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小野、予め定められた惨劇(7月16日・ナゴヤドーム)

2019-07-16 22:06:16 | Nagoya Dragons


「2対2」同点の9回裏からマウンドに上がって、先頭の8番打者をカウント「2-2」に追い込んで、速球(148km)で空振り三振❗️

今夜はコントロールがブレないから、改心したのかと思ったら、続く左打者(井領)に初球(150km)高めに浮いて、2球目(149km)も外に外れて、3球目(148km)の際どい球が「ボール」に判定されて、不服そうな小野泰己(25歳)。球審は飯塚富司(56歳)。札付きの審判員だ。4球目(148km)同じ所に投げて「ストライク」。小野の不信感は高まるだろう。5球目(148km)内角高めに浮いて、四球かと思ったら、「ストライク」。今度は打者が唖然とする番だ。飯塚が「いってこい」=相殺、3球目の誤審を認めたに等しい。6球目(150km)ファウルの後、7球目(151km)が“お辞儀”して、正真正銘の四球。審判員に運命を翻弄される若者たち(プロ野球選手)。

マウンド上で顔が凍りついている、小野。1番打者への初球(145km)も大きく外れて、動揺がありあり。三塁側ダッグアウトを横目でチラチラ窺っている。2球目(146km)も高く外れて、マウンド上で固唾を飲んでいる。3球目(148km)初めてストライクが来たが、これを振り抜いたベテラン平田。センターの差し出すグラブを掠めて、右中間を破る二塁打……
二番打者(大島)を申告敬遠で歩かせ、よりによって、3番アルモンテと満塁で対決ーー。

初球、ワンバウンド。2球目(147km)ファウルの後、3球目(148km)も高めに浮いて、しきりに肩を揺すって、緊張を解そうとするが、無駄なようだ。4球目(148km)際どい球は「飯塚ボール」。際どい球は全部「ボール」にする飯塚によってカウント「3-1」追い詰められた小野。5球目(147km)はあり得ない(信じられない)球で押し出し、サヨナラ負け、5連敗……

背番号「28」が泣いている。歴代の背番号「28」は、コントロールに苦しむような投手はいなかった。江夏豊、中田良弘、そして福原忍……

自力V消滅 今季4度目のサヨナラ負けで3位転落 小野が九回、押し出し四球(デイリースポーツ)