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Hanshin Tigers Series 2024

杉山、無四球完投で大勝!(19日・甲子園)

2006-09-21 12:16:28 | Koushien Stadium
 タイガースの先発は、杉山直久。今日は「勝てる」と確信を持って試合に臨んだが、その通りになった。そう思わせるだけのピッチングを最近の杉山はしている。ようやく背番号「18」が甦ってきた。これがシーズンの初めから、この調子だったら、タイガースはドラゴンズより「上」に行けていただろう。
【9回表】にアダム・リグスにソロ(第36号)を食らって、相変わらず勝負弱さを発揮して、プロ入り初の完封こそ逃したものの、無四球(5安打)完投で3勝目。

 打線は【3回裏】先頭の矢野輝弘がフォアボール(四球)で出塁して、8番・藤本敦士が(バントの構えを止めて)右中間を破って、矢野が生還して先制点。藤本も3塁に達して、ツリーベース(3塁打)!! 
 藤本も今シーズンは打率.240台に低迷し、今岡誠の故障に救われて、セカンドのレギュラーを確保できた。今岡が戻ってくる(予定)来シーズンは再び「絶好調」関本健太郎とのセカンド争いが激化するだろう。勝ち抜けるか? この後、ピッチャーの杉山も(バットを短く持って)おっつけて、ライト線に落として、藤本が還って「2対0」! 

【6回裏】にはスワローズの先発・川島亮を完全KOする。先頭の「絶好調」男(関本)が左中間に叩き込んで(第9号)「3対0」! 背番号「3」がようやく「板」に付いてきた。3番アンディー・シーツが歩いた後、4番・金本知憲、5番・浜中治が左中間に落として、「4対0」。
 6番・鳥谷敬が歩いて、0-OUT満塁になって、7番・矢野が3塁線を破って、金本と浜中が還って「6対0」。川島はここで降板……来シーズンからは、もう「タイガース・キラー」とは呼ばせない。

【7回裏】には1-OUT後、関本がライト前ヒットで出塁して、シーツが四球。金本のファーストゴロをリグスがセカンドに悪送球して、「7対0」。2-OUT後、鳥谷が2打席連続の四球。2-OUT満塁になって、今、この男の前でランナーを溜めてはいけない、7番・矢野がおっつけて、ライト前にヒットを落として、2者が還って「9対0」! ≪古巣≫ドラゴンズに負けたくない気持ちは誰よりも強いものがあるだろう。矢野! 

 そのドラゴンズはこの日、ベイスターズに不覚を取って(5対8)ゲーム差は再び「4」に縮まった。そして昨日(20日)【8回裏】を終わって、ベイスターズが「7対4」でリードしていて、これでゲーム差は「3.5」に縮まる、と小躍りして喜んでいたのだが、【9回表】にドラゴンズが(信じられないことに)一挙5点を取って、「9対7」で逆転勝ち!! ベイスターズの臨時「抑え」川村丈夫が“炎上”した。こんなところで、守護神マーク・クルーンの故障(不在)が、タイガースに影響してくるとは……横浜市民として情けない。

杉山完投!3連勝で夢じゃない奇跡 (デイリースポーツ)


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1 コメント

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能見3回1失点…(20日・ナゴヤ) (daily-Z)
2006-09-21 19:02:48
 先発の左腕・能見が3回を1失点。初回にいきなり先制点を取られてますから、相変わらずピッチングの内容は良くないようです。今年のキャンプ、オープン戦は良かったのですが……

 それから、4番手に5年目の左腕・中林が登板。18日の鳴尾浜が最後かと思いましたが、地元の近くで「温情」登板でしょうか? 1回を無失点に抑えて、思い残すことなくユニフォームを脱げるでしょう? それとも貴重な左腕をもう1年残すのでしょうか? 試合は「9対1」で大勝! 
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