ぼちぼちいこか。一緒に歩こう!

LDとアスペルガーのボーダーの息子と共に歩いている母の日記

忘れないよ!

2012年08月31日 | 仕事のこと
7月に担当して、退院することなく逝ってしまった利用者さん
お母さんから連絡があり、49日やお寺が決まったよ、と教えてくれた。
もう、そんなに日が経ってしまったんだ。
電話をくれたお母さんは喋りだしたとたん涙々・・・だった。

そうだよね、そうだよね、お母さんだもの
娘が先に逝ってしまったんだもん!
いっぱい泣いていいよ!
何回だって泣けるのが、当たり前だよね。

今朝、彼女に送った真夏らしい写メの、その撮影した場所を見上げて気づいた
もう、空はあの空じゃない!ちゃんと季節は流れてたんだ!
毎日があっという間に過ぎていく
毎日彼女を思い出すわけじゃない。
だけど、通勤途中で彼女の入院していた病院を見る度
あの頃の事がよみがえる
卵巣がんの友達の事考える度、彼女を感じる・・・

がんの患者さんの心の葛藤の中で
「自分が死んだらみんなに忘れられてしまう」という哀しさがあるんだそう
でも、そんなことないよ
何度も思い出すし、後悔するし、
懐かしくて泣ける
思い出の場所へ行けば、その時の事がよみがえるし
季節や流行りの歌、一緒に過ごした時のいろいろ・・・

最後の日々にくれたメッセージは
ずっと私のなかに生き続けていくよ!!


『家守綺譚』

2012年08月30日 | 本のこと(読み聞かせ)
まだまだ、残暑が厳しい毎日・・・
夏になると、思い出し読み返したくなる本が
梨木香歩さんの『家守綺譚』
サルスベリのちょっと濃いピンクの花が
夏の溶けそうな日射しでへばってる私を
癒してくれる!
真夏に咲き続ける花が、枝を揺らして
「がんばれ~~!」「おーいおーい!ここだよ~!」
って花房を可愛く振って、応援してくれる!
そう感じるのは、このお話しを読んだから!

サルスベリがその家に住むことになった主人公に恋をする・・・
そんなありえないこと!が、まるで普通・・・
それが、梨木香歩さんの世界!

亡くなった友達が、掛け軸の絵の中に現れて主人公に教える
庭のサルスベリに惚れられていると。
驚きつつも、普通に受け入れる。
サルスベリのかわいい恋心。
木にも感情がある。花にも、庭の草木にも。
それが、共存している世界が、普通に展開していくストーリー!
カッパが庭の池に流れ着いたり・・・不思議ワールドがいっぱい
自然の中で、人間がその一部で、あの世もこの世も、当たり前にあって
共存している。

古い家と庭の草木、池、お寺の和尚も隣のおばさんもカッパも同じ世界で
普通に当たり前に共存している
梨木ワールドなこの本、私の中ではNo.1の一冊
そして、暑い夏、サルスベリが私にも手を振ってくれる!
花が咲かないとなかなか見つけられないサルスベリ!
でも、今の時期は、街路樹や庭の垣根の上やから
可愛らしくやさしいサルスベリが、手を振ってくれてるよ!




私が腹をくくらなきゃ・・・なのに・・・。

2012年08月27日 | 日記
きっと、簡単なことじゃない。
でも、やらなきゃ結果は見えてる。
それも、なるべく早く!!

そういう事をどうやって伝えるか、伝えるべきじゃないのか。
このところずっと悩んでた。
悪い情報や、悪い未来を肯定して受け入れなければ
先には進めない?
もし、ごまかしながら進めても、ダメな気がする。
なんと言うか『腹をくくる』的な気持ちが必要なんじゃないかと。
でも、言いあぐねて1ヶ月以上。
先月がんで亡くなった彼女が、言わなきゃ!と背中を押すんだ。
生きてて欲しいでしょ。あとから気付いても間に合わないよって。

ジェムザールが効いてないらしい。数値が上昇してる。
どうする?
まだ爆発的な上昇じゃない。
もう、腹をくくらなきゃ!
そう、まず私が。
会いに行こうか!?
あーなんかいろいろ、いろいろ考えてしまって
動けない~。
大切な人だから尚更動けない~。

主治医意見書、指示書・・・誰が書くの?

