オリーブオイル スコットランドでヤッホー!

駐在生活7カ国を渡りイギリスはスコットランドにリターン。スコットランドで羊の数を数えましょう☆「ヤッホー隊募集!」

イギリスの違法なる仕事、生活の変化。

2021-09-26 17:51:43 | Weblog

9月29日

 

イギリスは今月末でコロナ給付金が停止する。

コロナ禍では国民の1000万以上が政府からの給付金や賃貸支払い免除を貰っていた人だ。

8月頃には政府からの給付金を頼っていた人も100万以下に減った。

今までは客が来なくとも政府の給付金から何とか営業や雇用の継続維持が出来たが

解雇や倒産、廃業が増えるのは これから。

給付金を貰える条件の1つは「コロナ後も継続できるか?」なので継続不可能な店は早期に廃業をしている。

銀行融資が貰えるか?貰えないか?にも関係する。

 

私の知人のご兄弟は給付金申請者の人調査の弁護士。

毎月、給付金の申請の確認調査を行っている。

理由はマシマシ申請の多さだ。(実際よりも高額に申請する人が多い)

実はコロナ禍から給付金申請の偽造が増えた為に真面目に申請している方には申し訳ないが審査もかなり厳しい状態。

給付金から貯金をする人も増加している事も事実であり給付金は貯金をする為でない。

貯金が出来るなら生活費が多い意味をする。

あくまでも給付金は生活補助金。

物価も高騰化になり、来年からの税金の引き上げ、働くか?働かないか?の二極化も出る。

 

 

給料ゼロ

ここ最近、労働金を出さない飲食店が増え奴隷式が本当に多いので要注意

労働をする代わりの報酬は「食事」の提供。

おいおい これじゃ~戦後かよ・・・

何時の時代

イギリスのバイト探しはインディードの様な人材派遣会社だ。 ネットで登録しバイトや求人を探す。

小さな店となると派遣会社の余計なお金を払いたくない為に張り紙をしてバイト募集もある。

ラッキー っと思うだろうが落とし穴がある。

この張り紙、履歴書も必要ない。口約束の労働だ。

口約束労働となる為にバイトした後にお金を渡さない飲食店が圧倒的に増えている。

イギリスでの現金払いのバイトは税金を逃れる為の手段の1つ。

研修と装いバイト代を支払わない違法な店が急増している。

違法なやり方でのバイトを警察や弁護士、カウンシルに訴えたとしても証拠が無い。泣き寝入りをする。

実はこのやり方、日本でも聞く話くので要注意だ。

「研修」と装い時給を出さず「弁当」を出す。

働き人材の欲しさで、働かせるだけ働かせ後は連絡しないやり方。

ボランティアと呼ばせると響き良い。

人道的な?言い方をする雇用主も多い。

最後に連絡先を聞くのがポイントで一切連絡はしない。後で給料を渡すと言い残しドロン。

この時点で次のターゲットの奴隷登録が山ほどいるからだ。

小さな飲食店になると週末に人手が欲しい時だけ奴隷登録者に電話を掛けヘルプに来てもらう。

店側も苦学生を飴と鞭と甘い言葉でバイト維持が必死な為に違法なやり方が多い。

この様な経営は何時でも破産、倒産の準備が出来ている事も知って欲しいリスク大の自転車操業式の経営である。

 

スタッグ・フレーション

イギリスで今 起きている現象は人材不足。

配送、トラックドライバー不足の為に物資の遅れだ。

スーパーに陳列されている商品の品薄、新鮮な肉、魚、野菜や果物も賞味期限ギリギリな物が目立つ。

イギリスは全ての食品に賞味期限付きで書かれてある。

野菜も果物も。

コロナ禍からネット利用が増え配達車も増えたが、トラックドライバーとなると特殊な免許が必要だ。

イギリスでもトラックドライバーの給料は高額。

その高額な仕事でさえ人が来ない。

コロナに感染したくない理由から販売員やウェトレス不足、人材確保が出来ない飲食店の閉店が多い。

自分の賃金と労働のバランスとの変化である。 

この背景には政府からの多額な給付金を貰っていた事にも関係をしている。

働かなくてもお金が支給される仕組みを知った為に無理して働く必要が無い。

「一生懸命」と言う単語は この国には無い。

自分の身体を壊してまでのリスクを背負い労働はしない。

クリスマス頃にも物資の遅れの予想が付いて居る事から クリスマスの準備は早期にした方が良い。

 

