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メンチかクルーズかバティスタか(8日)

2008-11-09 18:15:58 | Tigers DEN β
 タイガースは今シーズンも外国人選手(野手)で失敗した。毎年、新人選択(ドラフト)会議でハズレ籤を引くように、今年も見事に「ハズレ」(ルー・フォード)だった。来シーズンも(性懲りも無く)ハズレ籤を引きそうな気がするが、しかし監督も代わったことだし、来シーズンこそは「当たり籤」を引いてもらいたいものだ。

 まず最有力候補(?)のケヴィン・メンチ(トロント・ブルージェイズ)外野手。テキサス・レンジャーズ(アメリカン・リーグ)時代の2004年には26本塁打(71打点)、2005年にも25本塁打(打点73)をマークして、立派な長距離砲だったが、2006年のシーズン途中にミルウォーキー・ブリュワーズ(ナショナル・リーグ)に移籍してから、急に打撃不振に陥った。
 ナショナル・リーグの「水」が合わないのかと思案したのか、今シーズンから(アメリカン・リーグの)トロント・ブルージェイズに移籍したが、51試合の出場に留まり、本塁打は「0」(打点10)。……こういう選手は(獲得するのが)チョッと恐い。

 一方、ネルソン・クルーズ(テキサス・レンジャーズ)外野手。そのメンチとの交換(トレード)で、レンジャーズに来た選手だが、ブリュワーズ時代は若手の有望株(トップ・プロスペクト)と目されていたが、その後は伸び悩み……今シーズンは31試合の出場に留まり、打率こそ.331だが、本塁打は「7」(打点26)。若いのに(28歳)成長が止まっている選手。……しかしメンチよりはマシか。

 最後にホゼ・バティスタ(トロント・ブルージェイズ)内野手。今シーズンは開幕はピッツバーグ・パイレーツで迎えて、途中にブルージェイズへ。打率は.242と.214だから、アヴェレージは望めない。本塁打も12本と3本で合計15本。昨シーズンも15本だから、中距離ヒッター。しかし日本に来たら……と期待できるが、果たしてどうか? サードの守備も良さそうだし、この3人の中ではバティスタ獲得が妥当だと思うのだが。
 林威助の成長(活躍)を見込んで、メンチ(クルーズ)を代打で使っても良い、と考えるなら、食してもいいだろう。……新外国人以上に不確定要素なのが、林の存在。

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