野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

青い復刻ユニフォームで交流戦、白星スタート!(9日・甲子園)

2006-05-10 19:46:21 | Inter League
 交流戦が来るのを密かに恐れていた。何故か? 青いVisitor用の復刻ユニフォームをHome甲子園で着るからだ。遂にその日がやってきたが、違和感あり捲り。しかし、試合が始まるとそんなことも気にならなくなるのだが……特に初回に3番アンディー・シーツの犠牲フライであっさり先制点を挙げると、良い気分転換になっていいのかな、とも思う。逆にVisitorでは、白い復刻ユニフォームを着るそうだが(それも変な話)。

【3回裏】には3番シーツ【4回裏】には5番・今岡誠のソロホームランで1点づつ加点し、【5回裏】には9番クリス・オクスプリングがセンターオーヴァーのツーベースを放って、2塁ベース上で気合の表情! 外国人(登録)枠で熾烈な競争を強いられている、オクスプリングのこの試合に懸ける「強い」意気込みを感じたが、【6回表】のマウンドで突如乱れて、降板。急に球が真ん中に集まりだした。

 1-OUT満塁のピンチで左腕・能見篤史が登板。5番マット・フランコに「2-3」にして、嫌~な空気が流れたが、一か八かでストレート(140㎞)を投げ、これが真ん中高め、外れているように見えたが、判定は「ストライク」。有難う、球審・橘高淳! 見逃し三振で2-OUT。
 しかし、その能見のコントロールの不安定さに危惧の念を抱いたのか、それとも予定通りか、ワンポイントで能見を代え、3番手に金沢健人を投入。『WBC』戦士、里崎智也を「伝家の宝刀」スライダー(130㎞)で空振り三振に斬って取り、ガッツポーズで一吠え! 

【7回表】に新「勝利の方程式」『D』ダーウィン・クビアンが崩れ、「4対2」にされたが、【8回裏】3番シーツが左中間フェンス直撃(2塁打)5番・今岡のセンターフェンス直撃(3塁打)で追加点。6番・浜中治がセンターに打ち上げて(犠牲フライ)2点目。レフト前ヒットで出塁した7番・鳥谷敬を8番・矢野輝弘が右中間を深々と破って返して、「7対2」。ここで、もはや“お祭り”ムード。

【8回表】は藤川球児、【9回表】は5点差で予定通りにクローザー久保田智之を投入して、交流戦の初戦を勝利した。これで昨年の日本シリーズの雪辱。これくらいで昨年の「悔しさ」も歴史的史実(4連敗)も消えないが、まずは緒戦を取った。今日も勝って、相手に思い知らせたかったところだが、雨が心配。雨だけが心配だったが、雨天中止……残念!

交流戦“開幕”!今岡 復活弾 (デイリースポーツ)