大学が多すぎて就職難民

欧米の大学の新学期は9月。学年終了や卒業式は6月末。

欧米では就活の為に大学生活中にするのでは無く卒業手前か卒業後が多い。

日本は4年目に就活だが 最終学年の学費を払い就活と論文だけの1年を過ごすなら3年間で短期で終わらせ早期就職か大学院進学にした方が効率が良い。

イングランドの大学は3年詰込み、スコットランドは4年の意味はゆとり教育の意味である。

就職セミナーや面談会、説明会など一切無駄なイベントが無い。

皆、企業のウェブから就活か人材派遣会社、企業研修からオーファーを貰う。

例えば早い人なら大学1年生の時点で銀行にバイトをしている人も居る為 その流れで3年目にオーファーを貰う人もいる。

アメリカやイギリスでは秀才のヘッドハント(スカウト)は名門高校や有名大学から見つけ出す事が多い。

オックスフォード大学には「ジェントルマン・クラブ」と呼ばれる名門クラブがあり そのクラブに入れる男性はイートン校やハロー校その他の名門出身のご子息。

そしてクラブから多くの政治家や首相が生まれている。

コロナ禍からの就職難民が多くスキルUPやコースのやり直しや大学院へ進学も一層増してしまい順番待ち状態。

就職しながらスキルUPをする人は良いが のやり~くらり~と企業にしがみ付いている人材は どんどんカットされている。

今、日本で話題になっているのは「45歳定年」

私が幼い頃、昭和の時代は「55歳定年」であった。←今でも覚えている。

定年が「60歳」に設定されたのも日本のバブル崩壊後である。 

昭和と変らず定年が変わらないのは自衛官だけである。

イギリスの定年も65歳で引き上げになっているが高齢と共にパート扱い(時間短縮)

65歳以上の高齢者の10%が働いている事にも驚くがフランスは3%と世界的に見ても少ない。

先進国で高齢者が働く国は断トツ日本だ。(次に韓国)

高齢者の働きを減らさない限り才能やエネルギーを持つ若者の持ち場を失わせている事も事実。

特に日本の社会はバランスが悪い。 ある年齢の区切りが必要。

イギリスの企業でも40代から退職面談調査をされる。特に金融。

身体や体力問題では医者や看護師にも定年がある。 

給料が高額の為にパート扱いになる事も多い。

新しい若い人材を入れ50代は育成業務そして退職と言う流れだ。

金融、エンジニア、弁護士などの第二の転職では学校、専門、大学講師をする人も多い。

 

私達が年金を受給する時は70歳になっている。

2030年スコットランドでも60歳以上の高齢者が4割になる。イギリスも長寿大国の1つ。

どんな未来になっているんだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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スコットランドの田舎町への旅 その1

2021-09-21 22:33:52 | Weblog

9月21日

 

スコットランドは すっかり秋です。 快晴も続き 秋風が丁度よい~

去年はロックダウンにてホリデーには行けず地元で探索をしたり庭でのんびり過ごしました。

気分展開は必要です。

今年は近郊で人が少ない場所を選びました。

エジンバラから車で1時間半にあるCallander(カランダ―)から立ち寄りました。

人口2000人しか居ない この小さな町に有名な滝があります。

ここはハイランドへ行く玄関口で一息カフェで休憩をする人が多いですね。

山道も補正されており犬の散歩道にもなっています。 イギリスの森林探索は何処も似た感じで迷子になる事は無いです。

キノコが可愛い~

 

歩いて30分の場所に滝があります。

日本では このような滝を拝見する事が出来ますがイギリスではかなり珍しい光景です。

日本ぽくて癒される~

 

むむむ なんか・・・一関にある厳美渓に似てるぞ

山のふもとにある団子ロープが有名で籠の中にお金を入れると3種類の団子がやってくる。

ちょっとしたアトラクションが楽しめちゃうんですよね

 

