12月7日~12月21日
前回の小雪では降らなかった平野にも,雪が降り始めるという節気です。
今年は暖冬の噂。まだ雪はあまり降っていないようですね。
とはいっても,雨が降ったりすると,太陽パワーが届かなくなり,
ぐっと冷え込む日も増えました。
耳あたためのススメ
冬になると,毎年お伝えする,「耳のケア」。
冬にキーになる臓器「腎臓」と「耳」はとっても深い関係があります。
冬の寒さを快適に過ご . . . 本文を読む
風寒犯肺(咳・喘息(ぜんそく)・鼻づまり・薄く白い痰と鼻水を呈する)/
水飲による喘息治療の代表方剤
【適応症】鼻炎、鼻水、うすい水様のたんを伴う咳、気管支炎、気管支喘息、
アレルギー性鼻炎、感冒、腎臓病、腎炎、ネフローゼ、鼻汁の多い鼻炎、急性の
浮腫、喘息性気管支炎、百日咳、肺炎、湿性胸膜炎、急性腎炎、結膜炎、
関節炎、湿疹、蕁麻疹、胃酸過多症、唾液分泌過多症、涙嚢炎、水疱、くしゃみ
頻発。
. . . 本文を読む
肺気陰虚(乾性咳を伴う慢性気管支炎・喘息(ぜんそく))/肺陰虚/胃陰虚
【適応症】痰の切れにくい咳、慢性気管支炎、気管支拡張症、気管支喘息、胸部
疾患の咳嗽、妊娠咳嗽、百日咳、嗄声、咽頭炎、肺炎の解熱後の咳、くしゃみ
痰がからまる咳に!
●のどがカサカサして渇き、咳込んで、時に少量の粘い痰の出る人。気道に潤い
がなく乾燥して、口も渇く。喀痰困難で顔面は紅潮するが汗をかかず、激しい咳
や喘咳のあ . . . 本文を読む
日本は湿潤な風土の上に、脾湿が内生しやすい食生活環境にあるので、潤燥法
が必要なときにも、常に挟湿や脾運に対する配慮が必要である。
また、これとは逆に燥湿・袪痰・行気・解鬱などを必要とするとき、大量の
燥性の薬物中に一味の潤燥薬「麦門冬」を配合する意義は大きい。
柴朴湯や半夏厚朴湯に麦門冬一味を加える必要性を示唆した拙文を、ちょうど
二十三年前の『和漢薬』誌340号に「中草薬 . . . 本文を読む
体の弱った機能をおぎなう漢方薬です。おもに、足腰の痛みや排尿異常などに
用います。
作用
【働き】
牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)という方剤です。体力をつけ、また、水分の
循環をよくする作用があります。ことに、足腰や泌尿生殖器など下半身の衰え
に最適です。
一般的に高齢の人に用いることが多く、体力が低下し、顔色もすぐれず、冷え
をともなうときに向きます。「臍下不仁(さいかふじん)」とい . . . 本文を読む
玄米 1合
水 5cup
昆布 5cm各2~3枚
梅干し 1個
1 玄米をフライパンで乾煎りする。
弱火から中火くらいの火加減で20〜30分くらいかけてゆっくり炒る。
2 厚めの鍋に炒った玄米、水、昆布,梅干しを入れて,強火にかける。
沸騰したら弱火にして,30分位煮る。
3 それを漉して,スープの出来上がり。
★炒り玄米は作り置きしておくと便利です。
★私は . . . 本文を読む
◎相生作用
そこで相生作用により、肝、胆がよくなると「心」、「小腸」がよくなり、心、
小腸がよくなると「脾」と「胃」がよくなり。脾と胃がよくなると「肺」、
「大腸」がよくなる。
肺、大腸がよくなると「腎」と「膀胱」がよくなり。腎、膀胱がよくなると「肝」、「胆」がよくなる。これは五行の我々の肉体における相生作用で
あります。
◎相剋作用
相剋となりますと、木剋土ですから、肝、胆を悪くすると . . . 本文を読む
