天気は良いけど暑すぎて家から出れずエアコンの生活。ファッションもいまいちで、新聞の記事が・・・・画期的じゃないの！テレビもつまらない、そこは進化がまったく無い遅れた国！っと出だしたのだ。

えぇえええええーーーー！　オーストラリアってそうなの～！？

家族での生活NO１の国で、老後はオーストラリア！って言うじゃないか～！？

私はニュージランドも行った事が無いが、ニュージランド人の友達が居る。とにかく時代遅れも良い所でエキサイトしないし、つまらない・・・・と散々聞かされた。あの辺りはそうなのか～？？？

大自然があるじゃない！って言うと　アクティブな彼女は　それだけじゃ～刺激がないでしょ！って苦笑いされたことがある。

ゴルドコーストに住んでいる彼女の家は大きな家でプール付き。誰もが夢見る画いていた生活が　自分達とは全く違った・・・・と言うから驚きだし、贅沢な話でもある。

子供達は暇さえあれば、サーフボートを持って海へ行きサーフィンをする。

彼女は言った・・・「すごく長いゴールドコースト。果てしないビーチに向こう側は高層マンションに高層オフィス。海に居ると、高層マンションの影が海辺に来るの。浜辺に長い影があるの。まったく自然とは逆よね・・・」

確かに・・・・。エジンバラには高層ビルが無い。
世界遺産の　この街は高さの規定があり高層ビルの規制が厳しい。

エジンバラの空港を降りると、一面　小高い丘が並び、高層ビル、高層マンションが無い世界が　ここにある！と思うと　何だが心が落ち付く。

一面は全て緑。本当、こんなにも緑な所があるのか？っと言うくらいだ。
オリーブも色々な国を歩き　エジンバラへ戻ると何故か　ホッと安心する。自分でも　ここは我が家なんだなぁ・・・と思うくらいエジンバラは住みやすい場所だ。

そして・・・何と言ってもフレンドリーな人が多い。話し好きな人が多い。

駐在でエジンバラに住んで　自分の国へ戻ると　皆　同じ事を言う。

エジンバラの生活が恋しい・・・・。

そんなこんなで、エジンバラを何度も訪れる人も少なくは無い。来年、友達家族が長年住んだエジンバラを離れ北京へ移動する。果たして・・・・ここの家族も戻ってくるのだろうか！？

住めば都・・・・と言うけど　エジンバラの生活は格別である・・・と私は思う。







　

高齢出産はありか？なしか？

６月２７日


先日A子からこんな事を言われた。

A子・・・「私の友達さ～４０歳超えているんだけど　３人目出産することになったの」

この時代・・・。
４０歳での出産は珍しくない。何故ならば、オリーブの周りでも　高齢出産が多いからだ。

３人目、４人目出産する友達は　ほとんど・・・と言うくらい４０歳を超えている。
一昔前は　高齢出産ゾーンは３０代・・・とか言われていたが　この時代の高齢出産は４０代と言う。

オリーブも出来ることなら３人目もあり～とか妄想をしている。

そんな妄想中に・・・・。

「４０歳超えたら　出産　ありえないでしょ」っと　意外な事を言われた。

A子は結婚をしているが子供が居ない。子供が出来ないのではなく、子供が欲しくない家庭である。
今の彼女の仕事（キャリア）に子供は必要ないし、お金が掛かるから欲しくない・・・と話す。

A子も４０歳を過ぎていての意見だったのかもしてないが、その答えに驚いたのだ。

「旦那も５０歳で、彼女も４０を超えているし、生まれてくる子供に障害があったらどうするの？まして旦那と冷め切っていて何度も離婚を考えていたのに・・・出産を止めたほうが良いのよ！」

私はこの一言で　頭に雷が落ちたショックを受けた。

そこの夫婦の間に何があるかは知らないが、旦那と冷め切っていたら妊娠はしないし、
愛称が良かったからこそ、妊娠したんだろうけど　応援するどころか、友達から止められるって・・・考えても見なかった。
悲しいし、せつない・・・・。