↓近くに見えるのですが 結構高さがあり実は恐怖

探索後はカフェへ立ち寄りホット一息

ヴィンテージ・レプリカの店を発見 こー言うお土産屋さんってワクワクします。

アメリカルート66の旅行をした時にも こう言う雰囲気の店があって懐かしい~。

いかにもアメリカの雑貨屋さん

値段も そんな高くは無いので部屋のインテリアにもぴったりな物が見つかるはず。

Callanderには観光案内所があるのでスコットランドや近郊の情報を知る事が出来ます。

ここで働く看板娘のおばーちゃんが親切に教えてくれます。

スコットランドの北に住む人はイングランドからの隠居が多く みな綺麗な英語で話すんです。

よくスコテッシュ・アクセントが分からない~~~~ って言いますがパース、スターリング、インヴァネスにはイングランド人が多い。

看板娘のおばーちゃんは

「今年1組のフランス人カップルが来た。コロナで観光はゼロ。店も多く潰れ活気を失ったよ」っと。

メイン道路には小さな商店が立ち並びシャッターが閉まっている店が目立つ。

カフェやレストラン、お土産屋さんもコロナ前までは観光客で潤っていたのが時代と共に消えつつあるんですよね・・・

リモートワークで郊外へ引っ越す方もいますが田舎に住むとなると車も必要、病院は遠くなる、スーパーは1軒しかない、レストランは無い・・・妥協と言う寄りシンプルライフなんですよね。

次は目的地のCrieff(クリーフ)へGO 

 

 

 

 


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イギリスの大学と日本の大学の温度差

2021-09-18 16:30:04 | Weblog

9月18日

 

イギリスの大学は今年度の留学生の受け入れを決定した。

企業も学校もハイブリット化を目指し これからはリモートと出勤、通学とのバランス社会になる。

コロナ禍からの受験や就活、ズーム授業を受けた世代は「失われた青春時代」とまで呼ぶようになった。

コロナ前には戻らない。

コロナと共に共存し生活を送る事は、今後の新しい課題に切り替わる。

 

日本の大学からの留学の危機

 

「貴方は日本の大学で何を勉強していますか?」

海外留学で必ず聞かれる質問だ。

「日本の大学で何を勉強しているのか?」で答えらえないのが日本の大学に通う生徒である。

日本人は自分の職種のタイトルを言わず必ず働いている企業名を言う事は有名な話だ。

「OO物産勤務しております」

いやいや 貴方の仕事のタイトルですよ 企業名は関係無いです

弁護士なのか?医者なのか?エンジニアなのか?研究者?教師???秘書?それとも経営者?

それと同様に日本の大学でも

「早稲田です」「慶応です」「OO国際です」

イギリスで日本の大学名を言われても・・・きょとん とされる。

大学名では無く「学科は何だ?」と専門職を聞いている。

あやふやな学科と勉強の為にイギリスの大学留学からNGや交換留学を取りやめている事を知った。

その理由は日本の学科が特殊の為にイギリスでの専門学科での勉強レベルが圧倒的に違う。

例えば「OO国際学科」と言うような 大学で何を勉強しているんだろうか???と言う定着しない学科だ。

実際に「OO国際学科」の生徒も何を勉強しているのか分からない・・・と言う。

国際的な勉強??? それは一体なんだ?

人類学科?地理学科?哲学学科?政治経済??? どれにも当てハマらない。

語学勉強のための大学なら、交換留学は必要ない。 語学スクールへ行けばいい話だ。

イギリスやアメリカの大学は

「お金出すなら入れますよ・・・その代わり・・・空いているが学科ね。」である。

空いている学科~ 

なので海外留学に来て 全く違う分野の勉強をする事になる。

これを青春の経験と取るか? 無駄な1年と取るかは その人のさじ加減。

有名大学が受け入れ拒否をする中、3流大学は資金調達の為に多くの留学生を受け入れている。

日本からの留学生はお客様。

早い話し「留学経験」と言う切符が日本企業は欲しい学歴。

なんか・・・何十年も大学方針を変えておらず海外留学は経験体験だから専門職の人材が生まれない。

ネット社会、IT化が進む中 日本は他の国よりも20年遅れを取っている。

 

