健康断食のススメ

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放射能より危険?

2011-06-06 12:56:59 | 断食
今回の津波では、さまざまな有害物質が海に流されてしまいました。




放射能や農薬、合成洗剤や石油製品など。




その中でもとりわけ生物に対してダイレクトに影響するのが医薬品です。




医薬品にはすべて致死量があるように、人間にも大きな影響がある物質が、自然界の小さな生命に影響がないわけがありません。




海水で希釈されているとはいえ、自然から最も遠い存在である医薬品を自然界にばら撒いてはいけません。




自然界に存在していないという点では、放射能より生物に対しての害は大きいのです。







狭い生簀の中で飼われてている養殖の魚にはストレスも多く、多くの魚が病気になってしまうため、飼料には抗生物質やそのほかの薬が与えられます。




そのため、養殖の魚には奇形が存在します。




片目の魚や、背骨が曲がっている魚、短い魚、と、色々です。




魚屋に“変形の鯛がほしい”と、言えば、奇形の魚はすぐに手に入ります。




それだけ量も多く、普通に流通しています。




値段が普通の養殖の鯛に比べて半値ほどなので、鯛の切り身を安く売っているところは変形の魚を使っているのかもそれませんが、奇形の出ていない魚も同じエサを食べているので、奇形があっても無くても安全性にそれほど変わりは無いのかも知れません。







狭い環境で飼われている家畜にも当然病気は多くなるので、エサには薬が混ぜられています。




牛の頭数に対して、牛のレバーが市場に出回らないのは、この薬のせいで肝臓がボロボロになり、レバーとしてう売れるものが数頭に一頭しかないからです。




もちろん、奇形も普通に出回ります。




こんなことを書くと友人の肉屋に怒られそうですが、そこの肉屋は安全なものを売っています。大阪住吉界隈にお住まいの方は、ぜひ粉浜商店街の“うしや”でお肉を買いましょう。(これでいいでしょ!)







家畜に抗生物質を与え感染症を防ぐと、抗生物質に対して菌が耐性をもち猛毒化します。




今、日本でもヨーロッパでも食中毒により犠牲者が出ていますが、これは自然の猛威などではなく人災です。




抗生物質によって猛毒かした菌が糞に混ざり、これを肥料として使うことで菌がばら撒かれたり、牛乳に残留した抗生物質が人間の体内に入り、腸内細菌に影響して免疫力が低下するなど、パターンは色々あります。




ついでだから書きますが、鶏は体が小さいので薬の影響も大きいのですが、表面上は問題になることはありません。




それは、薬や飼育環境の影響などで鶏が死んでしまう直前に収穫されるからです。(ブロイラーを収穫せずにそのまま買えば2週間ですべて死んでしまいます。







テレビドラマのJINを見ると、薬ってなんて素晴らしいんだろうと思うのですが、現代は薬が氾濫しすぎています。




人間の糞尿に混ざっている医薬品による環境汚染が問題視されるようになりましたが、つまり、一番汚染されているのが人間だということです。




環境、環境と騒いでる人間が一番汚染されているなんて、なんとも恥ずかしい話だと思いませんか?




南方先生もそう思うでしょ!










佐下橋聡 拝








新林の滝
マイナスイオンを含んだ爽やかな風が、渦巻状の風邪となりお部屋を循環します。冷えとりのための空気循環に最適です。
















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