お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

今年も半分・・・夏越の祓い

2021年06月30日 14時32分53秒 | 行事

 令和3年6月30日(水)曇りのち晴れ。

 今日は一年の真ん中の日です。これまでの半年分の穢れや禍を祓い、これからの半年を恙無い生活が送れるようにと‘夏越の祓い’を行います。

 鳥海月山両所宮には茅の輪がもう準備されていますが誰もいません。もしかして一番乗り、「こりゃ霊験あらたかだぞ!」と力が入ります。

 「夏越の祓いする人は 千歳の命延というなり」と唱えながら、三度茅の輪を潜ります。

 身体の真ん中臍を撫でながら、臍を噛まないようにと念じます。静謐な境内の一人芝居はこれで終わりです。

 夏至から10日、太陽はまだまだ北側から昇るようです。梅雨明けはいつになるんでしょうね。


気が付けば・・・想い出ポロポロ

2021年06月27日 13時15分23秒 | Weblog

 令和3年6月27日(日)晴れのち曇り。

 昨日、ちぎり絵展の観賞を誘われて、白鷹町の‘あゆ~む’へ足を運びました。

 作家は元制作デレクターから斬新なちぎり絵を作ったのようですが、詳細は定かでありません。

 デジタルちぎり絵というらしいのですが、写真的で素朴さがなく馴染めません。観賞眼の乏しさです。序だからと長井のあやめ公園へ足を伸ばします。

 空中に開いたビニール傘が、色とりどりの影を落として歓迎してくれます。昭和52年と平成8年の2年づつ2度お世話になった長井ですが、あやめがこれ程一斉に咲く風景は珍しいものです。

 ここの一隅にあった座敷で花見、芋煮会を楽しんだ昔が、記憶の中からポロっと転げ落ちます。池田家の蕎麦が無性に恋しくなります。

 池田家の暖簾を数十年ぶりに潜り、「ヨシオちゃ~ん」と呼ぶと「ハ~イ」と顔を出します。怪訝そうなご主人の理解を得るのにそう時間を要しません。「蕎麦頂戴!」というと「蕎麦止めたのよ~」「ウッソー?」「ホンテン(本当)だよ。蕎麦を止めてラーメンの池田家本店になったんだよ」

 冷やしラーメンと紅天(べにてん)麦きりをお願いします。お勧めの紅天とは‘紅生姜’の天麩羅です。一口相伴しますがなかなかの乙な味です。

 傍らのテーブルを一瞥すると、四角に折り畳まれた紙片が整然と並べられています。刮目するとそれは紛れもないミニコミ紙です。ヨシオちゃんのご子息が編集発行人で、来月一周年を迎えるようです。コロナの籠もり生活の中、地域の小さなことに眼を向けて活性化を図ろうとしている。できないことです。「来月の発行にお待ちしてます!」を背に受けて店を出ます。萎れた脳から想い出ポロポロと零れます。


これで安心?・・・コロナワクチン接種

2021年06月24日 11時24分37秒 | お祝い

 令和3年6月24日(木)曇り。

 昨日、コロナワクチンの2回目の接種を終えた。医院から2回目の副反応が顕著だからと、解熱の頓服薬をお守り代わりにと勧められた。

 一夜明けたが少しの疲労感を感じる。これが副反応という症状なのだろうかな。この先薬効の期間も判らず、これまでどおりマスクをして三密を避けなさいという。これで安心?


初任地は?・・・懐古の一時

2021年06月22日 16時50分22秒 | Weblog

 令和3年6月22日(火)晴れのち曇り、俄か雨。

 この年になると、無聊を感じたときは決まって懐古の念に駆られます。

 60年前の新任地は村山市楯岡です。東沢公園のバラまつりへ足を運びます。綺麗に咲いたバラが迎えてくれますが、面影など何一つとして手繰ることができません。

 遠くに眺めるがんがい溜池だけが、かすかな記憶を呼び起こします。昔日はここまで歩いたのかな~

 初夏の風物詩「じゅんさい摘み」ですが、当時は話題にも上りません。明日はどんなことから元気を貰おうか?


