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「天敵」山本昌を打って、快勝!(10日・甲子園)

2007-04-11 13:05:41 | Koushien Stadium
≪天敵≫といえども、やはり41歳にもなれば、衰えは隠せないのか……前回(3日)のジャイアンツ戦(東京ドーム)7失点でKOされて、今回(10日)もタイガースが(4回裏)【5回裏】に集中打を浴びせて、5失点でKOした。≪王者≫ドラゴンズも≪磐石≫ではない。明日(12日)の先発が予想される「エース」川上憲伸にも体調面で「不良」があるようだし、3番手の朝倉健太も「不調」。これは附け込む隙がありそうだ。

 しかし3番手で登板したルーキー浅尾拓也(プロ入り初登板)のピッチングは見事だった。最速152kmのストレートで甲子園の観衆(48,455人)を驚かせ、憧れの(対戦したかった)4番・金本知憲には四球を出したが、6番「不調」を託つ浜中治からはキレのあるスライダーで空振り三振! 
 CS(GAORA)解説の大熊忠義さんは「どっから獲ってくるんかな?」と仰っていたが、地元・愛知の日本福祉大学、ドラフト前から注目されていた速球投手だ。元シアトル・マリナーズのラファエル・ソリアーノ(現アトランタ・ブレーヴス)のような腕の振りをする。今後はドラゴンズの中継ぎエースとして、将来的には岩瀬仁紀「以後」のクローザーとして必ず台頭してくるだろう、逸材。

 タイガースは「新外国人」エステバン・ヤンが見事に先発投手の役目を果たして、6回を2失点。昨シーズンのクリス・オクスプリングとは≪雲泥の差≫だ。両者の「格」が違いすぎる。よく、このメジャーリーグでも実績のあるヤンを獲れた。
【7回表】からはお決まりの『JFK』リレー。久保田智之もジェフ・ウィリアムスもランナーを背負って、不安定なピッチングだったが、そこは3点差。
【9回表】の藤川球児は3点差をエンジョイして、全てストレートで3者(空振り)三振! しかし、その中で球児の150kmのストレートを捉えて、センター前ヒットを放った7番・森野将彦は(妙に)≪大物≫感を漂わせていて、不気味な感じだったが……「5対2」快勝! 

5連打マサ粉砕!最高の甲子園快幕 (デイリースポーツ)