Platina Jazz - The Galaxy Express 999 (from Galaxy Express 999)
６月２１日
ジトジト～
梅雨入りのイギリスです。 そして花粉症の季節です。
イギリスの花粉症は「芝生」なので、イギリスに住んでから花粉症になった私には朝晩が辛い季節です
さて
９月からのイギリスの大学事情の話をしましょう。
まず
今年のイギリスの学校機関のサマースクールなどは全中止です。
夏体験のワークショップ、イベントも中止です。
9月にアメリカの高校へ入学予定の知人の息子さんもコロナ影響でキャンセルになり入学が出来なくなりました。
欧米では第一波の感染者の異常な人数の多さから
入国に関する規定の緩和が解除されておらず、イギリス国内でも移動は制限があります。
本来なら多くの名門高校、名門大学、語学学校は海外からの外国人を受け居ていておりますが
コロナの影響から学校、宿泊事態も政府の基準運営ルールと定められております。
イギリスの教育機関は９月から登校開始と決まりましたが政府も予測が困難な為、ハッキリとした答えが未だに出れておりません。
ケンブリッチは来年の夏までは生徒は登校出ずリモート授業と決まり、その他の大学も第二波の様子を見て来年の１月から開始もあります。
現在、私立校、大学の構内ではショーシャルディスタンスを行う為に２M置きのマーキングなどの作業に追われており、生徒の人数制限のイレギュラー、学年時間差授業、学食の使用禁止しお弁当持参方針に変える学校もあります。
コロナのクラスターが起き第二波が来たら学校は即停止です。
中高寄宿生、大学の寮生活の生徒は とどまれず 自宅に帰宅命令が出ますので 今年の留学生の合格は非常に少ない状態です。
その背景にはリモート授業になっても学費は同じであり返金はありません。大学側と提携している寮代などの返金はありません。
特にアジア圏からの留学生は学費が３倍です。
リモート授業の話題が多いですよね？
イギリスの私立校は1人1台購入指定がありますが、公立校で子供が３、４人もいる家庭となると、通常授業の様にリモート授業困難です。低学年のリモート授業も困難です。
公立校ではあくまでも教師は公務員です。
なので「エクストラや残業」などは一切行いません。準備時間にも費やしたくありません。
コロナから自分が感染をしたくない為に組合が反対している為に公立校の登校再開が出来ないんです。
生徒の為？ではなく、自分のリスクを犯してもやりたくないが本音です。
確かに感染したら保証はゼロですから。
イングランドは6月頭に再会しましたが、スコットランドでは3月の14日からコロナで休校になり再開する8月中まで一切勉強は無く親に任せです。
どんなに教育機関が「子供達の危機、遅れ」を指摘されても 所詮 他人ごとです。
遣り甲斐があり熱血教師なら私立校へ働きに行きます。
公立校の「ゆとり」教育とは教師もゆとりだからです。
残念ですが、これが現場です。
私立学生だから、リモート授業をきちんとしているか？となると そうではありません。
ティーネイジャーとなると昼間で寝ている子供も多く授業を見逃し、課題提出も見逃している生徒も多発しています。
特に親がウザイ 反抗期の時期ですから自粛して家に居ても報告何てしません。
ママ友の子供は４人寄宿舎生徒です。
４人1学期分の学費は日本円で約600万です。子供達がりモード授業を無視していたら、竹やぶに現金を捨てているようなもんです。※イギリスの私立はタームごとの支払い規定。
そして今年大学受験の２５％は自主的に留年し来年受験を希望も多く来年の大学受験は一層厳しい物になりそうです。
欧米ではGAPイヤーを取る生徒も多いのですがコロナで１年間の規制があると何もできない状態です。
早い話し１年間を棒に振る状態です。
娘の親友は１年間GAPイヤーはシンガポールの企業でワーキングシップの予定でしたがキャンセルです。
ワーホリですらも現在は休止であり、以前にビザが残っている人ですらも 仕事が困難な状態です。
大学卒業する生徒も就職困難です。
美大、音大、スポーツ大進学は厳しい１年間になります。※ファッションなども。
ワークショップやスキル体験、テクニックを中心に学びますからリモート授業にも限界があります。
リモート授業でも学費は安くはなりません。
名門大学、専門系に関しては問題はなさそうですが、今まで海外からの留学生のインバウンドを頼りにしていた中間大学は倒産は増える予測が出ています。
イギリスの大学では学科の定員割れになると授業のスタートが出来ないシステムです。
理由は政府の補助金が降りない意味です。
こうなると学費を支払った生徒さんが、何時まで経っても勉学が出来きない事になります。
仮に半年間 授業が無くても 学科教授がいるのですから給料は払う必要があります。
なんか腑に落ちませんよね。
イギリスの大学は落ちたら どー言うシステム
イギリスの大学では合格しか通知が来ません。 補欠で仮合格はありません。
受験したい希望校を５校全て落ちた場合は、イギリス大学が運営する補欠サイトがあり全土の空きがある
コースの募集記載を８月末から載せます。
後は個人が大学に問い合わせ入学可能か？を聞きます。
どうしても今年に入学したい っと言う生徒は妥協するしかありません。
イギリスでの大学浪人には期限があります。
２年置きのテキストの変更とコースワークの変更がある為２年以内に入学をしないと大変な事になります。
名門大学は浪人を嫌います。 無駄を嫌います。
１度ならチャンスはありますが、２度、３度のチャンスの答えは
「貴方はこの大学に合いません」と言うからです。
毎年、頭のいい生徒が来ます。
アメリカ、イギリスの大学は大学が生徒を選ぶからです。
大学に合格しバイトに明け暮れて成績が落ちた、日数が足りない生徒は留年せずに、その学年で学年終了
っと促されます。
実際にアメリカやイギリスの大学生とは 遊んでいる暇はありません。
それくらい課題やレポート、研究が果てしなくあるからです。
先ほど言いましたが、無駄を嫌うので やる気の無い生徒の次年度の学費を納めて無理矢理するなら来ないでくれです。
じゃ大学へ通えない家庭はどーするんだ？？？とご立腹になると思います。
大学を卒業し就職すれば給料が入ります。
それを見込んで欧米では大学ローンを組ませます。
ローンだよイヤだな～って思う生徒はいません。
ローンを組んでても大学で勉強したいっと思うからです。
学生ローンはムリなく返済も可能で利子も低いです。
大学ローンは学費の他に生活費込みです。 アパートも友達と２部屋シュアすれば安くなります。
コロナから変わる変化・・・・。
多くの若者が先が見えない状態です。
留学を希望されている方は情報機関サイトを小まめに見て連絡を取る事をお勧めします。
6月１７日
ジメジメ～ジトジト～
なスコットランドですが 夏時間の夜空にある真っ赤な夜。
たまに見られる光景です。 絵具で書いたように見えます。
こちらは夜９時半過ぎの夜空。
あ
ムンクの絵にかいたようなグラデーションの夜空も幻想的に似ていますね。
太陽が沈む３０分くらいの出来事ですが 空いっぱいに広がるので美しい光景に驚きますよ。
６月１１日
スコットランドの夜の１０時。
初めて見た夜のうろこ雲。
静かな この空間は 幻想的で 絵にかいたようだ。
穏やかに
世界が平和でありますように。