 

イギリス大学1位はセントアンドリュース大学

オックスブリッチを抜いてスコットランドにあるセントアンドリュース大学がイギリスで1位になった。

(国内で3位止まり↑)

え~~~~ 何それ~~~~。って日本人なら 誰もが思うだろうが納得した結果であることは事実。

イギリスの大学ランキングは頭の良さだけでは無く総合ランキング。

イギリス大学では豪富が通う大学の1つがセントアンドリュース大学は昔から有名な話であり

この大学に通う生徒同士の結婚がジンクスがある。

ウィリアム王子が妃を見つけ結婚した事から拍車が掛かり世界中からの豪富や名門家庭が集まる様になった。

イギリスの大学調査での上位ランキングの強みは医学部や研究機関があるか?無いか?でも決まる。

実はセントアンドリュース大学の医学部は隣町にあるダンディー大学と共同の為に 今まで3位止まり。

 

セントアンドリュース大学の歴史は古く修道院と語学の町から始まった。

今でも交通には電車が無い。

大学の知名度が上がれば上がるほど優秀な教授も集まる。そして治安が非常に良い。古き良き美しい町。

セントアンドリュース大学に通う生徒で「この大学が嫌い」と聞いた事も無い。

イギリスの大学でも豪富が集まるポュシュ大と呼ばれるのはセントアンドリュース大学、エジンバラ大学、ウォーリック大学、エクスター大学、ダラム大学、ブリストル大学、ロンドン大学だ。

あ~・・・どっかの お姫様の通った日本の不思議大学。 (←20年前からも変わった生徒が多いので有名)

「ああいう子に育つのね・・・」と思うと、親御頃の私は自分の子供にはNG大学です

 

学科の縮小。大学入学への狭き門

コロナ禍から大学入学へも狭き門となった。 

イギリスでは「大学は皆行くべきだ」と言われていた90年代。

私が高校生の頃が思っていた大学は「専門知識」を学ぶ場所と思っていた。

トニー・ブレア政権から教育改革が変りイギリスは大学までもが無償であったが税金を賄う事が出来ず学費制度に変えた。

支払えないなら奨学金を

大学はビジネス方向へ転換した。

時代の流れから必要な学科を増やし、不要な学科は廃止。なので職員のリストラも多い。

この2年間でイギリスの大学ではIT、医療、科学系の学科を増やした。

その反面、芸術系の大学は50%カット。合格生徒の削減。

奨学金制度もあるが結局は大学ローンになる。ムリなく返済が可能だが終わる頃には40代が一般的で

奨学金を持つ人は住宅ローンが組めない。

イングランドへの大学は3年、スコットランドの大学は4年。その年数+生活費の奨学金の為に まだ働きにも行かない学生が5~600万の借金をする意味だ。

前回でも書いた様にイングランドの大学進学には生活費抜きで学費と大学寮を合わせて1年間に400万は掛かる。そして一番高いのが家賃。

イギリスには留年制度が無い為に勉強に付いて行けない、成績の悪い生徒は教授から学年終了を促される。

バイト中心生活の大学生なら終了。

バイトなのか?勉強なのか? 大学は勉強する場でありバイトを中心するなら就職へ・・・とシビアな答えを出される。

大学生が欲しいお金は自由のお金。交際費や服代。

お金を払うから永遠の学生が不可能。(何年も休学や留年)

休学に関しては病気以外ならGAPイヤー1年間を取り社会化活動をしなくてはならない。

期限は1年間。それ以上のGAPイヤーは認められない。

 

 

学歴詐称が出来ないイギリス社会

イギリスの教育システムは全てIT化されておりコンピュターファイル。

例えば

「娘がバレエOO検定を取得したんですよ~」っと言う物までもがファイリングされている。

これを知らされた時には驚いた。

どんなに小さなお稽古の検定でも この国では自分歴が残されている。

 

