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斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

大山バス停

2022-12-25 16:57:23 | バス
 ボタンを押さないとバスが来ないとして有名な対馬交通の
 大山バス停
 を訪れてみました。大山バス停は1日2往復の厳原~赤島線のみ乗り入れますが、停留所にあるボタンを押さないとバスが立ち寄らないようになっているというデマンドのようなシステムが採用されています。



 赤島線は1日2往復ですが、ボタン押しを経験するためには現地へ行かないといけないので、
 犬吠入口バス停
 で縦貫線のバスから降りて歩いて向かうことにしました。犬吠入口に着いたのが13時12分、あと1時間ほどしかありません。


 犬吠入口バス停の近くで国道から分かれる旧道を少し歩くと、
 大山入口バス停
 に到着しました。大山入口バス停は赤島線しか経由しません。縦貫線も一応音声合成はは入っているらしく、縦貫線に乗っていると、大山入口をスキップしているのを見ることが出来ます。まぁ、辺りには何も見えないし、犬吠入口とはすぐ近くにあるし・・・。


 あれ?時刻表が消えかかってよく見えない・・・。


 バス停すぐ近くに赤いランプが見えます。その赤いランプが大山バス停でボタンを押すと、赤いランプが点灯します。運転手はそれを見て、乗客がいるかどうかを判断し、ランプが付いているときに大山バス停に向かいます。ついていない時はそのまま大山入口で時間調整します。
 写真の左側にある道路を歩いて大山バス停に向かいます。


 何もない道を歩いて20分、港町が見えてきました。



 その港町の入り口に
 大山バス停
 がありました。バスはこの広いエリアでぐるっと回るんですね!さて、あのボタンは待合室の中にあるんですね!



 待合室の中に入ると、入口の辺りにボタンがありました。意外としっかりしていて驚きました。待合室も常に奇麗にしているようで、いつでも使えるような感じでした。


 というわけで、さっそくボタンを押しました。ちゃんとバスが来てくれるかなぁ・・・。



 14時3分発のバスは13時50分ごろには押さないといけないので、押してからバスが来るまで約10分ほど時間があります。というわけで、港町を歩いてみました。小さな集落ですが、のどかな感じで心が落ち着きました。こんなにいいところだったんだなと。


 そして、14時3分より少し遅れてバスがやってきました。何だかほっとした気分でした・・・。もし、バスが来なかったら犬吠入口バス停まで約30分間歩いて戻らないといけないのですから・・・。
 バスに乗り込むなり、運転手が「ランプを消したの?」と尋ねられました。どうやら、バスが来たら自動的にランプが消えるわけでもないので、自分でボタンを押して消さないといけないというアナログなシステムのようです・・・。

 こうして、大山バス停を訪れましたが、こういうデマンドシステムも悪くないなぁと感じたものです。とはいえ、やや古いシステムがまだしっかりと生きていたのも驚きです。
 以上です。

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