11月17日
回覧が来た。
「〇月〇日 ○○学校にてベーキングセール(手作りケーキ)を販売します。」
イギリスの学校を含め海外の学校ではベーキングセールと呼ばれる学校寄付でのケーキやクッキーの一般販売が多い。
このケーキセールにはルールがあり
アレルギーに関する物は一切使用しない
スーパーで販売している物をばら撒き販売
自宅でケーキを焼いて販売なら作り置きはしないも禁止されてる。
ご丁寧な日本人がケーキセールの販売参加がお店屋さんで販売しているようなパッケージ。
材料ラベルにラッピングに拘り見た目も良い。
が
どんな環境で 作った背景を知る意味が必要だ。
今、話題になっているマフィン。
3000個を1人で作るのに5日前から製造し18度以下の???保存を部屋の湿度???
クーラーで???と言う事から悪循環なキッチンで作った居た事が把握できる。
家庭用のオーブンでの大量生産にはかなりキツイ。
我が家のオーブンは備え付けのオーブンな事からマフィンなら一度に30個は作れるが100個なら
2時間もあれば簡単に出来る。
コロナ禍から禁止になりつつ。
コロナ禍から衛生判断に寄り自宅での手作り食品が禁止傾向になった。
チャリティーや子供の小遣い稼ぎの「レモネード」もだ。
もしも道端で販売してるものなら誰かに通報され警察がやってくる。
子供が販売していてもだ。
昔ながらのレモネード販売・・・・。
衛生上の責任が取れない事、販売許可が無い事が理由である。
私は日本人の方から手作り和菓子を頂いた。
粗食中に その作ったママさんがニコニコしながら
「ね?美味しい? それ私が子供(2歳)とコネコネして作ったの」と言われた瞬間に一気に食を失った
粘土じゃあるまいし・・・・
手を洗ったんかよ
コネコネした手で尻や鼻水垂れてないよね・・・・と想像しただけで気持ち悪くなった。
私が見知らぬ人のケーキセールが食べれない意味はコレ。見えない背景だ。
昔・・・母乳で作ったケーキ販売 って言うのがあったな・・・・
もう・・・ここまでくるとヤバいしか思えない。
ペットがいるなら尚更衛生にも危ない。
ドック系、動物系の飲食店でも一般客と分けていないカフェやレストランならアウト。マジで汚いぞ
日本がよく許可してる意味が分からない。
見てしまったケーキセール。
私はある学校のケーキセールでの見てはいけない場面をみた。
セール前に販売するワゴンに乗せたケーキやクッキーをアクシデントでひっくり返した母親がいた。
これから販売するのに・・・・その場は騒然となり その母親が起こした行動が
「3秒ルールよ落ちたものは3秒以内に拾えば食べれる」と言い出した。
落ちたケーキ、クッキーを拾い上げ何食わぬ顔して子供達に販売を行った。
その光景を見て罪悪感の無さ、衛生意識の無さ、所詮他人から関係無し
学校支援であったとしても酷すぎた。
自宅販売をする商売
コロナ禍の自粛から自宅のキッチンでケーキを売り配送する人が増えた。
自宅で食品を作る経営者は行政の許可が必要で保健所の検査が必要となり合格なら許可が下りる。
玄関に表札を出す。
私は知人が大手チェーン店のケーキの取引きを行っている。
イギリスの衛生管理は厳しくウェトレスであったとしても市の衛生管理テストを受講する義務化がある。
こ衛生管理テストを受講していないなら洗い場しか出来ない。時給も(給料)も上がらない。
もう闇働くしかない。
ただ手を洗えばいいじゃねー?って訳じゃ無い。
ネズミが多いロンドンのレストランでは店内で発生したら業務停止となり商売の影響の方が多い事と
食中毒、アレルギーで訴えられる賠償の大きさだ。
近年はSNSでの発信の速さから一発アウト。
東京に住む知人が8年前にキッチンカーの商売をしていた。(フレンチ・ランチ)
フレンチ・キッチンカーの販売を行っておりランチタイムにはオフィスビルなどで販売をしていた。
キッシュ、バケットサンドイッチなど。
毎晩キッシュの仕込みを自宅のオーブンで焼き夜中の2時、3時じまでオーブンはフル回転。
1人では追い付かず姉妹で仕込みを毎晩。
フレンチ・キッチンカーと限定された食品ともあり経営の厳しさから1年で廃業した。
オーブンを使う食品は光熱費の高さ、キッチンカーはレンタルでガソリン代は別。
東京都はキッチンカーの販売場所が指定されているので他で売る事が不可能。
後はフレンチと言う限定された物のブームや飽きた事もある。
毎日同じものを買い人も居ないし食べない。
そして都内行政衛生講座を2日間受講。
後は場所取りと時間の戦い。 ワンコインで何処までお弁当販売が可能か?だ。
飲食店や雑貨屋などの販売経営が自分のやり方で?出来ない事の方が大きい。
私は都内で元経営の人に聞いた事があるが行政リストを言うのがある。
それは経営の繋がりを守る様な暗黙なルールがあり業者指定リストから選ぶことになっている。