先日、旅行の同じ宿泊所で鑑識IT勤務の人と知り合った。

この人はITセキュリティーの仕事をしている。

世間にウィンドーズと言う物が出た1997年。 彼は その魅力にハマり会社を辞めてコンピューター学校へ通った。

同時、妻からは「そんなオタクみたいな勉強、何になるの 」とバカにされたと言う。

それでも、彼はコンピューター時代が必ずやってくる事を信じた20年今の仕事に感謝していると言う。

秘密組織の為にそれ以上の話はされなかったが警察もIT化のスピード差を知った。

イギリスで育ち教育を受けた人、全てファイリングをされている。

何処の学校、学校成績、学歴、お稽古などで獲得した成績や資格全てだ。

教育だけでは無い。

犯罪歴、刑務所歴、児童犯罪もファイリングされているので簡単に知らべる事が可能だ。

それが海外の犯罪歴でも同様に履歴が残る。

例えば

イギリス人がアメリカへ行きたい 

イギリスでスピード違反、罰金刑をしただけで アメリカ行きの汚点になる これはマジな話し。

警官のご厄介に1つでもあればアメリカ入国はNGなのだ。

 

イギリスでの就活や就職、雇用に関してはエージェント登録。

足を運んで面接何て無い。大学の就職セミナーなんてナイナイ。企業は そんな暇ではない。

第一、本当に秀才なら企業から相手にアプローチやスカウトが来る。

日本の企業は生徒ハント、企業援助生徒、企業研修をするケースが まだまだ少ない。

欧米での人材会社には応募する人材を調査するプロがいる。

え~~~~ 専門のプロ??? なんじゃ~そりゃ。

イギリスのカレッジには企業人材、人事育成コースっと言うのがある。

この人達が身元調査をし企業で働けるか?を見極めている業務担当。 

私の義理姉はカレッジ・コースで人材・人事資格を習得した。

1つの企業応募で何十人、何百二人の応募の中から学歴から調べ最終段階で数名の人材の調査をする話をされた事がある。学歴詐称、犯罪歴の調査だ。

そして有能な人材には 何の資格やスキルを学べば良いのか?をアドバイスをする。

日本の人材派遣会社は ここまではやらないだろう。 だだ人集めして不景気になればクビにする。

そんな仕事なら私にでも出来る。

何故?ここまで行うのか

欧米ではよほどの事が無い限り解雇が出来ない。 不当解雇は裁判になる。

そして犯罪歴、学歴詐称を無くす為もある。 

お姫様のフィアンセの学歴詐称の噂がありますが こう言う人が多く後が絶えない。

一流企業に働きたくて学歴を盛ってしまう人 

 

1999年に2人の少女が学校のアシスタントにセクハラされ殺された事件がある。

容疑者は10回ほどの児童ポルノ、レイプ歴があり更生が出来る事を信じ警察は野放し。

容疑者が目を付けた勤務先は学校のアシスタント。 

学校なら社会的に認められ自分の犯罪歴が伏せられると感じたからだ。

この事件からイギリスでは特に教師の勤務に関しては厳しい審査がある。

もちろん犯罪歴を持ち更生する人も居るんだろうが世間と社会は甘くは無い。

彼ら達も生活がある為に人材のプロは公平に調査と審査をしなくてはならず

もしも???

派遣先でトラブル(殺人や強盗など)が起きたら???と言う事を思うと人材紹介をする事にためらう・・・と義姉は言う。

 

明日・・・

娘はロンドンの大学へ行く。「失われた青春時代」では無く「取り戻す青春時代」に切り替え3年間 頑張って欲しい物だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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イギリスの大学の話し。ぶっちゃけ話し。いくらかかるの?

2021-09-01 18:22:51 | Weblog

9月3

 

イギリスは新学期スタートです。

大学でも来週早々に開始する学科もあります。

海外からの留学生はイギリス入国と同時に隔離指定があります。(アメリカ、EU除き)

入国予約 (1名2200ポンド支払い)

接種2回

出国PCR検査

イギリス入国 PCR検査→入国書類提出→ホテル隔離

 み・・・道のりが・・・長いっ

 

 入国予約で2200ポンド  た、高すぎるぞ・・

先月まで半額の料金だったのが政府は入国料金を倍に値上げ。ひゃ~~~

ど、何処まで・・・金額が上がるんだよ~~

これだけじゃ終わらん。

NHS絶対加入条件があるので(国営保健)最寄りのGPへ行き手続きを済ませる。(有料)