A子が気になっている問題は「高齢出産へのリスク」が　どうも頭にあるらしい。

生まれてくる子供に何だかのリスクがあったら・・・・・と言う事だ。

そんな事を考えていたら出産なんで出来ない。全てがパーフェクトな母体満足な子供が本当に生めるのかは出産してみたいと分らない事が沢山ある。出産とは・・・・未知な世界だからだ。

我が家の２人の子供も無事に健康で生まれたが、子供達には　生まれ持った「アザ」を持って生まれてきた。
息子の「アザ」は結構ひどく１０年以上は消えない赤アザを持っていて　知らない人にまで「可哀相に」っと　ずっと言われてきた。　何だかの遺伝子で出来た「アザ」で　私も夫も持っていない。
１人目の時に出来た「アザ」は２人目の時にも出来る・・・とは言われていたが　今はそんな問題にも気にならない。

問題は成長と共に病気もせず　健康でスクスク大きくなってくれたら満足だ。

４０過ぎてからの出産は恥ずかしい物があるだろか？歳が離れた兄妹はダメなのか？少しばかりの歳行った両親じゃダメなのか？３人目も欲しいなぁ・・・とか言っては行けないんだろうか！？っと、頭の中がグルグルしている。

妊娠し　お腹の中に赤ちゃんが宿ると、女性は母親の意識が芽生え　いろんな意味での考え方が変る。全てにおいて冷静な判断力が変るのである。
動物的な意識の為に自分が母親になる・・・と言う指名との意識が高鳴るのである。
そう、子供を守る・・・と意識である。

あぁああ・・・私が３人目が欲しいって・・・・子供達が成長し親から離れた寂しさ？になっているのかなぁ～。

イギリスセールだよ～♪

６月２１日


大雨が降りしきる中・・・・。イギリスはただ今、大セール中　今年は税金がUPしたが、やっぱりセールのお買い物の過熱は冷めていないっ。

待っていましたーーーーブランドセール

毎回、ご用達のデパートから顧客セールのDMが届くのだが胸騒ぎで、居ても経ってもいられず　フラ～～～っと　ご用達のデパートを覗いた。

むむむ・・・・。　

何故、デパートのディスプレーが無いっ　ディスプレーのお直しか？と思っていたが、出る客達が大きな紙袋を持って出てくるでは無いかっ

胸騒ぎは的中し、なんと　全部の商品の値札が半額になっているでは無いか

思わず、店員に

「今年はセールのDMが来ないけど・・・・」っと聞いたら

「あ、今夜はプレビユーセールになっているけど　今　準備中で　ここにいるお客さんもセールで買っていいから～」っと言い出した。

なに～ぃ。準備中で　ここに居るお客さんもセールで買える～～～～

それってーーー、顧客セールの意味がないじゃないかっ

やっぱ、エジンバラは田舎だっ　ロンドンじゃ考えられない。こんなセールの仕方をしたらパニック間違いなし。

日中ともあって、ご用達のデパートは　ガラ～～～～ンと閑古鳥状態で、自分の欲しい商品がいち早く手に入る

まさに貸切状態のデパートに、オリーブ　思わずうれし涙～

丁度、父の日ともあって　子供達とお父さんに何を上げるか悩んでいたのだが、その商品を見たら、地鳴りがなった

おぉおお、この　ボッテガちゃんは　どうやら家へ一緒に帰りたいらしい・・・。

顔見知りの店員が　私を見つけ

「それ、絶対　お得だから・・・。なんだったら色違いをだしましょうか？」っと　秘密の扉から特別に違うタイプを出してきたのだ。

夜からのセールなのに～　う・・・・うふふ～いいの～

まさに、オリーブ・・・・。何か気分はお姫様状態だ

もう顧客のDMなんて　来なくても良いから　今度からプレビューの当日の日中に来よう～～

この日は・・・。お目当ての物をGETしルンルンで帰宅しようとしたら・・・・夫からの電話。

夫・・・「ねぇ、OOのお店　今日からセールだよ。メイルでお知らせが来たから・・・」

夫よ～なんて　優しいの～。もう、お目当てのブランド　買ったんだけど・・・・・。（きゃはは）

私・・・「あ、これから行く所だから！（←本当は予定なしだったが・・・）」っと電話を切った。（あぁ～忙しいっ）

さて、父の日のプレゼントは　ボッテガの名刺入れをプレゼントした。

新しくビジネスカードを作ろうとしていた夫に　ぴったりのプレゼントになった。

やっぱ、ビジネスをするからには　パリッとしたカードケースがいい。

ビジネスをする時には、矢張り外観から・・・と言われたことがある。　出来る人は、靴もピカピカで　ネクタイもキリッとしている。そう、全てにおいての身だしなみ・・・が大切だ。

