1月15日
昨日、我が家の娘が(小学5年生)こんな事を言い出した。
娘・・・「今日ね、スポーツの時間に老人ホームへお手伝いへ行ったの」
子供が通う学校では毎日「ゲーム」と言う時間が設けてありアウェーで選手じゃない居残り生徒は違う事をして待機をしているのだが(選手は毎週交替システム)最近、老人ホームへ訪問する体験を学校が作ってくれた。
実は2年前にも「老人ホームへお手伝い体験」の話しが持ち上がったのだが人気になってしまい生徒の調節が出来ず企画倒れになった。
毎週水曜日の午後、学校側が人数を決めて老人ホームへ訪問する事になった。(1時間ほど)
どんな事をするのか?っと尋ねると、老人ホームのおじーちゃんやおばーちゃんの話し相手。
矢張り痴呆症の高齢者が多い為にハプニングにあるそうだが 子供達は嫌がらず楽しく話し相手をする・・・と話す。
何度も何度も繰り返し話す高齢者でも、用意された自分のお菓子を食べられても、質問されて「忘れた」と言われても、話も聞かず寝ている人もいるけど子供達は、その場を盛り上げるのに、あの手この手を使うそうだ。
私が今度は、童謡を歌ったり、ダンスを披露したりしたら?と話すと学校でも老人ホームお手伝いをしたくて生徒の順番待ちをしているから今度 自分の番が来るのは先の話・・・・と言われた。
流石イギリス・・・。ボランティア精神が高い。こう言う活動は是非 日本の小・中学生でもやって欲しい体験でもあり、今後 高齢化社会へとなるには大切な体験で有る事には間違いない。
今では毎週水曜日の午後はホームで暮らす ご老人も楽しみにしており子供達も行くのが楽しみと話された。
何かをしたら何かを貰う・・・と言う事では無く教科書だけの道徳では無く体験型学習を日本もどんどん増やすべきである。
(老人ホームだけではなく、学校町内のゴミ拾い活動など)
イギリスでは医者不足・・・と言われているが 最近の若者の進学先が医療関係が増えてきている事実もある。不景気でも医療関係には不景気関係なく人が必要だ。
イギリスの中・高では「職業体験」と言うプログラムがあり進学する人は必ず受けなくては行けないシステムがある。
要するに仕事とは何か?将来はどんな仕事へ付きたいか?の体験学習である。奉仕活動となるので報酬は その企業による。
いい例を話すと富山県がに似たようなプログラムがある事を知り驚いた。まさにこれはイギリスのアイディアを そのまま取り入れた良い例である。
「14歳の挑戦」と言うのだが これは是非、全ての学校で行って欲しい。
イギリスの場合は自分から職業体験を探すのだが、(職安、ネット、派遣など)富山県では学校側とPTAが派遣先を決めている。
これがまたリアルな現場なのに驚くのだ。(消防車、学校、病院、ガソリンスタンド、スーパーなどなど)
こんな楽しそうな体験をしている富山県!見直したぞ!