ぼちぼちいこか。一緒に歩こう!

LDとアスペルガーのボーダーの息子と共に歩いている母の日記

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迷いながら・・・

2010年09月29日 | 仕事のこと
肺炎で入院した利用者さんの所へ行く途中で、他の利用者さんに遭遇
受診は知っていたけど、総合病院でピンポイントで出会う確率は低いはず!
で、驚いていたら、もう一人、利用者さんのご家族と遭遇
今緊急入院したと言う

ターミナルの方で、ぎりぎりまで自宅にいたいと言う思いに答え
娘さんが自宅で介護していた。
福祉用具のレンタルのみで、往診医も断り長年通っていた開業医に通い
訪問看護も介護も頼まず・・・
こんなんで大丈夫かな?と心配していたけれど、この自然な形がきっといいのだと
だんだん分かってきた。
娘さんご夫婦、その子供世帯、離れて暮らす兄弟がそれぞれに助け合い
介護してきた。
つい最近まで、体調のいい時には、大好きなドライブに行き
普通の物がほとんど食べれなかったのに、みんなと食事をして過ごしていた。
家族の中で過ごし、自然な形で最後を迎える
これが自然なのかもしれない・・・なんて改めて思ったりした。

往診を頼まない分、受診は大変だったはず。
時々、痛み止めが追い付かず、動けない程の痛みに、困惑した時もあった。

入院した時の思いをナースに聞かれ「ホッとした・・・家族に迷惑を掛けたくなかったから・・・」
そう語った・・・と娘さんが涙ぐむのでこちらも泣けてしまった。
「家にいたいの、ぎりぎりまで・・・この子に迷惑かけるけど・・・」と言って
どんなにしんどくても頑張っていたのだ。

私が会いに行くと、しわしわの素敵な笑顔で喜んでくれて
「病院で死ぬのも悪くないね。今まで娘たちに世話になって家に居れた。もう、充分」
静かに、うなずきながら自分に言い聞かせるように言った。
本当は家にいたいのだ。でも、これ以上はダメだと・・・仕方がないんだと。
あと一か月で誕生日。先生は「難しい」と言った。

娘さんは、今やっている医療処置をいつまで続けるか・・・悩んでいた。
この処置が症状を緩和しているので無理に止める必要はないと思うが
無理な延命はしたくない。先生は直ぐに結論を出すことはない、と言ってくれた。
兄弟ともいろいろ話し合うが、答えは出ない。毎日毎日気持ちが変わる。
苦しそうにしていると、もうこのままで・・・と思うが
少し元気になるともう少し・・・またどこかに連れて行ってあげたいと思ってしまう。
難しのねーとしみじみ言われた。
でも・・・。
当たり前の迷い。答えはないのだ。
迷っているうちに、あっという間に逝ってしまうことだってある。

これでお別れかもしれない、という思いの中で挨拶にいくと
ひとり言のように「うん、うん、これでいい。」
思いを問うと「娘に甘えて家にいれた。よかった・・・」
長い沈黙のあと
「でもね、あと2年くらいこんな生活してもいいかなと思ってた。ハハハッ・・・」
私を見て、いたずらっ子のような笑顔で
「でも、良くなって、もうひと花咲かせないとね
最後に明るい笑顔を見せてくれた。
私への配慮もあっただろう。でも、もう、これでいいんだと言う思いも
もう一度家に帰りたい、馴染みのデイへ行きたいって思いも
いろんな思いが、今も行ったり来たりしているんだろう。
娘さんも兄弟の方たちも、本人も、みんな思いがぐるぐる巡っている。
その核にあるのはきっと「愛」
娘さんの涙と、自分に言い聞かせるようにうなずく姿が胸に残って切ない。
いい時を過ごして欲しい。

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久々の登校

2010年09月28日 | 子供のこと
今日から、いつものように登校した息子
恐いな~とか、緊張する~とか、言いながらも早めに出掛けた。
見えない分、一日ドキドキしてしまった私
携帯の着信も気になる・・・

