昨日、次のSMPは沖縄編ですと書きました
実は、今日が慰霊の日だと言うことを忘れていて、朝起きて「SMP沖縄編開始と慰霊の日が一緒」と言うことに、何かの縁を感じました
空手の発祥の地は沖縄ということもあり、沖縄には愛着があります
また今では信じられないでしょうが、宮崎の高校野球の地区予選決勝は沖縄代表と宮崎代表で戦っていた時代があります
そんなこともあって、宮崎県民は沖縄県に対して近い感覚を感じています
何度か沖縄に行きましたが(最初に行ったのは1979年だった思います)
国際通りの華やかさを楽しむと共に、南部の糸満市にある「ひめゆりの塔」そして沖縄戦で犠牲になった24万人(国籍、軍人、民間人を問わず)の名前を刻んだ平和の礎がある平和祈念公園に行きます
70年前、米軍が沖縄に上陸し、島民は軍人に言われるがまま南の方に逃げていきました
そして6/18「もうダメダ」と軍人は「突然の解散」を告げて、民間人を切り離しました
更なる悲劇が起こりました
ここに一冊の本があります、ある写真展で著者にいただいた本です(写真会場のオーナーを通じて)
仲里正雄さんが書かれた「御孵化果報」という本です
100歳を迎えたお母様に感謝して出版した本です
私はこの本をまだじっくりと読んでいません、読みたいという気持ちが湧いたときに「じっくりと熟読すべし」と思っているからです
でも、パラパラと見ている中、目にとまったページがあります
戦いは死の世界であり、殺戮と破壊の世界である。しかも一番弱い者から命が奪われ、時間が止められる。戦争は悪魔を生む・・・・(92ページ)
戦場は人間が人間でなくなるところである。・・(99ページ)
大切なのは「想像する」ことですね、70年前の沖縄の洞窟で起こったこと、断崖絶壁で起こったこと
まずは自分の身が刻まれるほど、想像してから、沖縄のこと、戦争のことを私は考えたいと思っています
SMP
SMP toshiro.s 都市論 沖縄編