夏は来ぬ・・・夏至

2021年06月21日 16時41分38秒 | Weblog

 令和3年6月21日(月)晴れ。夏至。

 朝からの陽射しに今日の暑さを予感します。デジカメに電源が入りません。困ったときのトリセツとマニアルを読み、あっちこっちを撫でたり擦ったりしますがウンともツンと反応しません。

 まるでデジタルに弱い身なれば、急ぎプロの診断を受けると「古いカメラで修理できません」と一蹴されます。

 こうなると決断は早く、新品を求めます。どうですか?この写り具合。鮮明さに驚きます。

 でも、アジサイってこの時季満開だったかな~季節が早く行き過ぎているようです。コロナが自然界も感染したのかな~♪忍び音漏らす夏は来ぬ~


百薬の長・・・父の日の贈り物

2021年06月20日 15時28分27秒 | お祝い

 令和3年6月20日(日)曇りのち晴れ。父の日。

 昨日、漸く東北が梅雨入りしたようです。昨年より8日遅いそうですが、これからは何時明けるかが関心事です。

 父の日の贈り物として、百薬の長「八海山」をいただきます。この薬にも副反応がありますが、暫く経験したことはありません。この年になるとお祝い事が嬉しくなります。


ナニゴトノ不思議ナケレド・・・南瓜の花

2021年06月17日 11時02分21秒 | Weblog

 令和3年6月17日(木)曇り。

 朝日を浴びて、南瓜の蔓に南瓜の花が咲いている。何事の不思議なけれど、この非日常の時期日常が愛おしい。東鳩会月例会が休会して半年を過ぎようとしています。皆さん元気なのかな~

 困ったとき、幼少の頃指笛を吹けば白馬に跨った鞍馬天狗が、大声で呼べばオートバイに乗った月光仮面現れ、近いところでは笛を吹けばマグマ大使がという正義の味方が現れて拍手を浴びたのです。こんな救世主がこの時期現れないのでしょうか?スガさんは笛吹けど踊らず、囃しても御輿に乗らずです。


急峻に戸惑い・・・三吉山のニッコウキスゲ

2021年06月03日 16時04分04秒 | Weblog

 令和3年6月3日(木)晴れのち曇り。

 朝から夏を思わせる陽射しに、ワクチン接種の副反応を感じさせないことをいいことに上山の三吉山へ出かけます。

 隘路をクネクネと少し上ると金生熊野神社に到着します。「こんな所に?」と驚きます。

 目的はニッコウキスゲ(日光黄萱)の群落を見ることです。見所は今月一杯だそうです。

 朝開いて夕方にはしぼむ一日花だそうです。別の名をゼンテイバナ(禅庭花)とも言うんだそうです。

 篤志家が育成整備しているそうですが、お金を払ってこれ以上の苦しい思いは遠慮します。ワクチン接種の次の日にこの急峻な登りは酷なことです。

 上山市内が一望できます。いつの間にかこんなに高いところまで、夢中で足を運んでいます。

 金生熊野神社へ「健康長寿、コロナ収束」をねっづぐお願いして辞去します。「今夜の晩酌は五臓六腑に滲み渡る旨さだろうな~」


やれやれ・・・ワクチン接種

2021年06月02日 12時40分34秒 | Weblog

 令和3年6月2日(水)曇りのち晴れ。

 今日、コロナワクチンの一回目を接種して、案ずるより産むが易しと安堵の胸をなでおろしているところです。昨日のコロナワクチン接種事業事務局からのメールで予約を確信するまでは、不慣れなWeb予約を訝ったものです。

 初めて見る長い注射針に驚きましたが、痛みもなく予診と併せて5分ほどで接種は終わりです。今のところ副反応もありません。二回目は6月23日と医療機関から指定されます。南瓜の花に一喜一憂する日常へ早く戻りたいものです。


花に促されて・・・先祖の出自を懐かしむ

2021年06月01日 16時15分46秒 | Weblog

 令和3年6月1日(火)晴れ。

 ツツジの花が散り、我家の庭が急に寂しくなります。「左沢のヒメサユリが咲いた頃だろうね」と謎をかけます。

 大山自然公園へ着てみますと、可憐なヒメサユリが今が盛りと咲いています。花は密にして群生すると圧倒されます。

 「近くへ寄って眼にも見よ!」と言っても腕の悪さにご覧の通りです。「面目ない!」

 左沢楯山公園(日本一公園)から日本一の眺めを楽しみます。わが祖先の出自はここにあり、三度の大火と舟運の衰退に転居を余儀なくされたと聞き及び懐かしみます。

 先祖を懐かしむ快い疲れを、晴れの日にいただく餅と中華そばで労います。何処へ行くにも逃げるような行動、早くコロナが終息して思いっ切りお喋りしたいな~