お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

こちらもコロナ明け・・・カモ到来

2023年11月23日 16時31分19秒 | 季節 自然
  令和5年11月23日(木・祝)曇りのち晴れ。勤労感謝の日。
 千載一遇とも謂うべき晴天に、鳥海月山両所宮を暫くぶりに訪ねます。今年は秋とは思わせない暖かさに、紅葉はまだ面影を残します。
 神池には冬の使者カモが到来しておりました。今年は早かったのか?遅かったのか?判りません。
 数だけは多いようです。渡り鳥の世界にもコロナ禍から解放された思いがあるのかもしれません。暖かさにのんびり寛いでいるようです。
 今日は周りの方に迷惑をかけないようにと気遣う、肩身の狭い勤労感謝の日です。

今日は何処まで行くのやら~・・・もみじ狩り

2023年11月10日 12時55分34秒 | 季節 自然
  令和5年11月9日(木)晴れ。
 「こんな晴天は今年これが最後でしょう!」ともみじの彩眺めに出かけます。
 先ずは‘もみじ公園’へ足を運びます。
 ここはもみじの名所で毎年多くの市民で賑わいます。

 今年の夏が暑かったせいでしょうか?彩の濃淡が少し乏しい感じがします。
 次は、岩波の岩波観音も祀る‘石行寺’です
 青空ともみじの赤に気持ちが和みます。
 真紅に染まった‘いろはもみじ’が綺麗です。
 昼食は楢下宿の‘こんにゃく番所’で懐石料理を戴きます。
 先付けはなめこ。前菜は牛肉巻、黒豆、雲丹和え、サザエとしぐれ煮とそれにきのこ袋詰めの煮物。
 さらし鯨と妻。
 揚げ物は帆立貝柱と五色あられ揚げ。
 食事は蕎麦と粥のどちらか一品。こんにゃくにすべて似せてありますが、ところどころに本物の品が入ってこれも興味の引くところです。粥も3分の1が米飯だそうです。
 「一寸足を伸ばそう!」と着いた所が高畠の安久津八幡神社です。足の長さに驚きです。三重塔から遠くに銀杏の樹を望みます。

 帰路途次にあった‘瓜割石庭公園’に寄ります。そばの国道を何度か通ったのに気づきませんでした。
 高畠名産の石材‘高畠石’の採掘跡だそうです。2010年まで採掘されており、旧高畠駅舎はこの石材で建てられたそうです。
 これで今年の紅葉狩りは終わりです。明日の天気は雨の予報、これからは一雨ごとに寒くなります。嫌な雪が目の前に近づくと思うと憂鬱になります。

黄金色に染まる・・・立冬

2023年11月08日 16時54分36秒 | 季節 自然
  令和5年11月8日(水)晴れ。立冬。
 今日は二十四節気の一つ立冬です。朝は時折雨が降り、強い風が吹いたものの、気温は比較的高く快晴の天気となった。
 今年は季節感が掴めずこの眼で確かめるため、運動公園の銀杏並木を訪れます。黄葉は多くが落葉し、秋の終わりを惜しむように家族連れの行楽客で賑わっていました。
 黄葉の影に「銀杏かな?」と眼を見張れば、何とこれが蝉の抜け殻。夏の名残を感じながら「こんな高いところまで!」と生命誕生の凄さに驚きです。
 秋が来たのですから確実に冬が来ます。降雪が思い浮かび冬の世界に滅入ります。

こんなことは初めて!・・・アケビの不作

2023年10月01日 16時34分52秒 | 季節 自然
  令和5年10月1日(日)曇り。
 「アケビが育たない!」こんなのは初めてでびっくりしています。酷暑が続いた今夏、日照りの不作が我が庭まで及ぶとは・・・
 小粒なまま育っていない。数量もいつもの年に比べ、3分の1以下です。
 真ともらしいのは一つだけ、でもまだ口を開きません。上を見上げがっかりです。近所や友人にどんな言い訳したらいいのやら。
 今夏の酷暑影響が我が庭にも及ぶとは恐ろしいことです。地球温暖化の危険が叫ばれていますが、今後が心配されます。

カメラも酔眼?・・・中秋の名月

2023年09月30日 15時49分55秒 | 季節 自然
  令和5年9月29日(金)曇りのち晴れ、俄か雨あり。
 今日は‘中秋の名月’しかも今年は満月、次の中秋の満月は7年後と謂われ、これが見納めと、朝から雲の流れを気にしながら待ちます。
 月の出の刻になると山際から雲が湧き視界を遮ります。‘月に群雲、桜に嵐’は世の習いです。待つより他はありませんが、‘月見で一杯、花見で一杯’も世の習いと、左手の手持ち無沙汰を慰めます。

 漸くして満月が頭上を照らします。慌てて外に飛び出し、カメラのシャッターを切ったのですが・・・カメラも酔眼になっていたようです。

お騒がせします・・・初蝉の挨拶

2023年07月18日 15時07分30秒 | 季節 自然
  令和5年7月18日(火)曇り俄か雨。
 梅雨の季節に連日暑い日が続き、昨日は35℃を超す真夏日となる猛暑を記録しました。老体は為す術なくのた打ち回る有様です。
 嬶様が「蝉の初鳴きを聞いてから、ベランダへ洗濯物を取り込みに上ったら蝉が飛んで行ったよ。今年は早いね~」と話してくれます。
 アケビの蔓にしっかり掴まった空蝉を見つけます。「今年もここでムショケラセテ(羽化)もらい、お騒がせします」と挨拶に来たんだろう!
 去年挨拶に来たのが7月24日だったので、今年は約一週間早い挨拶です。
 空蝉は夏の季語、それを知ってか知らずかグラジオラスが天に向け花を誇ります。こんな些細なことが清涼感を誘(いざな)います。