第一印象とは身だしなみから入るのである。

夫の身だしなみは妻がチェック。鼻毛代行なんて必要なしっ　鼻毛が出ていたら、鼻毛用のはさみを渡すだけでいいのだ。

もちろん眉毛の整えも大切だ。　最後はスマイルチェック。歯が黄ばんでいたら、一瞬で台無しだ・・・・。

なので家で出来るホワイトニングを進める。

これは男性だけではなく、女性にも大いにある。

相手と話していて、ヨレヨレの服、カサカサな肌、パサパサでダメージ過ぎる髪にごま塩で、マゲ（ポニーテルなのか？マゲなのか？不明な髪型）お気の毒な女性を見たら、ご臨終だ。

レギンスのすそが長くて、ドーナツにしている女性を見たが　それでいいのか日本と言いたくなった。（爆）

なので、身だしなみは大切ですぞっ。

まだまだ　セールは始まったばかり・・・・。　イギリスのセールはだから面白くて止められなく、財布の紐がゆるみっぱなし。

ちなみに、ボッテガの名刺入れは６０％OFF（←日本じゃ考えられないかも～）

その理由は２年前のモデル・・・と言う事での値引き。もちろん新品です。　２年前のモデルでも新品なら満足、満足

あぁあああ～やっぱセールって　ウキウキしちゃうわぁ～

裁判員制度イギリス編

６月１９日


先日・・・夫宛の一通の封筒が届いた。

帰宅した夫が開けると・・・その中身は「裁判員制度の裁判参加」に選ばれてしまった手紙だった。

うわぁ～～～～。我が家にもとうとう届いてしまったんだぁ～～～

事の始めは　息子が食卓で言った一言から始まった。

「お父さん、裁判所へ行くんだよ」

裁判所～夫よ・・・・。何をした税金滞納かと悪いほうへ悪い方へ考えていた私だったが、

夫が裁判員に選ばれたから、どうしょうと・・・・と言い出したのだ。

英語ではcitizen judge system　と言うのだが　イギリスでは１２名と構成されている。

その中の１人に選ばれた夫・・・・。
実際、この手紙が来てしまうと　複雑な気持ちになるのは確かだ。

まず、裁判がある日は絶対参加。この裁判の参加の回数にもどんだけ、会社に影響が出るか？である。
法律なんて全く知らない夫。

だが興味はあるのも確かだ。

廻りに聞いてみると、意外や意外。裁判員制度で参加しましたよ・・・・と言う声もちらほら聞く。

どんな具合で夫が選ばれたのか？が疑問だったが、裁判所が適当に「貴方してください」ではなく、彼の経歴、犯罪歴を調べ問題が無かったら　その手紙はやってくる・・・と言う。

ふむふむ・・・。矢張り、一般人が裁判に参加をする・・・と言う事は裁判所もそれなりの選考はきちんとしているんだろうなぁ・・・。

先日の事件で、裁判員制度に参加した人がフェイスブックに、こんなシステムですよなんて、軽く書いたら　それが問題になり多額の賠償問題に発展してしまったから、参加した以上は「絶対」人には話していけないのだ。