そして大使館に在住登録(無償)

 

UE以外の諸国からの留学生は「留学生料金」と言うのがあり学費も3倍。

学費3倍+学生寮+生活費+ビザ代。

ど、どんだけ 掛かるんだいっ

イギリスは海外留学生はドル箱です  大学は「ビジネスです」

今年のイギリスは海外からの留学生を徐々に受け入れる方向となりイングランドにある某有名大学2校は、

早速 中国へチャーター機GO 

そりゃ~鴨が葱を背負って来る・・・のですから、大学側がチャーター機用意してもお釣りはザクザクです。

見逃すハズはありません

※1人年間で1千万x200人???いや・・・もっと??? →25億(中国人だけで この金額

これに関しても、一部の話ですからね。 イギリスの大学は世界から学生が集まる事と1つの都市の人数が通うくらい在籍していますから。

「大学生はお金様様なのです」←手もみ。

コロナ禍からロンドンの治安も一層悪化になりターゲットは学生です。※スマフォ

 

イングランドへの大学には学費が掛かります。年間で9000ポンド~。学費は学科に異なります。

スコットランド在住者3年以上はスコットランド国内の大学は無償です。

※税金を納めているか?で学費が異なります。3年以下の在住者でEU以外なら3倍の学費です。

イングランド・ウェールズからの学生は有料です。

スコットランドでは1度目の大学進学は無償ですが、2度目からは有料です。

留年システムはありません。1年間のGAPイヤーです。在籍年数に関しても厳しくなりました。

※大学を辞め他の大学、大学卒業し違う学科で勉強をしたい、大学院へ通いたい。

なので日本の大学の様に在籍して学費を払い出席しない生徒は排除です。

3年間で習得できるはずが6年間掛けて卒業 無いです。

大学は3年間、もしくは4年間と言う期限があります。(特別な許可、病気や怪我を除き)

欧米と日本の大学生との違いはバイト目的で大学へ行く も、無いです。

留学生に関しても週にバイトが出来る時間の規定ルールがあります。

留学生は就労ビザでは無いからです。

 

学費も寮代も前払いです。 必要なお金は生活費だけです。

奨学金も学費+生活費分+3年間分(もしくは4年)の返済は卒業後からの分割です。

我が娘が9月末から始まるロンドン大学の学費は1年間で9000ポンド。

大学寮費は38週で21000ポンド。(←家賃が高い)

1年間での契約では無く長期の休みは加算されない。

(イギリスの大学寮は週払い計算)

後は月々の生活費や備品代などの仕送り費用です。

なので大学進学には1年間で合計400万は掛かります。これが3年間です。

大学院、マスターへ進学は更に学費が上がります。

大学学費には分割方法の支払いはありません。

分割希望者は大学側が提携する金融と学資ローンを組む方法しかありません。

低所得者向けに支援サポートも有りますが大学側の審査がある為に書類、職種、銀行通帳の提出があります。

実際に支援サポートを申し込まれた日本人が降りましたが2人とも共働きで収入がある為に審査から除外。

「共働き」=安定している意味です。

大学は義務教育機関ではないからです。

「お金が無いから大学へ行けない」と言う声を聞きますが、大学は何歳からでも受験して合格すれば通えます。

社会人を経験し働いたお金で学費を納める人も数多いです。

18歳だから大学に行かなきゃって言う思考はイギリスにはありません。

勉強は何時からでも始める事が出来ます。

大学に入れば みなスタートは同じ。

 

人生は 何時でも変える事が出来る。

フランス人ローラ。

フランス人のローラ(5?歳)は画家をしています。 フランス人だから芸術家が多いのかっと思いますよね。

ローラはフランスの高校を卒業しフランスの大学へ進学。卒業後はイギリスのファイナンス学科の進学希望からロンドンの大学院へ進学を決めました。

彼女はフランスの美大へ進学希望をしていたのですが

両親から

「芸術は金にならん美大には行くな」と言われ、美大への進学を諦めました。

マスター(大学院)後はイギリスの金融で働き職場結婚し退職します。

子育てをしながら、彼女は画家になる事が諦められず独自に絵の勉強を始めたのも40過ぎからです。

職場結婚をしたイギリス人のご主人の理解もあり資金面のやりくりはご主人です。

今では展覧会を開くまでの腕前です。

 