他愛なく?夏が来た・・・立夏

2023年05月07日 08時11分01秒 | 季節 自然
  令和5年5月7日(日)雨。
 桜が終わると、山々は萌黄色を一層色濃くして笑っているようです。
 庭の花が昨日からの雨に促されて、咲き競っています。
 クレマチスが大きな花を誇示しています。
 石楠花も真っ盛りです。
 佐藤春夫いう「他愛なく夏が来た」が、内容がいまひとつ理解できません。昨日6日は二十四節気でいう‘立夏’です。

まだある花見?・・・来年を予告?

2023年05月04日 12時49分35秒 | 季節 自然
  令和5年5月3日(水・祝)晴れたり曇ったり。
 今日は結婚記念日、半世紀を過ぎましたが、お互い何とか持ち堪えたと讃える日でもあります。
 契約更改をかねて会食します。会場は静かな郊外の‘割烹たかしま’を始めて利用します。
 「山はない深い谷の連続だった」と述懐され、返す言葉もなく刺身・天麩羅定食をいただきます。人生はほろ苦いものですが、昼食は殊の外美味しいものでした。
 
 小国町の花見を最後と言ったら、知人から「大井沢の桜が最後かもしれないよ」と聞いて、「腹こなし最後を見届けよう!」と言うのです。今日一日は口答えせずになんでも「ハイ!」と言うように心掛けます。
 大井沢の桜は花はなく新緑の木々に埋もれて、漸く探し当てます。背景の月山は新緑に映えています。「来年はリストに載せて来ようね!」と予告を受け帰路に着きます。
 花見は出来なくとも腹がこなれて満足したようです。途中‘さくらんぼ館’で、ざくろ・抹茶二色アイスクリームをいただき喉を潤します。山形道は観光客で混雑しており、安全運転を心掛けます。

飛び入り花見・・・白川湖畔

2023年04月29日 11時24分27秒 | 季節 自然
  令和5年4月28日(金)快晴。
 孫から「爺ちゃん!花見に行こう!」と誘われましたが、もう山形の花見は時機を逸したので「花見ね~青森まで行って?」と返します。しかし、孫からの声掛けなるものはそうありませんので、要望に応えようと出かけます。
 思いついたのが飯豊山懐の白川湖畔です。疑心暗鬼で往くと若葉の山を背景に桜が映えています。錆付いた勘も働くときがあるようです。
 ようく眼を凝らすと、まだ蕾の桜の樹もあります。まだまだ花見を楽しめそうです。
 湖水は融雪で満水のようです。新緑のシロヤナギが水の中から生えているかのような、幻想的な光景です。
 白川ダムは、昭和56年完成した高さ66メートルのロックヒルダムです。
 神秘的な風景は、春先の雪解け水が流れ込む一ヶ月の限定だそうです。
 孫との遊覧に天候も味方してくれて暑くなり、冷たいものが欲しくなり‘どぶろくアイスクリーム’なるものをいただきます。
 昼食はラーメン。
 孫はチャーシューが馬肉の馬力ラーメンで、エネルギーを補給します。
 ‘老いては子に従え’の俚諺どおりの遊行は、快晴の天気にも恵まれ若さを吸収します。白川湖畔は明日からのゴールデンウィークを控えて県外車が多くみられ、キャンプやカヌーが人気のようです。
 また、孫が誘ってくれるようにと、密かに期待します。

花見番外編・・・残雪桜

2023年04月22日 17時33分06秒 | 季節 自然
  令和5年4月22日(土)天気晴朗なれど風強し。
 今が絶景の‘残雪桜’をテレビで知り今年の花見から外せないと、番外編として小国の小玉川へ車を走らせます。
 途中、白鷹町の釜の越農村公園に寄ると桜は面影を残すだけですが、露店が軒を並べ人が行き交い賑わっています。訊けば午後から‘高玉芝居’が打たれると言うのです。どさくさに紛れて‘御衣黄桜’を尋ねます

 教えられたとおり瑞龍院の北にある道を山へ向かって進むと、中腹に広場があり若葉が目立つ枝垂れ桜が迎えてくれます。
 その広場の一隅にひっそりと一株の御衣黄桜を見つけます。初めての御対面に喜びます。
 淡い緑色が黄色に変化してゆき、中心部が赤く染まってゆくのだそうです。故に、黄桜、浅葱桜とも呼ばれているそうです。高貴な雰囲気が漂います。
 御衣黄桜対面の興奮もそこそこに車を走らせ、飯豊梅花皮(カイラギ)荘桜公園へ到着します。県外車が多く見られ佳景を期待させてくれます。
 積雪が残る高台に桜が爛漫と咲き誇っています。
 飯豊連峰を背景に残雪の上に開花する残雪桜は絶景です。
 以下、残雪の中で咲く桜をゆっくりとご観賞ください。


 梅花皮荘がオープンした45年前、湯船に浸かりながら眺めた飯豊連峰もよかったな~


 飯豊山に後ろ髪を引かれる思いで番外編を終わりにします。
 帰りの腹ごしらえを近くの‘マタギの館’で山菜そばをいただきます。今度こそ今年の花見は完結にしようと思います。
 帰りは満足した思いで、途中何処へも寄ることなく帰宅します。