ぼちぼちいこか。一緒に歩こう!

LDとアスペルガーのボーダーの息子と共に歩いている母の日記

「勉強しなさい」(><)

2009年10月09日 | 子供のこと
子供たちはもうすぐテスト。だと言うのに、学校で放課後2時間勉強したからあと1時間やればいいと思っている息子は、食後もいつまでたってもソファーでTV見てる。
 昨日、進路についてランクを下げないと言い張っていたのに、なんじゃい!!
今のままでは100%無理で頑張るにはもう遅い。これが、どんなに息子をひいき目に見ても厳しい今の現実。
 私たち夫婦は息子の特性のことも、将来なりたい職業のことも考え、あまり無理をしてレベルを上げて、入ってからアップアップするのもどうかと思っている。が、何故だか行きたい高校を見つけ体験入学し、益々気に入ってしまった息子。確かに将来やりたいことに通じているけれど、いかにせん今のままでは・・・。
 LDがあって、処理能力が遅いのが、息子の特徴。でも、ゆっくりやれば理解はできる。中学に入って内容も進み方も早くなり、成績は下がり続けもう後ろは数えるほど・・・。
 絶望的な状況で、いろいろな助けがあって、信頼できる先生に出会えて、やっと変わろうと思えるようになった息子。一年前のことを思えば本当に言うことなしに頑張っている。塾の先生は「お母さん、勉強しろと言わないでいてあげて下さいね。こういう子たちは机に向かうだけでもすごいエネルギーがいるんですから。」と言う。私も受験が迫っていなければ、まだ2年生なら、先生の言うようにできる。塾ではゆっくりと心理半分、勉強半分で心のケアをしながらやっていきます。と言われた時は私の希望通りでびっくりしたくらい。
 でも、タイムリミットのある受験、言わずにはおれないこの言葉「勉強しなさい!」あ~ぁ~また言っちゃたよ。(><)
 でも、1年前ならこんなことでも怒っていじけて結局勉強どころではなかったのに、この後「はぁ~10時からやろうと思ってたのに!!」とプンプンしながら勉強しに行き、まじめにやっていた。更に終わってから「さっきはTV見てなかなか勉強しなくてすいませんでした」なんて言ってくるのでもう怒れなくなる。
 この、「怒っても自分をコントロールできる」ようになったところがすごいことで、さっきまでめっちゃ怒れていたはずなのに、すごい成長だなあ~なんて逆に感動してたりする。親ばか!
 ホント受験がなきゃいいのに・・・と思ってしまう。