ぼちぼちいこか。一緒に歩こう!

LDとアスペルガーのボーダーの息子と共に歩いている母の日記

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夢のよう・・・!!

2012年11月27日 | 仕事のこと
最近担当した方で、いろいろな病気がありつつもデイサービスを利用開始した方。
命の危険もあり、入退院を繰り返す日々に、外出もままならず寝たり起きたりの日々。
少し体調が安定したので、入浴目的でデイサービスを利用することに。
ご家族からは、最近物忘れが気になり心配・・・との言葉も聞かれた。
体調の事も心配で、デイ受け入れに当たっても慎重に会議で対応を話し合った。
こんなに心配したデイサービス初回利用はなかなか無かったように思う。

私がはじめて会った時は、今にも崩れ落ちそうなほど痩せた身体と生気のない表情だった
でも初日、デイの為に洋服を選び、ほんのりお化粧をして来られたので、別人かと思った。
でも、なんて上品でかわいらしいんでしょう!!
緊張した表情で座っている・・・いろいろな個性を持った利用者さんが来ているので
きっとカルチャーショックだったに違いなく
もしかしたら他のデイを希望されるかもしれない。
その方がいいのかもしれないし、他のデイも紹介しよう・・・と思って様子を伺ったら
「一日がどんなふうに流れるのか分からず、ドキドキしていた。
でも、食事もおいしくて、みんな優しくて、楽しかった。」
それでも、もしかしたら、遠慮してるのかも・・・といつも心配していた。
少しずつ表情が柔らかくなって、冗談まで出るようになったけど、ホントは大丈夫かなと心配・・・


でも先日デイの職員にこんな話をしてくれたそう。
病気になり何度も入院していたら、いつの間にか回覧版も飛ばされるようになり
自宅前の通学路を通る子供達の声さえうるさく感じるほど、疎外感を感じるようになっていた。
外に出る体力もないし、毎日何もすることがないし寝てばかりの生活。
デイサービスを利用することになった時、どんな所に連れて行かれるんだろう・・・と不安で・・・
まさかこんな所とは夢々思わなかった。
みんな優しいし、お風呂に入ると少し横になって下さいって声をかけてくれる
起きてくると温かいご飯ができてる!
みんなが気にかけてくれている、声をかけてくれる・・・
すごく嬉しい。自分にも行く所がある、待っていてくれる人がいる!
それが嬉しいのデイサービスがこんなところだとは夢にも思わなかった
だから今、夢のよう・・・

この言葉を聴いて、嬉しくて泣けて、
そしてこの方のそれまでの闘病の苦しさと孤独の深さを想って泣けて
きっと、私達には想像もつかないほどいろんな経験をして、で今この人はここにいるのだ

今、あんなにふらふらしていた歩行がしっかりしてきて、
ほとんど食べないと言われた食事をデイではいつも完食(少なめだけど)
外出行事に参加し、すっごい素敵な笑顔でカメラに微笑んでくれている
こんな普通の事がこの人の力になってる
でも、これが生きてるって事なんだと思う

どこかに所属し誰かとつながっている、必要とされている

厳しい現実は、それ程長くこのささやかな時間を続けさせてくれないだろうと思う
でも、少しでも長く夢のような時間が続きますように



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映画『のぼうの城』

2012年11月26日 | 日記
これだけは観たい!!っと思いながらなかなか行けないうちに
上映が終わってしまったって事は何度もある。
でも、のぼうだけは、あの戦闘シーンをどう描くのか・・・絶対映画館で!!っと
ちょっと無理無理で行ってきました。

私の中ののぼう様はもっとでっかくてボーっとしてる感じのウドちゃんみたいな人
だったけど、そういう意味では元から違っている別物の物語と思えばOK!?
すご~く楽しみにしていた戦術は、ん~➘良くもあり普通でもあり
しょっと不消化・・・
レッドクリフがカッコいい武士の戦術なら、のぼうの城は庶民の戦術って感じか?
でも、絶体絶命の状況でも何とかしたいと思うことが、これだけのことがでいきるって事
そして、やっぱり大切なのは人と人との信頼!!

