雑にゃん日記<俺ってズレてる?>

文章を書く練習で始めました。
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読書「うまくいっている人の考え方」ジェリー・ミンチントンさん著 読みました

2024-07-20 12:17:49 | 読書
この頃、小説ばかり読んでいましたので、久しぶりにビジネス書を読みました。
これ
ジェリー・ミンチントンさん著となります。

感想です。
・・・確かに良いことを書かれていると思います。
私も「そうだよねー」と思います。

ただし、この本の読者ターゲットはどこになるんでしょうか?
たぶん「そうだよね~」と思う人向けではないと思われます。
自分に自信が無いとか、指示が無いと動けないとか、自分で考えることが出来ないとか、そういう方向けの本じゃないでしょうか。
「そうだよねー」と思う人は、こういった考え方自体「自分を奮い立たせるため」に実践している内容だからこそ「そうだよね~」と思うわけです。
そうじゃない人だから事、この内容を読むと「・・・」と思うわけです。

根本的な良いことを書いていると思います。
「人と比べない」
とかね。
ただ、これは危険なことで、「人と比べない」の後には2パターンあるわけです。
1.自分の考えが全てと考え、人に押し付ける
2.自分の考えに責任を持ち、突き進む
文章にするとよくわかるのですが、「2」になるべきなんですが、大体の人は「1」に陥ります。
まあ、「1」になった時点で「人と比べている」わけですが、なぜだか「自分が上」と誤認してしまいます。
こういう人に、この本を読まれると・・・逆効果なんだろうな~と思ってしまいます。

そもそも「嫌われる勇気」と言う本で、「好きな人の前に行くと顔を赤らめてしまう女の子」の話があります。
内容は読んで欲しいのですが、一般の人には「勝手に決めるな!」とか「そんなわけあるか!」と怒りたい内容だと思います。
が、私はおじいさんの通りだと思っています。
「赤らめることが、自分にとって都合がいい事」
と言う感じです。
そうであることで、何かしらの自己満足、利益が無意識に働くのかと。

「うまくいっている人・・・」の本で、啓蒙しようとしている「自尊心を高める」というのは、現代的に言えば「自己肯定感を高める」という事なんでしょうが・・・
そもそも、自尊心が低いことで「利益」があると考えている人・・・当然無意識でしょうが・・・には、大きなお世話でしょうし、意味が分からないでしょう。

と言う風に、これを読んで欲しいステージの人より、少し上の立場から「読んで欲しい」のだと思います。
書かれている事柄は、私自身「そうだよね」と思える内容ですし、常日頃から感じていることです。
ただ、読んで欲しいステージの人から見ると「損」としか映らないのかな?と感じます。
直管的な「利益」が少ないのです。
長期間を見れば「利益」なのですが、短期では「損」になることが多いんですね。
それを「利益」にするために、他の人を卑下したり、いじめ、差別をするようになると思われるんです。

そういう人に、こういう内容は響くのかな?と思ってしまいます。
希望的には「響いて欲しい」のですが。

こういうビジネス書は難しいですね。

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