価格交渉(値下げ交渉)をしたいということで某有名メーカーを訪問。
こちらは2名なのに、先方は6名でミーティングに臨んできました。
「いやぁ、日系の○○(同業他社)がここまで下げているんだから、御社もねぇ・・・」なんて具合に早速値下げを要求。
確かにうちは外資系ですよ。えぇ、ヨソモノですよ。
でも、なんで日系企業を基準として考えるのかなぁ?御社だけそんな値下げ、絶対無理なんですけれどぉぉぉぉぉ。
結局、ミーティングは進展がなく、平行線で終わりました。
うちも価格をそこまで下げてまで、売る気はないので、仕方がありません。あぁ、これで長年お付き合いがあったこの企業ともサヨーナラー、ってことになるのかしら。担当としては、残念ですが。
私が「おっしゃる事はよく理解できるんですが、本社と協議をしても、もうこれ以上はどうしようもないと思うんですよねぇ・・・」とやんわりお断りすると「まぁ、分かります。どうせ、MBAでもとった連中が机の上だけで数字を出しているんでしょう」との返答。
「ははは。そうなんですよねぇー」
・・・おい。MBAって、私もか。
そんなことありませんよ、こうやって営業しているなんちゃってMBAもいるんですから。MBA全員が現場を知らず、本部で的外れな資料をもとに冷酷な指示を出している訳じゃないんですよぅ~、と心の中でブツブツ言ってしまいました。
ま、気持ちは分かるんですけどね。