23年のWECシリーズ ルマンが終わって一週間。
触れても良いのかな。
当初の話と変わって、急な性能調整があったわけです。
そりゃないよ。。。とは思いました。
大会側は「レースを面白くするため」との事だそうです。
まあ、考えてみれば色々なスポーツ、スポーツに限らず急にルールやレギュレーションを変える事ってよくあるわけです。
特に欧米が関わる場合は。
そして、仕組まれられた人たちは、文句は言うものの・・・終わった時まで文句を言う事が、ほとんどありません。
今回のルマンも、終わった後「あのウェイトは無いよ」と文句も抗議も、あまり話に出てきていません。
トヨタも「こんなことがあるのなら、WECから撤退するぞ」と言う話も無し。
そりゃ、運営側の思うつぼですね。
文句言われなければ、何をやっても良いという文化ですから。
さて、今回の「レースを面白くする」ですが、どう思います?
「各車両のパワーを僅差にする」というと読み取ると、ちょっと違う気がします。
面白いとは何か?
それは、最も有力顧客が求めるレースを作り出す=面白く感じさせるという感じだと思います。
つまりヨーロッパの人たちが求めるのは、「勝つのはトヨタじゃないよね」って思っていることです。
ヨーロッパ内で、この性能調整についての話は、出てないんじゃないかな?
レースが面白くすると、運営に落ちてくるお金が増えるわけですから、いかにスポンサーに納得させるか。
お金を落とさせるか。
レースを面白くするのではなく、WECの運営にお金が落ちてくるかが問題なんですよ。。。きっと。
楽しませる対象が、我々が直感的に思っている対象と違うわけです。きっと。
鼻からレースでは無く、政治をやっているわけです。
トヨタがWEC撤退と言いだしても、彼らは「フェラーリやポルシェ、キャデラックがいるので、どうぞ」って、さらっと言っちゃうでしょうね。
昔の戦争でも、某国の二枚舌政治と言うのも有名ですし、平等や差別撤廃と言いながらも、アジア系やアフリカ系に対して差別が無くならないところも言わずもがなです。
株では実感することが無いですが、FXをやっていると・・・ヨーロッパ時間が始まる・・・17:00ぐらいになると、ほんとに実感します。
彼らは、大きな力(お金)を持ってすれば、一網打尽に潰せると感じてしまうぐらいの動きを見せます。
私は近づきませんけど。。。
結論ですが・・・スポーツなんですよ。
勝ち負けにこだわると、ろくなことが無い。
つまり、トヨタは「より良いクルマ作り」これを1番の目標にすればいいんです。
そして、ヨーロッパのメーカーより、もっと良い車を作る。
こうあれば良いと思いますし、日ごろからトヨタの目標として言っています。
それで良いんです。
。。。けど、モータースポーツ以外のスポーツにとっては、厳しいですよね。
ただ、彼らはスポーツはやっていないのですからしょうがない。
彼らは、お金集めをやっているわけなんですから。
GTカーのClass1規定も、平気で反故にされたわけですし。。。
やっていれば、電気だのエンジンだのって手のひら返しを繰り返す必要もなかったと思うんですけね。