豚汁

豚汁のポイント
・始めにゴマ油で肉にしっかり焼き色をつける
野菜も油分でコーティングする

・野菜はたくさんの種類を入れる
いろいろな野菜の味かミックスされ味に深みがでる
＝残り野菜の整理になる
(里芋、ごぼう、いんげん、玉葱、にんじん、椎茸、エリンギ、白菜など)

・味噌は二回に分けて入れる
一度目は野菜が柔らかくなってすぐに半量
（具に味噌味を染み込ませる分）
弱火で10分煮込んだら

二度目は豆腐をいれて最後に香分の味噌
二度目をいれたら火はすぐとめる

・最後に香とコク出しのため少量のゴマ油をおとす

薬味のネギと七味をたっぷり

豚肉・・甘・平、脾胃腎経、陰補・気補・増血
人参・・甘・平、肺脾経、脾UP、目
里芋・・甘・辛、平、肝脾大腸胃経、滋養強壮、消化便通UP、水分代謝、腫瘍
蓮根・・甘・寒、心脾胃経、生津止渇、清熱潤肺、健脾開胃
ゴボウ・・苦・寒、肺心肝経、清熱解毒風邪分散、喉
椎茸・・甘・平、脾胃経、ふ正補虚、健脾、解毒、理気
ネギ・・辛・温、肺胃経、発汗、散寒、通陽、解毒
七味・・辛・熱、心脾経、温中散寒、開胃除湿、消化回復

☆秋の薬膳☆

乾燥対策・・甘酸っぱいもの→津液増やす・・ザクロ、アンズ、ブドウ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミカン、レモン
肺を潤す・・大根、山芋、梨、ギンナン、イチジク、蜂蜜、豚肉

熱を冷ます・・梨、柿、柚子、菊花（寒性）

燥邪をとる・・辛みは、肺に働き邪気取り除き風邪予防!体を温める薬味良い！
　　　　　　　ネギ、生姜、コショウ、タマネギ、ニンニク

　　　　　　　激辛食べ過ぎは乾燥進みNG！
　　　　　　　激辛、酒、焼き煎り料理には、甘みをプラス

☆参考☆

○「酸味」は「肝経」に入りやすいので適量な酸味は肝を養うことができる。

○「苦味」は「心経」に入りやすいので、夏に心（しん; 心臓の意）の働きが活発
　　　　　　　　　な時に摂取し心の熱を取除くと良い。

○「甘味」は「脾経」に入りやすい。したがって、適量な甘味は脾を養う。
　
○「辛味」は「肺経」に入りやすい。適量な辛味は、肺の働きを助けて風邪の予防
　　　　　　　　　をすることができる。

○「鹹味」は「腎経」に入りやすいので、適量な鹹味は腎を養う。