うわぁ～～～。それって～やっぱり辛い墓場まで持って行かないと行けないんだろうな・・・・。

その日の食卓は家族で、その裁判はどんな事件なのか妄想した。

殺人か？離婚問題か？身内問題？会社問題？　もし、深刻な殺人系の裁判だったら　そりゃ～夫もそれなりに勉強をしなくちゃならない。適当ではいけないからだ。

で、仮に　犯人が「有罪」になり　刑務所へ行きお勤めを果たし普通の生活に戻り　忘れた頃に裁判員の顔を覚えていて復讐してきたら、怖いと現実身を感じた。

犯人とある日、ばったり何処かで会うかもしれないじゃ～ないか

「特別な顔」とは忘れられない物である。

以前、夫の兄も裁判員制度に選ばれ　その事件問題に参加したのだが　偶然にも　その時の裁判官が父親の親友で、裁判官から「その人は身内なのでお帰り願う」と言われた。

たまたま　同じ地域に知り合いの裁判官が居たので参加を免れた。

裁判員制度の手紙を返信しなくてはならず、

１　この地域に知り合いの裁判官がいるか？いないか？
２　何だかの理由で裁判員に参加できない理由はあるか？

っと簡単な項目があるがっ・・・・・。

夫はこの裁判員制度を断る・・・・と言い出した。夫の勤務はイングランド。何時、裁判があるかどうか分からないエジンバラで待機は出来ない・・・・と言う。

果たして・・・この理由は通用するのであるのか　



















　

ノルウェーの郵便事情！？

６月１４日

今日・・・。オスロの友達から「葉書が届いちゃいました」メイルが来た。

実は・・・・。オリーブ・・・。ノルウェー郵便にご立腹であった。

１２月に送った荷物、４月に送った荷物共　２個とも紛失したのだ

１２月の郵便は大雪が降った為に「郵便配達が遅くなっている」と思っていた。だが、２ヶ月経っても、４ヶ月経っても　ウンともスンすも言わず荷物は届かない。

物は試しに・・・・と再度荷物を送ったのだが　その荷物も届いていない。

友達のご主人が「受け取りサインも無いし、追跡しようが無いし・・・」と　やや逆切れ状態で私に言って来た。

受け取りサインを指定していない私が悪いと言ってきたのだ。

ちょ、ちょと待て

普通郵便で届かないのかね？　受け取りサインが必要となると料金は変る。けど信頼はある。
満が一、相手が不在で郵便局で行けず　見逃したケースになると差出人の元へ戻るシステムはどの国も同じだ。
それがサービスでしている国と料金発生する国に分かれる。

私は何とか、自分が送った郵便が本当に届かないなら　配達人の問題があるんじゃないか？と思い、試しに葉書を送ることにした。

その４日後・・・・。
彼女から平謝りのメイルが来たのだ。

なんと、彼女の郵便おけに　私が出した葉書が届いた・・・・と言うのだ。
住所は間違っていない・・・。

矢張り・・・・。郵便屋・・・・。２つの荷物を盗んだようだ・・・・。（←信じられない）
私はノルウェーに住んでいた頃、親や身内には（友達）には　ノルウェーに郵便は出さないでね！っと伝えていた。

何故なら、数枚の年賀状が届かなかった事に違和感を感じ　こんな安全な国でもルーズな国・・・と言う事を知ったからである。

ノルウェー郵便は国営で送るほうも高い。イギリスの様に「おまけするね」っと良心的ではなく、きちんとお金は取ると言う国民なのと、不在届けの受け取りが面倒なのだ。

まったく・・・・。これじゃ～信頼が出来ないっ

数年前に、あるジャーナリストが　イギリスの郵便局へ隠しカメラを持ち潜入しスッパ抜かれた事がある。

人の郵便物を開けては盗み、カードが入っていると思えば　そのカードも盗んだり、郵便を配達しなかったり、サボったり・・・と言うことが明るみになり国の問題になってしまった。

昔、パリに住んでいる友達にも荷物を送ったのだが　それも不明になった。
友達の旦那は　もしかしたら郵便局へ荷物が届いていると思い　郵便局へ出向き荷物があるかどうか確かめに言った。

フランスでよくある郵便事情は　住所の１文字違うだけで届けない話は有名である。
そこの家が不在でも不在表を書くのが面倒で出さない話も有名である。（移民が多く、フランス語が書けないケースもあると言う）
（そのアパートにエレベーターが無い５、６階建てのアパートなら上まで届けるのが面倒で届けないケースも多い。
（働けよ～～～フランス人）