2012年08月23日 | 仕事のこと
疲れたよ
ていうか、なんだか訳分からん
ここ最近、主治医がらみで病院とのやり取りが2件たて手続けであった

一つ目は、整形的な病気で入院し、そのままその病院のデイケアを利用
だから、デイケアの利用は整形の医師が指示を出している
その方が、PT・OTとの連携も取れるので、あえてその医師にしている
介護保険の主治医もその医師
でも、他にも慢性疾患があり内科の開業医にも受診している
リハビリのおかげか、痛みも歩行力も改善している
とてもいい事なんだけど、今回介護保険の更新で主治医意見書をお願いしたら
もう、整形的には問題ない。受診の必要がない、と。
そして、そう言うことなので主治医意見書は書けないと
実は、整形への受診をあまりしていなかったので、
骨粗鬆症もあるので今後は定期的に受診をしていきましょう!!て事になって
わざわざ受診してもらったのに・・・

もう月半ばで、今から内科の開業医に意見書を依頼するなら急がないといけない!
でも、変でしょ!?
なんで、ちゃんと受診して、これからもデイケアを利用していきたいのに
病気が改善して、デイケアを止めたりしたら
あっという間に認知が進み、下肢筋力の低下も進んでしまう・・・
骨粗鬆症の事も診て欲しい・・・
でも、もう受診しなくていいと言い、だから主治医意見書は書けないという

なんで、こうなるのか分からない
だいたい、意見書記入の為にちゃんと受診してくれと言ったのは病院事務のほうだ
デイケアを継続したい意向も知っているはず
それなのに、投げ捨てるような・・・
患者の意思は尊重されないのかい??

ここの病院、入院中からデイケアを半強制的に利用させるところがある
で、その理由は、「主治医とPT・OTがきちんと連携をとれるから!」
なのに、その情報はどこへ行ったの?
まだまだ、症状があることでADLは改善していても、違和感があり本人は動きたくない
意欲が全くない。家ではホントに何もしない。
だからデイケアが必要。
PTもOTも知ってるよ、そんな事。
その情報は先生へ届かないんだ

そんな訳で、病院事務に電話
ちょっと、脅して(?)再度医師に確認して頂いた
で、そのお返事
「今回は意見書書きますが、受診の必要がないので次回は書けない
デイケア利用の指示は内科の医師の書いてもらえばいい」

そっか、そっか~
退院後の利用は短期集中リハ加算がもらえるから欲しいんだ、
それを過ぎたら、どっちでもいいよって事なんだ。
単価がぐっと下がるからね~
やっぱお金ですか・・・
とは聞けず、とりあえず今回の意見書は書いてもらえるから
良しとしないといけないってことか~



感動をありがと~~~う(^O^)/

2012年08月20日 | 日記
遅ればせながら、ロンドンオリンピックの感想

毎回このシーンを見ると、ただただ泣けてしまうのが
女子卓球のシンガポールに勝って決勝進出を決めたシーン
娘が卓球をやっている事もあって、愛ちゃんだけでなく、石川佳純選手も
平野選手もずっと見てきているので、思い入れが違う
あまり騒がれないけど、平野選手だってずっと卓球女子を引っ張ってきたスーパースターだ
だから、この3人がこんな風にチームになって心を一つにして
強敵に向かい、そして心をつなぎ、勝った
大先輩の平野選手に抱きつく佳純ちゃん、二人を見つめながら涙を流す愛ちゃん
本当に、すごく、ただただうれしいしホッとしたし、三人三様かわいい
チームだからこそ出せたパワーおめでとう

今回すごく感じたのがチームとしての個の力、個の力を引き出すチーム力
特に大好きだったのが、競泳チーム
あの、円陣も最高だったけど、やっぱり選手たちのコメント
強さとさわやかさと明るさ、その真ん中にあるのは絆
入江選手のコメント
「競泳は8日間において、27人で一つのリレーをしているようなものなので
最後の男子リレー自由形の選手がタッチするまで
27人の選手のリレーは終わらないです」
このコメントが全てなんだと思う。すごくよかった

競泳がこのチーム力を戦略としていたそうなので、結果はしっかり出たんだ。
チームのメンバーにそれぞれ役割がある。それぞれの役割をもったメンバーが
お互い補完し合い最大限の力を発揮させる。そういうことを戦略として取り組んでいたんだ。

で、比較してしまうのが、柔道の選手たちの試合後のコメント
「金メダルしか考えていなかった」「メダルが欲しい、何でもいいから欲しかった」
こんな言葉がやけに印象に残っている。
金をとって当たり前のプレッシャー。
悔し涙のこの選手たち、なんだか見ていて悲壮な感じで、楽しかったのかな~?

苦しい練習をしてきたはず、誰よりも頑張ってきたのだから
だからこそ最後は自分の為に楽しんで欲しかったな。
お家芸とか、金をとって当たり前とか、もう、捨てた方がいいんじゃないかな?
でも、一本取っていく柔道は捨てないで欲しい。
きっと、世界の柔道が変わっても、日本の柔道で再生する事ができると、私は思うんだよね。
頑張って欲しいな~

まだまだ、沢山の選手の姿に感動いっぱいもらった~
やっぱり「人と人とのつながり」「支え合っているって実感し感謝すること」
最後は「自分を信じて楽しむ事」そんな姿に感動するし
オリンピックの女神もそんな人に微笑むんじゃないかな~と・・・
ほんとにありがと~う