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Hanshin Tigers Series 2024

シェーン・スペンサーを見た!

2005-02-01 23:08:38 | Tigers DEN β
 スカパー!のMLBアンコール(1月14日)「メッツvsヤンキース」(7月2日・シェイスタジアム)を観ていたら、6番センター、スペンサー。これはチェックしておくべき、と思い、じっくり観たら、ニューヨーク・メッツ【1回裏】の攻撃、4番クリフ・フロイド、5番リチャード・ヒダルゴの連続ツーベースで2点を先制し、なお2アウト二塁で打席に、シェーン・スペンサー。お誂え向きの展開だったが、初球のファストボール(88マイル)を強振してファウル。2球目のアウトサイド(88マイル)は見送って、2ストライク。そして、3球目。ニューヨーク・ヤンキースのスターター(先発)マイク・ムッシーナの「代名詞」ナックル・カーヴ(84マイル)に手を出して(止めたバットに当たって)、セカンドゴロ。あえなく倒れた。

【2回裏】にメッツが、松井稼頭央の3ラン(!)で「5対0」として迎えた【3回裏】の第2打席。この回の最初の打者だったが、初球を打って、サードゴロ。これもナックル・カーヴに手を出した。徹底的に俯(うつむ)いて、ダッグアウトに下がる、スペンサー。大丈夫か? アウトサイドの変化球に弱点があるのでは? 嫌な予感がする。日本でも、ここを集中的に攻められるかもしれない。

 第3打席は【5回裏】。この回、5番ヒダルゴに2ランが飛び出して、メッツが「7対0」。王者ヤンキースを一方的にリード。1アウト、ランナーなしで6番スペンサー。初球のナックル・カーヴを今度は見送って、ストライク。2球目の同じ球はファウル。3球目はインサイドのファストボールをファウル。そして、4球目のナックル・カーヴにはついていけず、空振り三振。大丈夫か? 嫌な試合を見てしまった。

 第4打席は【7回裏】。試合は「9対2」。2アウト、ランナーなし。ヤンキースのピッチャーは2番手、若手のブラッド・プリンツに代わっている。初球93マイルを見送って、ボール。2球目(93マイル)を打ち上げてファウル。3球目(87マイル)に詰まって、これがショートとレフトの間に落ちて、ヒットになる。1塁ベース上で軽く首を振るスペンサー。それでも、少しホッとしているか? その顎鬚(あごひげ)は「童顔」を偽装する為のギミック、か。

 そして7番タイ・ウィギントンが右中間を破り、一塁から俊足を飛ばして、長躯ホームイン! 足は意外に速そうだ。最後に「いいもの」を見せてもらった、感じ。せめてもの慰め。足は遅くない。センターの守備も無難にこなしていた。やはり問題はバッティング。日本のピッチャーの変化球攻めに苦労しそうな気がする。この試合を観る限り。真っ直ぐには滅法(めっぽう)強そうだが……大丈夫だろうか? 

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