そして私が送った１個の荷物をめぐり　同じフランス人同士が（私が出した荷物）大喧嘩になり　仕舞いには郵便屋から
「こっちも忙しいんだよ」って逆切れされたそうだ。流石にこれには友達の旦那も飽きれたらしい。

な、なんと大きな態度に出たもんだ～フランス人よ・・・・。

贈り物・・・・・とは色んな意味がある。

誕生日プレゼントだったり、クリスマスプレゼントだったり、お礼の粗品だったり　ワクワクしながら選んだ荷物が盗まれている・・・・と思うと心が痛む。

私はもう１３年もイギリスへ住んでいるが　荷物の紛失は無いし早く届く。
イギリス人は郵便が大好きだ。送るのも好きだが送られるのも大好きである。配達のおにーちゃんとの田和絵も無い会話でも、届けてくれる暖かさがある。

イギリスの中央郵便局の出荷勤務は２４時間である。もちろん夜勤もあり　それくらい荷物の収獲の多さとスピードの速さは素晴らしいと感心したもんだ。
配達が辛くて従業員の入れ替えも多く、サボりがちな従業員に対し郵便局は　多くの人がサボらず出勤してもらう為にはユニークなシステムを作り出した。ポイント制を作り、皆勤した真面目な社員には旅行などの景品を考えたものだから　おかしな話である
ま・・・・。そんなシステムを作っても配達屋さんは大変だろうなぁ～。

うちの近所を回る郵便のおにーちゃんは、イケメンにーちゃんで配達で鍛えているっと言うくらいのマッチョマン。
イギリスでは一軒、一軒　歩いて郵便配達をするので体力勝負だ。

何時も確実に届けててくれる郵便配達屋さんに感謝である

誕生日会

６月１３日

子供達は毎月のように　「誰かの」誕生会の招待状を持ち帰る。

パーティー大好きなイギリス人は、クリスマス寄りも自分の誕生日が大好きで　ド派手にする。

そんなオリーブの友達も４０歳の誕生日会の招待状をもらったが、ただの誕生日会では無く仮装パーティーである。

お題は「不思議の国のアリス」の登場人物で参加が条件である。

で　オリーブ・・・・大きなアリスをするのだが先日、日本のネットでメイドエプロンを購入した

４０歳にもなって～誕生会だなんて～っと思うのだが、歳の初めの仲間入りっと言う誕生日会は　どにかくド派手である。
５０歳、６０歳、７０歳・・・と続くのだ。

中には、結婚２０周年、３０周年・・・と結婚式を挙げちゃうくらいだし～

イギリスの子供達の誕生日会はクラスのお友達を全員呼ぶ・・・習慣がある。
学校の担任も　揉め事を防ぐ為に　誕生日会の招待状は全員に出すことと言うくらいだ。
呼ばれた、呼ばれない・・・と担任を巻き込む　ややこしいケースもあるくらい　イギリス人は誕生日会は大好きなのである。

誰だって、可愛いわが子・・・・の１年に一度の主役になれるのだから　親だって子供の誕生日会の出費は痛くないっ。
（ちなみに、パーティーの出費は４～５万が平均。）

日本のお友達の誕生日会で会費制とか、お誕生日の人は皆でお金を出し合ったり、持ち寄りしたり　「みんなでお祝いする誕生日会」だが　ここでは全て親が計画し料金を支払う招待式の誕生日パーティーだ。

もちろんプレゼントも持参であるが大きくなると「物」では困るので　商品券にしてプレゼントをしている。
あまり仲が良くないなら２千円。仲良しなら３千円と決めている。

毎年、色んなアイディアを考えるのだが　家で誕生日会をすると家が荒らさせるので　子供の誕生日ビジネスがとにかく盛んである。

例えば・・・家で誕生日会をするケースは、手品師を呼んだり、移動　動物園を呼んだりがポピュラー。
ボーリング大会、サッカーパーティー、クラフトパーティー、スイミングパーティー、ディスコパーティーと　何でもある。