帰ると、息子が明るい声で「大丈夫だった!」
もともと仲の良い友達とずっと過ごしていたと言う。
多分先生の配慮もあったんだと思う。

放課後先生と話をして、これからの事話をしたらしい
いじめを受けていた子も登校したが、関わる時がなく
校外学習の時に話をしようと思うと言う。
まあ、少しづつでいいと思う。

夕方担任の先生からもTELがあり、一日の様子を話してくれた
これから、どんなことでも話して欲しいよ、って事も含めて
前向きに考え、関わっていきたいと言われる。

これからの事も心配は尽きない
でもまずは、周りの協力を受けながら、ぼちぼちやっていこう~!!
と思っている。
心配おかけしました
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光の中の影

2010年09月26日 | 子供のこと
息子の事が取りあえず解決して、安堵の放心状態の中
心の片隅にある、腑に落ちない事が引っ掛ったまま・・・
いじめをしていた子達は二人
その子達のその後がやっぱり気になる・・・
一人の子は退学処分を受け、自主退学の形をとることになったらしい
もう一人の子は、一線を超えたいじめにもかかわっていたようだが
それでもつられてやっているように思えた。
息子と同じように、これからの指導とフォローで充分変わるのではないか・・・
そう思い、そうした措置が取られるのではと期待していたので
先生の口から、その子も退学処分になると聞き、ぞっとしてしまった。
本当に厳しい
その子は処分が決まった後、息子の事を「オレ達とは違う。退学処分にはしないで」
そう言ってくれた。
そんな気持ちのある子に、それでも退学なのだと言う。
いじめられた子との関係だから学校に残すのは難しい・・・と。
いじめられた子を守るのが最優先なのだろう。

でも、その子が社会に出た時、そんな風に守ってくれる人がいるだろうか?
どんな子がいようと、それでもいじめをさせない環境を作って
いじめをしない、させない教育をして・・・心のケアをして・・・
社会に出ても踏ん張れる子たちに育てて欲しい!
いじめた子もいじめられた子も一緒にまた、過ごせるように関わるのが
教師や大人の役目じゃないのかな?
きっと、理想過ぎるんだろうけど、教育って行きつ戻りつする子供達を
それでも見捨てず、一緒に行きつ戻りつするものじゃないのかな?

いじめは理由なんかなくいけない
でも、中学の時いじめを受けていた子が、今度はいじめをする
何でだろう?この子にも何か背景があるんじゃないのかな?と思う
育ってきた環境、親子関係、家庭という囲いの中で見えない歪みが
子供を追い込んではいないのかな?
そういう視点で子供を見ただろうか?
子供は未熟だし、間違いもする。だから大人が教えるんじゃないのかな?
した事だけにスポットを当てて、背景を見ようとしなければ・・・
息子の事だって、私がそれを伝えなければ、退学処分だったのだ。

対人援助の仕事のいろははまず、その人を知る事。何に困り、何を必要としているか
どうなりたいのか、を知る為にアセスメントをするはず。
子供の人生を大きく変える処分を出す前に、そんな視点を持って欲しかった。
二人の子は、新たな進路を考えているようだったので、
今度こそ自分の居場所を見つけて欲しいって心から思う。









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2010年09月23日 | 子供のこと
あの、絶望の日、この現実を受け止めようと決心したけど
なかなか気持ちはついて行かないでいた・・・

