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幻の「野手転向」(2月2日・宜野座)

2020-02-03 11:23:48 | Spring Camp

キャンプ二日目でフリー打撃に登板した秋山拓巳(11年目)。放送席の真弓明信元監督が「ピッチャーで、バッティングいいですよ、って時に真っ先に聞くのが、脚、速いですか?」「いや脚は……って言われたら、それじゃピッチャーで、そのままでいっときましょう」

「秋山がバッティング良いって、どっちでも成功するんじゃないかと入ってきた選手なんですよね、高校から」「ピッチャーで、もうひとつ球が速くなっていかないということで、野手転向どうですかね? と聞いてきたことがあって、コーチから。脚、速いの? って聞いたら、あんまり速くないです」「盗塁できるぐらいの速さがあったら、今頃、野手かもしれない」

2009年のドラフト4位、秋山。2009年~2011年まで3年間、阪神タイガース監督、真弓さん。2010年の1年目に高卒で4勝を挙げ、2年目に「エース候補」として期待されたが、0勝に終わり、真弓監督は解任。思い入れは半端ではないだろう。入団時の背番号は「27」。どっちでもいい番号を付けられた。やはり球団内部でも「野手転向」が真剣に検討されたのだな。


心配なのは、高橋遥人。入団時は怖いもの知らずだったのに、「怖さ」を教わり、変化球も教わり、おかしくなった。高橋には真っ直ぐとスライダーだけでいいヨ。また若い有望な投手が周りに寄ってたかって弄られ、潰されようとしている感、これも半端ない。…心配。






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