食べやすい大きさに切った、レンコン・ごぼう・山芋・かぼちゃ・かぶにオイル
を少しかけてオーブンで焼いて熱々のうちにマリネにしました。
☆マリネ液☆
味噌:大匙1
オリーブオイル:大匙1
バルサミコ酢:小匙1
米酢:小匙1
マスタード小匙1
砂糖一つまみ。
普段は煮物で登場する事が多い野菜ですが、「洋風酢味噌和え」風なお味です。
ほとんどの野菜が脾・胃(消化器系です)に優しく、食物繊維も豊富な . . . 本文を読む
1、「纏振り」(自律神経活性化体操)下段と上段。
足を肩幅に開いて、①、体を左に振って右足のかかとを見る。②、体を右に
振って左足のかかとを見る。③、①~③を1回と数えて50回繰り返す。
続いて、両手を肩の高さにあげ、④、体を左に振って、腰(90度)・肩
(180度)・頭(225度)を意識しながら、目線を270度水平移動する。
⑤、体を右に振って、腰(90度)・肩(180度)・頭(225 . . . 本文を読む
ビタミンCは、水に溶けやすく熱に弱い性質があります。そのため、とても壊れ
やすく、野菜などをしっかり食べているつもりでも、実際は足りていないことも。
上手に補給するには、ビタミンCが壊れにくい調理法を選ぶのがポイント!
たとえば・・、サラダにするときは水にさらしたり作り置きしない、炒め物に
するときは細かく切って加熱時間を短縮する、ボイルせずに電子レンジを使う
など。なるべく水やお湯に浸けずに、手 . . . 本文を読む
必須アミノ酸の種類と働きここでは、9種類の必須アミノ酸についてそれぞれ
の作用およびそれらを多く含有している食品をピックアップします。
必須アミノ酸・・効果効能・・ 食材
①イソロイシン 成長促進・筋肉強化・神経機能、肝機能向上 牛肉、鶏肉、鮭、牛 乳、チーズ
②ロイシン 肝機能向上 牛肉、レバー、ハム、牛乳、チーズ
③リジン 体の組織修復 魚介類、レバー、卵、牛乳、大豆
④メチ . . . 本文を読む
腎臓、副腎、膀胱、尿道はお互いに助け合って働いており、こ
れらを腎臓系と言います。腎臓の働きは身体に必要な物は残し
て、不必要な物は尿として排泄をします。腎臓がうまく働かな
いと、体内に不必要な水分が残り、色々と病気の原因になりま
す。
近代医学では未だ腎臓病に効果のある薬剤は無いと言われてい
ます。腎臓病は慢性化してしまうと回復がとても難しく、早期
発見をして慢性化しない内に治す事が大切です。 . . . 本文を読む
腰痛の弁証には、まず表裏、虚実、寒熱を見分けること。外邪を受けたものは
表症と実症が多い。そして発症が急である。治療原則はきょ邪通経、寒湿と湿熱
による分別をして施治する。腎精虧損による者は、裏症と虚症が多く慢性的な
反復発作が多い。
治療原則は補腎益気である。外邪が身体の中に滞り、腎気を損傷し実症と虚症
が混在する状態になる。腎気が久虧して、衛陽不足、その上外邪を受け、虚症
に実症が混在する状 . . . 本文を読む
お正月のお酒といえばまずはお屠蘇ですが、正月に飲むお酒=お屠蘇は間違い。
ちゃんと「お屠蘇」という飲み物があるのです。屠蘇(とそ)とは、一年間の
邪気を払い無病息災、長寿を願って正月に飲む薬酒です。
「屠蘇散(とそさん)」という生薬をお酒に浸したものがいわゆる「お屠蘇」です。
正月の屠蘇は屠蘇散の袋を井戸に吊し、それを元旦の朝に引き上げて酒で振り
出し、一家で健康のために飲んで祝う伝統行事です . . . 本文を読む