例えばパン屋はここ。飲料水はここ。野菜の契約や仕入れはここ。棚などのここ。と自分で選べない。
フレンチ・キッチンカーの販売を自分で考えていた彼女には痛恨で挫折の繰り返し。
「あのジュースも・・・バケットも・・・・自分で決めれない」
行政にしたら販売先や仕入れ先の明確でならなくては行けない。
この時、初めて商売の厳しさが分かる。
個人商売でのキッチンカーは莫大な費用が掛かる。店舗を持つ飲食店ですら1年も続かない事が多い。
じゃ、トルコのケバブは と思う人も多いはず。
彼らがやる商売には華僑がある。お金がある人が支え助ける。遠い誰かが困ってたらお金を出し合う。
後は現金商売。税金配策が可能。販売ルートが全員祖国の関係など。
日本人が個人飲食店が厳しい背景には日本人同士の助け合いが無い。
誰かに頼ったら迷惑が掛かる…意識の方が強い。
幼稚園などの行う食育での母親手伝い
知人の通う幼稚園では幼稚園給食がある。勤務している栄養士さんだけでは作業が追い付かず
幼稚園勤務している母親が順番で交代でボランティアでアシスタントをするようだ。
管理も徹底し検便、給食白衣を着て手袋して作業を手伝う。
母親の手伝いには決まりがあり あくまでも栄養士さんのサポート。洗い場担当など。
近年日本の食中毒は増している。季節が関係ない。
幼稚園で衛生管理をしてるから外部から(父兄)を手伝わせる。と言うのはイギリスではあり得ない。
先ほど話したように食品に関する事は衛生基準がある為に検便したからは
検便をしたとしもノロウイルスになる意味は他に誰かの従業員では
給食での作業が足りないなら この道のプロを雇えばいい。 雇用にも繋がる。
母親にボランティアでなんてやってたら何時かは問題を起こし代償の方が大きい。廃業など。
飲食店を経営する人に限り食に関する事が疎くアバウトな事が多い。
オーガニック販売を売りにするなら
オーガニック販売には野菜や果物、コーヒー、紅茶、缶づめ、ドライフルーツ、化粧品など多い。
オーストラリア自然派高級プロダクツのエソップ。
私も一部の商品が好きで購入している。
自然派を売りに出していても一定の消費期限がある為に10~20%は保存料が入ると店員が話す。
その理由は一部の商品が私の肌に合わず店員に相談したことから始まった。
薬であっても必ず消費期限がある。
一番有名なのが日焼け止め。 日焼け止めは消費期限が過ぎたら一度開封し長期の保存がきかない為に
期限が過ぎたら破棄。と警告。
自分が合わない化粧品をメルカリで販売も絶対にしてはならない。
〇マゾンでの販売、中国などのウェブ化粧品販売となると偽造品も多く自分での検証が出来ず肌荒れのトラブルも多い。(私はある)
ユーチューバーが宣伝しているアイハーブ。アメリカ販売ではOKであっても他国が禁止商品も多い。
ようするにその国で許可が認めらえていない成分から引き起こしても対処が出来ない。
100%オーガニックの商品は絶対あり得ないってこと。
ちなみに今、話題の奇跡のリンゴの話し。
我が家にも奇跡のリンゴの木が4本もある。その他プラム1本、梨の木2本、サクランボ2本。
勝手になるブラックベリー。
無農薬、無添加のリンゴの木。イギリスでは多くの庭にリンゴの木がある。みな無添加で無農薬。
夫が愛情を注ぎ栽培をする。だだそれのみ。害虫が付くなら農薬では無く「お酢と水」で霧吹きをシャシャ。
自宅で作るリンゴが腐らない・・・多くのイギリス人は知っているし驚かない。
リンゴ用の小屋を作り保存もする人が多い。本来の非常食である。
我が家のリンゴも本当に腐らない。
自分の品種を付けても良いくらい美味いし甘い。 豊作な為に20家族にはおすそ分けをしている。
自宅栽培をしてるなら分かるが野菜や果物の形が異なる。
日本の様にキレイに物が同じでない。本来の野菜や果物は全て不ぞろい。
果物の栽培には友達が必要で1本だけの栽培をしない…こともイギリス人は知っている。
自宅で植えるなら2本以上。花粉が付きやすいそして必ず友達木がいる事。
当たり前体操な事ですら今の現代日本人の頭から離れている。
本から学ぶことも必要だが多くの先輩シニアの話を聞かない日本人がいる。興味のない人の多さ。
イギリスの貧困家庭の子供達は野菜や果物、地形や他の国の名前すら知らない。
その理由は家庭で出される食品は冷凍食品かジャンクフード。ジャンクの意味は生ごみだぞ。
地形や国が知らないのは旅行など言ったことが無い。体験や経験が乏しい。
へー・・・そうなんだ・・・・イギリス。と思ってるが今の日本も同様に貧困格差から全ては始まる。
昔の人はこう言った。
貧しくてもちょっとでも美味しいものを食べろ。(美味しい物の意味は本物の意味)
その意味は貧しくあっても心が豊かになる意味だ。
病は気から。と同じ。