我が子の子供達は　誕生日がどちらとも８月生まれで　誕生会の連続である。

去年は誕生会をお休みにしたもので、今年は　誕生会計画を考えているのだが　なるべくお友達と似た様な誕生会にだけは・・・・と思っているのだが、中々　良いアイディアが浮かばないっ

８月の終わりまで考える時間は　たっぷりとあるのだが、出費もたっぷり～と出そうだなぁ～～

全ては挨拶からでしょう！？

６月８日


昨日エジンバラでヒョウが降ったんですよ　短時間でのヒョウのお陰で庭は真っ白に
家の中に居たから良かったもの、ヒョウって体に当ると痛いんですよねっ

さて・・・。
オリーブ、フラメンコを始めた。前から興味があり　フラメンコへ潜入してみた。

エジンバラでもフラメンコダンスは人気があり、中々コースへ予約が出来ない状態でもある。

ふむふむ・・・・。確かに、フラメンコ鑑賞は迫力があり　見ている私も釘つげになるくらいだ。
１０月にマドリードの街中で踊る女性を見た時には、自分も習ってみたい～と好奇心いっぱいになった。

まず・・・・。初心者コース・・・・。
「準備は・・・・動きやすい服に少し高めのハイヒールを持参してください・・・。」

えそれだけ？？？　フラメンコのスカートとかフラメンコ用の靴とか、要らないんですかってこっちが疑いたくなった。
レッスンを受けるなら、最低　靴だけは・・・と思い、フラメンコ用の靴を購入した。

オリーブが通う初心者クラスは２０名ほど。
その内の７，８名は　前学期から継続でいる生徒である。レッスンを始め、２ヶ月が過ぎたが　このクラス・・・・陰気臭い臭いがプンプンするのだ。

そう、誰もが「挨拶をしない」ニコッともせず、

顔を合わせたくないのか？目が合い、話すのが面倒なのか？こっちが挨拶をしても無視をするケースが多い。

あれ？私間違った？？？（１人でしているのが結構　恥ずかしいーーー）

これって・・・・私だけ？と思って様子を見たら、どうやらそうでは無い。
レッスンが終る時も、「さよなら～！」「またね！」っと言う声すら無く、皆　ツーーーーーンっとしている。

そんな話を同じクラスのA子に相談したら、どうやらA子も前から気になっていたそうだ。

挨拶する自分が無視されるから　挨拶をやめた・・・・と言い出したのだ。
小学生じゃあるまいし、挨拶は全ての基本でしょ！って私は言った。
皆、良い大人なのに　挨拶が出来ないって・・・と思うと　レッスンが来る度にテンションが下がるようになってしまったくじけそ～うっ

ズンバ、サルサは全く違う。楽しく仲間とダンスが出来るから続けられる秘訣があるのと、先生や生徒が明るいフラメンコのように個人パフォーマンスとなると　矢張り何処かで嫉妬してしまう女の世界があるのだろうか

どの世界にもライバルは居ると思うが、最低限度の「挨拶」は必要では？と感じる。

そこから仲良くなり、友達へ発展するケースも多いのに　お稽古の度に　ツーーーーーンっとされ一言も誰とも話さずなら、そりゃ～寂しいし、せつないわぁ
お稽古の１時間が　とても長く感じ　時計をチラチラ見てしまうオリーブ

これって・・・・。自分に合っていない証拠でしょうかね？

今日、もう１人フラメンコを習ってるB子から届いたフォルダ。（長いスカート）ウキウキするが、今夜のレッスンを考えたら、又もやテンションが下がった

クラスの雰囲気とメンバー選びって大切なんですよね。

イングランドのニート１００万人！？

６月６日

先日、ある日本系の雑誌を見ていたら　こんな記事に食いついてしまった。

イングランドで「ニート」１００万人

１００万人・・・と言われると、ピンと来ないが、オリーブ　地元が仙台市で仙台の人口が１００万都市・・・と言う事を思い出したら、仰天してしまった

この「ニート」調査対象は１６歳から２４歳までの就職もせず、教育、職業訓練も受けていない若者である。
（教育省が２月下旬にまとめた調査である）

子供を持つ、親にしてみたら　まったく人事では済まない話である。

イギリスの教育事情は日本とシステムが違う。

幼稚園は３歳から。小学校１年生はイングランドなら４歳、４歳半から～スコットランドは半年遅れで５歳から・・・・と早期教育に取り組んでいる。
子供の学力を伸ばす・・・と言うよりも　共働きの環境を作る為にと早期教育社会がある。
これは　中々考えてるシステムである。

