健康な食生活をおくるのにはあまり金がかからない。
多くの人は食事に金をかけすぎて不健康になっている。
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「好き嫌いなく、何でもよく食べる」 ということが健康な食生活における “美徳” であるかのように思われている。
しかし、食生活においていちばん大事なことは、「何を食べないか」 である。
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Man ist Was Man isst. --- Ludwig Feuerbach (1804 - 1872)
Man is what he eats. = You are what you eat.
人間はみずからが食べるところのものである。 フォイエルバッハ
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Ask a person what he eats, then you will know what he is. --- Zaurus
何を食べているかを聞けば、そのひとがわかる。
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食べ物ほど騙しやすいものは無い。これはどんなシェフも同意するだろう。
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あなたが食べたり飲んだりしているうちで、身体が本当に必要としているのはほんの一部分である。あとのほとんどは “飲食の快楽” のために口を通過している。
子供を産むためのセックスはほんの一部分である。あとのほとんどは “性の快楽” のためである。
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何でも食べる人間は、けっきょく何でも信じて受け入れる人間である。
現代において、食べ物こそいちばん疑わなくてはならないものである。
どんな情報も真に受ける人間は、自分の頭で考えない人間である。そうした人間の頭はいつも混乱している。
自分の頭で考える人間は、どの情報を摂取し、どの情報を摂取しないか厳しく吟味する。
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物事の本質をつかみ取る、するどいセンスをお持ちですね。そういった読者を持ててとても嬉しいです。
あいにく、その質問に答えることはネット上ではできません。その質問は非常にパーソナルな質問で、本名、年齢、住所に匹敵する項目です。
先日、別の記事のコメント欄で 「肉は食べないのか?」 と質問されましたが、「ご想像におまかせします」 と答えました。
或るひとが何を食べ、何を食べないのか、何を飲み、何を飲まないのかを詳細に知れば、そのひとの健康状態、健康リスクだけでなく、その人のものの考え方、価値観、知的レベル、つまり、そのひとについての大事なことのほとんどすべてがわかると思います。
Man ist, was man isst.
(Man is what he eats. )
わたしの尊敬する哲学者、Feuerbach の言葉です。