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Hanshin Tigers Series 2024

クドーさん、ありがとう(15日・甲子園)

2007-04-17 13:38:49 | Koushien Stadium
 初回に7点! 10日からの中日ドラゴンズとの3連戦に2勝1引き分けで圧倒したにも拘らず、13日からの横浜ベイスターズ戦でよもやの連敗!! ≪宿敵≫との3連戦が終わって、“燃え尽き症候群”に陥ってしまったか? タイガースファンの≪ストレス≫が最高潮に高まった一戦で初回に7点! これはスッキリした。ベイスターズの先発、43歳のベテラン左腕・工藤公康に「お礼」を言わなければならない。

 それにしても、工藤はピッチング・フォームが押し出すような感じだったし、スピードがなく、変化球のキレも感じられず、まるでバッティング投手のようにタイガース打線にポカスカ打たれた。1番・鳥谷敬がレフトスタンドへ流し打ちの先頭打者ホームラン(人生初!)を打ち込み、1-OUT後、3番アンディー・シーツ以下4連打のつるべ打ち! 
 7,8番に四球を与えて、9番に入った赤松真人に犠牲フライ(プロ入初打点!)を打ち上げられる始末。それだけに留まらず、不振の2番・関本健太郎にもタイムリーヒットを浴びて、ここで重い腰を上げた(3塁側)大矢明彦監督。(不振の)関本に打たれたら「お終い」と感じたのだろう。かつての大投手の面影が感じられない、寂しいピッチングだった。

 対照的にタイガース先発の21歳のルーキー左腕・小嶋達也。7回を1失点に抑えて、今やすっかり定着した「サンデー小嶋」。大量得点差もあって、『JFK』を出させることなく、【2回裏】には「主砲」金本知憲のソロ(第5号)【8回裏】には「ファンサーヴィスの一環」の2ラン(第6号)が飛び出して、「10対1」圧勝! 
 結局この3連戦は『JFK』の出番が一度もなかった。こんなことなら、初戦で4連投になるが、先発・杉山直久の援護で『JFK』を継ぎ込んでおくべきだった、と今にして思う。たっぷり休養を貰った『JFK』は満を持して、今日(17日)からのナゴヤドーム3連戦での登板を待つ。

無念1敗…能見 報われぬ119球 (デイリースポーツ)