共働き家庭にとってお助けシステムがあるのだが、早朝クラブ、放課後クラブも充実している。
私立は登校が早く、公立の登校は９時からスタートになるので、学校にも寄るが　７時半から子供の面倒を見てくれる学校もある。もちろん、こちらは別料金制。

小学校が終ると、シニア（高校）へ進学になるのだが　日本のように、６年、３年、３年のシステムでない。１６歳で、大学進学コースか専門コースと別れるので、専門進学コースはシニアを卒業となるわけだ。

これが日本なら、高校卒業してから専門学校になるのだが　イギリスでは早期のプロを目指す為に、無駄な時間を作らない方針での進学を取り組んでいる。
なので、１６歳で卒業して高校の証明書はもらえる。　

うちの姪っ子・・・・。
大学進学をやめ、１６歳で高校を卒業し　カメラの専門コースへ通っている。
がっ　なんと聞いて驚いたのは、専門勉強は　週に２回しかなく　後は自由時間言うから驚いた。
彼女の計画は、週に２回のカメラコースへ行き、空いてある時間はバイトへ回したかったのだが　この不況でバイトすら無い状態。　やっと見つけた・・・と思えば、夜の仕事。
昼間は寝ている生活が続き、流石の母親も　これには飽きれてしまい小言が絶えない。

イギリスでのバイト、パート、就職は全て派遣会社に登録しないと働けないシステムになっており、履歴書を持って　１つ１つ店を回り探す・・・・と言うのは、砂漠でダイヤを探すような物。

税金の支払いも厳しい為に、労働登録所・・・と言うシステムがあり、そこへまず登録し自分の番号を獲得しないと就職まで出来ない。

なので、日本から来たワーキングホリデーでイギリスに来ました！けど、職が見つからず帰りました！って珍しい話では無い。

さて・・・・。姪っ子・・・・。
最近になって、私にこう行って来た。

「始めはカメラの仕事がしたくて、専門へ行った・・・自分も良いカメラを買った。けど・・・それって・・・誰もが出来る・・・」っと言い出したのだ。のちに心配なのは就職であった。

まぁ・・・・。カメラの技術が高くなると素人さんでも　すごい写真が撮れちゃうからなぁ～。

６月末でカメラの専門コースを卒業するが、まったく先が見えず、彼女は９月からエンジニアの２年コースへ行くことを決意した。
１６歳で大学進学へ行く子供は　親との二人三脚なのである。
大学説明会に親子で行く・・・・と言うくらいでもあり、子供が熱心に進学ではなく、親も大学進学に熱心にならないと、合格は不可能である。
何故ならば、イギリスは子供が大学を選ぶのでは無く　大学が生徒を選ぶからである。

受験する大学のコースが（学科）希望が　バラバラで違う分野なら　まず確実に不合格であろう・・・。
これが日本の親なら「受かるなら、どの学科でも！」っと言うのが　ここでは通用しない。
優柔不断な性格と思われ、そう言う生徒は　何処の大学も希望していないのだ。

シビアな話だが、理論的にはそうである。

息子の友達の姉の進学私立で　多くの生徒が９月からの大学進学が決まらず濁っている。
大学進学させたくて、有名私立へ入れる親は多いのに・・・。
予備校・・・と名が付く所は存在せず、浪人して　又　大学受験を試みるなら、大学準備試験、科目を取り　再度　受験に望むしかないだろう・・・。

イギリスでは行きたい大学希望を出すのは１６歳から。
この時期までに、自分が何処の大学へ進学し何を専攻するのか？と考えるのだが　入る大学の２年後の進路って分らないじゃないか？

