ぼちぼちいこか。一緒に歩こう!

LDとアスペルガーのボーダーの息子と共に歩いている母の日記

ケース変更

2009年10月14日 | 仕事のこと
ケアマネの持てる担当件数は決まっているので人数調整が必要。新規の依頼が来てもお断りすることになる。それでも状況によっては無理をして受けている。今回ケアマネの間で人数調整することになって、ほかのケアマネの担当している方を私が受け持つことになった。ホントはそうしなくていい方法があったんだけどあえて、ケース変更・・・することになった。
 途中からケアマネが変わること、私はあまりいいと思わない。変わることで違う視点でかかわっていけるのでいい面もあると言うけれど、利用者さんはどうなんだろう。ケアマネの仕事は生活を支援するので、かなりプライベートなことまで教えてもらっている。ケアマネとは言え赤の他人。利用者さんも家族もかなりの覚悟で私たちを受け入れ、かかわっていく中で少しずつ信頼関係ができていくのに、こちらの都合でケアマネ変更なんて、私だったら「何故?」って思っちゃう。何か自分たちが失礼な事をしたのかと勘ぐり、捨てられたように思うことだってあると思う。新しいケアマネと一から関係を作って行くのだってエネルギーがいる。だいたい今度のケアマネは大丈夫かいな~?って不安になるはず。自分の生活でさえ不安なのに・・・。
 人数調整の為に、簡単にケースを変更すれば良いと言う。ケースって何なんだろう?ケースって言葉は、利用者さんが人であることを忘れさせてしまう。ケースって言葉は利用者さんが人で、人には心があって、この仕事は対人援助の仕事だってこと忘れさせてしまう気がする。本当はとても重いことなのに・・・。 
 利用者さんにしてみれば・・・。って視点はないのかしら?心が置き去りだよ。
 でも、対人援助とか言っても、経営側からすると良い援助なんか関係なく件数でしか評価なし!たくさん件数こなすケアマネが優秀!?これがケアマネの厳しい現実ですね。他の事業所は違うのかなあ~?