そんな中で、学校の先生からTELがあり、私の話を受け学校の中で再度検討している。
発達の問題を含めて専門の先生などにも息子の事を相談し
その先生から、息子の今後を考えると、この処分で学校に来れない状態が続くと
学校へ行くことができなくなる可能性がある。
また、事件の状況や背景を考えると、息子がいじめている子を止めたり、加わらない選択は
難しく、その事で息子がいじめの標的になる可能性も高い。
中学時代に友達から受けて来た嫌がらせやいじめの体験のある息子は
ASの特性もあり、無意識に自己防衛したと考えられる。
この事件と学校の対応によって息子が受けた心の傷を考えると
なるべく早く、学校に戻し、友達の中に戻れるように配慮することが大事
と言うような内容だった。
先生は
自分達が間違っていればそれは謝罪して直していくのが当然のこと、
今回の事は、事件の事、息子の事、きちんと把握できていないままで判断してしまった。
もう一度、いろいろな事を確認し、今後の対処をどうするか決めたい、
10月下旬くらいには登校できるようにしたいと考えている、とのこと。


翌日先生からTEL
最終的な決定として、停学等の処分はとらず、来週から登校できるようにしたい。
その後も、それぞれの子供達に、いろいろ確認をしてくれたようで
息子は、いじめられていた子に対し、配慮する声かけをしていることや、
その子が、息子の事は学校にいても大丈夫と言ってくれた事
いじめをしていた子の一人が、息子は僕達と違う、と言ってくれた事
などなど、しっかりと確認をしてくれて
息子は、処分の対象外、というより、今回の事が発覚しなければ
息子も標的になっていた可能性がある為、被害者に近いとの判断。

学校側の対処で、息子はもちろん家族にも辛い思いをさせてしまった。
ご自宅に伺ってお詫びを兼ねて今後の事を話したい。

まさか、ここまで真摯に対応してもらえるとは思えず、逆に驚いてしまった。
でも、有り難い事。

夜、先生がみえて、息子と座り込んでいろいろ話し、来週から登校となった。
息子は、この展開を全く知らなかった為、本当に驚いていて、嬉しいけど
学校に行けないんだ、と思っていたのに、突然来週から登校することに戸惑い
ちょっと恐い・・・と言っているが、良かった~

退学処分が一変して、処分なし。
先生には、息子のASやLDの事も含め、WISCテストの資料を渡し、
今後の事を先生と話し合う事になった。

先生が帰った後、放心状態でしばらく動けなかった。
息子の心を思うとまだまだ心配だし、息子がいじめの中にいた事は確かな事。
心の弱さ、甘さ・・・課題は残ったまま。
息子の持っている特徴は変わらないのだから、これでハッピーエンドじゃない。
でも、今日はもう、そんなことは忘れて、安堵の中に浸らせて!
良かった

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どうやって過ごそうか・・・?

2010年09月23日 | 子供のこと
退学処分の話があった日、
階段を降りながら、思わず息子の手を握った。
その手を力強く握ってきた息子の事が愛おしくて涙が込み上げてきた。
あまりに厳しい展開にこの子は何を思っているのか?
「もう充分だよ。お前はこんなに悪くない・・・」と思わず言ってしまった。
息子は帰り道で、オレは大丈夫と言う。
私の気持ちを思い、平静を装っているのか。
「オレが一番いやなのは、裏切り、だからこんなの大丈夫だよ。」
息子は通い慣れた通学路をさりげなく私を誘導してくれている。
いつまでも凹んでいてはいけない。前を向かなくては。
「そうだ、この休みをどう使うか考えよう!!」
そんな話をしながらも、途方に暮れている。
自分の力ではどうにもならない事、どうしようもない事
くやしい・・・

家に帰り、普通に食事を済ませ、今我が家でブームのUNOをやった
空元気だけどいいんだ!空でも何でも元気でいないと崩れてしまいそう・・・
息子も平静を装い空元気ではしゃいでいた。キュンとなる・・・
もう、次の事を考えないと。
夜中に、主人とあれこれ考える。
介護施設でのボランティアとか、フリースクール・・・
ともかく動かないと!

表面的には普通の子と変わらない息子
なかなか持っている障害が分からない
注意深く見ていなければ気付かない。
良い事のようでいて結構厄介なこと。
でもその全てをそのまま丸ごと一緒に生きていくしかないのだ!
切り捨てたりなんてできないんだっ!学校みたいに!!
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