大学受験だけではなく、有名私立の願書、入試テストもイングランドは２年前からなので、子供の進学には前からの計画性を立てないとならない。

有名な話では、男の子が生まれたら名門校への名前のリストを申し込む・・・・と言うが、これもまったく本当で今でも有る話である。

夫の友達の息子は３歳。希望の進学校の入学は１１歳からであるが、すでにリストに名前が入っているそうだ。

彼はまだ３歳だが・・・１１歳の頃はどうなっているのだろうか
鉄は熱いうちの打てっと言うが、　まだ３歳だよね～・・・と考えてしまうオリーブである

その時・・・男女の決意とは・・・。

６月３日

１８年振りにネットで再会した同級生。懐かしのメイル交換をしているうちに、「今の自分達」っと言う話題になった。

その友に、我が家の家族写真を送った。一方的だったが、自分の子供もいる、こんなに成長している報告で送った。

その友は、送って来た写真にドキドキしながら妄想をしたそうだ。
変わっていたら・・・どうしょう・・・・って。

写真を見た友は、「幸せそうな家族」に安心した・・・・と。
そんな流れで友は、私に告白してきた。

去年・・・・離婚した。
奥さんが仕事人間で、今まで子育ては２人でしてきた。　けど７月からは　私の親権になり父子家庭になる。っと告白された。

友の奥さんも同じ業界人だ。

私は同じ業界人同士の結婚破談を多く見てきた。　その反面教師で　自分は何があっても、同じ業界人と結婚はするまい！と心に誓って恋愛をしていた。

そして、結婚したら　この業界をすっぱり辞めるのも私の決意で、子育て、育児に専念することを誓った。

子供が大きくなり、パートへ出掛ける友達も居る。その理由のほどんどが、塾代である。

だが、仕事へ復帰してしまった正社員の友達は仕事人間になってしまい、子育ておろか育児にも興味もなくなるケースは多い。
一番・・・・子供に相手にしてあげなくちゃいけない時期なのに育児放棄をする母親がいるのは事実。
まったく・・・と言うくらい、自分の子供の事を知らない。
学校で何をした、何を食べた、誰が友達なのか知も知らず、もちろん共働きだからお稽古なんて通ったことも無い。

正社員がダメでは無くて、自分を見失うケースが多い・・・と言うことだ。

私が昔　勤めていた会社に母子家庭のデザイナーがいた。
彼女は私の隣のデスクで仲が良かった先輩デザイナーだった。

当時、彼女の娘が９歳・・・。
かぎっ子の娘ちゃんは家へ帰ると、会社へ電話をかけ、「家に戻ったよ」報告が日課だった。

もちろん、娘ちゃんは１人で夕飯を食べる。

彼女の時間が無くて、夕飯が作れない時は　コンビニ弁当、コンビニおにぎりになるケースが多い。

そんな話を聞いていたら、独身で子供が居なかった私でも同情してしまい、そのデザイナーに「残業なんていいから、早く戻ってあげて！」っと口癖のように話していた。

そんな娘ちゃんが家で退屈しないように、私は自分が読み終わった漫画本や、音楽業界に働いている友達から、ごっそりデモCDをもらい渡していた。
会社も彼女の事情を知っていたから、融通が利いていたが　矢張りこのように理解が出来る会社が少ないのも事実である。

その友から・・・。
子育ての話をされた時には、せつなくなった。
学生時代は自由人！っと言う言葉がぴったりで、色んな国へ行って放浪をしていた。

友が結婚し、子供が居ることも風の便りで聞いたときは正直、驚いた。
何故ならば・・・。結婚と言う言葉が似合わないからだ。

友は・・・。子育てに２～３年は手が掛かるから・・・それまでは夜も飲みには無理だろうね・・・。
子供が寂しくならないように、登山へ行ったり、あちこち旅をしたり、キャンプしたりしているそうだ。

あぁああ・・・父親からこんな言葉が出るって・・・・私は胸が張り裂けそうになった。

きっと、彼は元奥さんの事を今でも思っているに違いない。　
言い方が悪いが、その家庭には父親が２人いたのだろう。　

彼も自分の子供の将来を考え子供を引き取った。　今後、自分がどうなるのだろう・・・と思いながら、仕事と育児との両立が始まる。

人生、色んなドラマがあるが　影ながら友の育児を応援したい。