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セブンイレブンの電子マネーnanacoスタート

2007年04月24日 06時01分51秒 | Webマーケティング・SNS
中小企業診断士ブログ 竹内幸次
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おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は川崎市の中小企業の長期計画書作成のコンサル、午後は神奈川県津久井町商工会で講演「これからの商売と電子マネー」をします。夜は津久井町の中小企業のWeb受注コンサルをします。

中小企業診断士 講演

今日は2007年4月23日から開始されたセブンイレブンの電子マネーnanaco/ナナコの紹介です。nanacoはイトーヨーカ堂の子会社である株式会社アイワイ・カード・サービスが発行しています。使用できるのはセブンイレブンです。

私は昨日、早速セブンイレブンで使ってみました。日頃SuicaやEdyを使っているので、すんなりと初回カードを買って、買い物をすることができました。電子マネーはどれもそうですが、レジで後ろの人を待たせないことが心理的にいいですよね。

1つ気になることがあります。nanacoを使うにはWeb上から利用者の氏名や住所、職業、電話番号、e-mailアドレス等を事前登録する必要があるのです。

個人情報を提供した上での買い物となると、「竹内幸次という40代の男性が、いつ、どのセブンイレブンで、何を買った」という個人の購買履歴情報まで把握されてしまいます。これには素直に抵抗があります。

nanacoの普及のカギを握るのは、この個人情報管理への安心感をセブンイレブンがいかに顧客に説明できるか、だと断言します。例えば、アルバイトの人でも個人購買履歴が見れるのかもしれない…等の不安を如何に払拭するか。

また経営的な観点から見れば、セブンイレブンは従来は商品管理型のPOSを導入しているのみで、顧客管理型のPOSは未導入でした。このnanacoの使用者が増えると、セブンイレブンはまさにワン・トゥ・ワン・マーケティング(1人ひとりの状況に応じた商売)を展開することができるようになるのです。ワン・トゥ・ワン・マーケティングの基礎づくり、これがnanacoの経営的な位置づけでしょう。

なぜ、ワン・トゥ・ワン・マーケティングが必要なのか。背景にはコンビニ業界の成熟化があります。なんと今年度、大手コンビニ各社は出店数よりも退店数が上回る計画を発表しているのですから。


▲東京都では4月23日から、神奈川県等では5月14日から使えます


▲私が使う電子系マネー。今後は乱立も問題になると思う。
nanacoはWebからの申込が必要。個人情報を提供しなければならないのが気になる

nanaco公式ホームページ
http://www.nanaco-net.jp/

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