なんかまじめに言いつつも、面白かった、笑った!!
これでいいのだ
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人生に一番大切なもの

2012年11月20日 | 日記
人は病気になっていろいろな物を失っていく。
社会の中で生きていたその場所、地位、収入、そこでの人間関係
自由に出掛けて行く事、友達と会うこと、食事や買い物、旅行や映画を楽しむこと
自由に何でも食べれること、おしゃれすること・・・
容赦なく奪い取られていく・・・
長く歩けなくなる、お風呂に入れなくなる、話すのが大変になる・・・
一人の人間として自立してできたことができなくなる
何をするのにも誰かの助けが必要になる、歩けなくなる、
一日中ベッドでの生活、訪ねてくる人が少なくなる
どんどんどんどん、残酷なほどに一つ一つはぎとられて行く

同じような経過をたどる中で、一人一人が全く違う最期を迎える
その違いは?

病気によってはぎとられてもはぎとられても
最後まであり続けるものは『愛』
家族、恋人、友達・・・いろんな形の愛情
『人と人との絆による愛情』の『愛』

最期の時、あたたかい感謝と愛に包まれて亡くなる人
最後までこの病気を恨み、周りの人を責め、そして最後まで生きようとして死を受け入れられない人

人生に一番大切なもの、そして病気であっても、命え奪っていく病気であっても奪えないもの
それが『人と人との絆による愛』
亡くなるまでにどれだけ沢山の人との『絆による愛』を結べるか
死にゆく時一番必要なもの、助けになるものは『絆による愛』
それが、生きていく本当に大切なこと
生きていくことと死にゆくことは結局同じ

人生に一番大切なものは『人と人との絆による愛』
お金でも地位でも名声でもない。
それが死にゆく人にも、残される人にも、支えになる
そしてそれはずっとあり続ける
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生きていくことができない身体、生きていける身体

2012年11月18日 | 日記
最近、すごく考えてしまう
生きていくことができなくなっていくのは身体だけ
心(魂)は違うのに、身体がそれを許さない・・・
身体が心にお構いなくどんどん先に行ってしまう!
ついていけない心・・・
そんな心に無理矢理、現実を思い知らせる身体の変化
痛み、怠さ、吐き気、食事が摂れない、息苦しい、腹水・・・
自分の身体はもう、生きていくことができなくなっているんだと・・・

健康で生きている、生き続けることができる身体
生きてゆくことができない身体
ただその違いだけなのに・・・
魂はどこに行くんだろう・・・

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二人の思い、迷いに寄り添うことに

2012年11月13日 | 日記
腹水を抜く事になったので、病院に一泊の入院。
今までなんとか我慢してきた我慢強い彼女だったけど
張りによる不快感がひどくなり、今日病院に連絡。
食事が少ししか摂れず、食べ過ぎると吐いてしまうそうだ。
週末はごろごろしていたらしい・・・

報告をくれたご主人の声が沈んでいるので状況がよくないのがよく分かる
彼女は今、抗がん剤の治療はしたくないと言っている
今の状況で苦しい抗がん剤の治療はやりたくないと・・・
そのことで、動揺しているご主人・・・
この先どういう治療があるのか探したいと言っている
私にも良い情報があったら教えて欲しいと。

いろんな思いがあってみんな気持ちが揺らいでいる
でれも間違いじゃないし、どれもその人の気持ちなんだ
生きたい、すごく生きたい、苦しい治療はしたくない
生きて欲しい、苦しめたくない、諦めたくない

腹水という身体の変化がそれぞれにいろんな変化を与えている
今まで頑張れていたことができない、したくない気持ち
それを受け止めきれない気持ち、大切な人だもの!

でも、思った。
私はこの二人にとって医療従事者じゃない
二人に現実とその先のことを考えるように促すのは医療従事者だ
だから、私はこの二人の思い、迷いに寄り添うことに決めた
それが間違っていると、たいていの医療従事者が思ったとしても
それでも、大切なのは二人が後悔しないことだ
医療従事者がこう過ごして欲しい・・・と思う選択が後悔のない生活とは限らない
最後まで迷って、迷ったままであったとしても、
二人がそれで後悔しないなら、生ききったと思えるなら、それでいいんだ
考えて考えて、苦しみ抜いて決めたことが唯一尊い事なんだ!
私がそうする事を、きっと二人も望んでいるように思う
そう決めた
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