弁護士から転職

ママ友3人が元弁護士さんがいます。結婚して子育てをし、手はが慣れて違う道へ進む人です。

イギリス人のジルはインテリア・デザイナーに転職しスイスのホテルの内装を担当し今では独立した会社を持っています。

ホテル担当のインテリア・デザイナーさんって ホテル側の紹介ともある事から豪富の顧客が多いとか。

某有名家具もホテルと契約をしてから顧客が多いと言いますよね。(巧〇塚家具)

雑誌などで取り上げられたり、自分が宿泊して素敵だな~と思うようなインテリは 私も検索してします。

 

元弁護士のインド人のアンジェラは私立校の教師です。担当は歴史です。

何故?教師に転職したのか?

弁護士の仕事は残業も多く 子供達の面倒すら見れないと言います。 

教師だと子供の休みと同時に過ごす事が出来る事から弁護士を辞めました。

 

元弁護士のイギリス人のセーラは精神支援団体を立ち上げた代表者です。

みな、弁護士の資格を持っていますが 人生って どう変わるかなんて誰にも分かりません。

子育て中は弁護士を休職し、復帰したママ友もおりますが忙しさのレベルはマックス状態で家の事は一切手が付けられない状態まで崩壊しています。

ハイスペックを持つ母親であっても家族の犠牲が生じる事は一番嫌がります。

医師免許を持っているママさんもおり、今では専業主婦 って言う人もおります。

なんか・・・

もったいないような・・・話でもありますが家族や子供を優先する方も実は多いんですよね。

 

コロナ禍から変わる思考

ここ2年間の間で医療、IT、科学系への進学が増加しています。

大学院は学科にも寄りますが1~2年待ちです。

イギリス政府では医療、IT、科学系の学科を拡大し資金援助も増やす方向です。

その代わり芸術系に関しては50%削減です。

ファッション大、美大、音大、演劇大、ダンスなど。

削減の理由は将来の重要性に乏しく多くの人材が不要。の意味です。

芸術系が好きな私にとって、未来ある若者への投資をする意味の難しさと厳しさが コロナ後には見えない・・・と政府が判断したんでしょう。

美大や音大を卒業し就職するなら まだ良い方ですがフリーランスにな傾向が多い理由の1つとも言います。

ちょっと厳しく難しい話なのですが、これからも未来も無くなる職業ではありません。

 

ドイツに住むAさんはドイツの大学でマスコミ学科に10年も在籍しています。(←

ドイツは誰でも無償で大学へ行けます。外国人も無償です。

国民の税金からまかなっています。

イギリスも12年前までは大学は無償でした。

皆が大学へ進学するようになり、税金だけでは大学運営の困難から学費を開始。

大学卒業期限がある事から留年は廃止です。留年が決まれば学年を終了するか?退学するか?の選択方法しかありません。 やる気の無い生徒は学費の無駄と排除です。

留年する生徒が大学を続けられるとは思えないのがイギリス大学の判断です。

学費を出すから在籍は認められていません。

大学が無償な時代にはドイツ人のAさんの様なケースも多くおりました。

一度も就職せず永遠の大学生です。無償で運営する国あるあるです。

 

ドイツが教育の学費の壁が無い事から発展途上国の難民がドイツを目指すのです。

独裁国家で暮らしていた人にしたら自由に暮らせ語学の学習は簡単な話しです。

語学を覚えれば大学行け、仕事も出来るのです。 

発展途上国の家族の1人でも大学へ行き就職なら、その家族は生活安定と言います。

家族の生活を助ける事が出来るからです。

欧州の移民、難民の受け入れの理由の背景には単純作業の確保です。

※農家、工場、スーパーマーケット、ウェトレス、掃除、介護施設、肉体労働など。

イギリスでは人材不足が続き募集を掛けても人が来ません。時給を上げても人が来ません。

その背景には過酷な労働です。人材不足で廃業もあります。

経済維持をする国に取って人材不足は死活問題です。

IT化、自動化が更に進む事は確実です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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