goo blog サービス終了のお知らせ 

斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

津久井神奈交バスの車両たち

2025-04-20 16:57:07 | バス
 神奈中では2025年4月1日付けで子会社を全て吸収し、全面的に直営化されましたが、今回はこのうちの
 津久井神奈交バス
 を取り上げてみます。津久井神奈交バスは神奈中津久井営業所の一部の路線と車両を移管する形で1999年に設立した子会社で、2017年の会社再編によって神奈川中央交通西に移管されるまで存在してた子会社です。その津久井神奈交バスは不採算路線を多く抱えていたということもあり、古参車が多いというイメージがありました。



 1989年式のエアロスターKです。設立当初は中型車だけいましたが、橋本駅~三ヶ木や相模湖駅~三ヶ木などの一部を担当するにあたって、大型車が移籍するようになりましたが、その第一陣としてやってきたものです。ポイントとしては本体では既にほぼ消えていた1989年式の車両がやってきて、最後まで活躍していたことです。しかも、このエアロKは直営の車両全てが行先表示器がLED化された中で最後まで幕のままでした。
 なので、津久井神奈交バスは古参車が多いというイメージがありました・・・。


 津久井神奈交バスにはトップドアのエアロミディもいました。神奈中にはローカル線用としてトップドアの中型車を投入していましたが、津久井神奈交バスにはそのトップドアが複数台在籍していましたが、U代までだったため、2006年までに消えたようです。


 本体から中型車が次々と移籍してきました。本体では多数在籍していた前中扉のエアロミディも普通のようにやってきて、ローカル線で活躍していました。




 担当路線の拡張や古参車の代替のために本体からKC代が移籍されてきました。ニューエアロスターだけでなく、いすゞKC-LVも来ました。津久井にはかっていすゞが在籍していましたが、津久井神奈交バスに行ったのはキュービックと富士7Eの各1台だけでした。(中型車はエルガミオを含めそれなり移籍していますが・・・)


 そして、中型車も代替が進み、KK代のエアロミディも移籍してきました。その後、PDG代のエルガミオも来ましたが、撮影していません。


 2002年式のエアロミディワンステで、津久井神奈交バスオリジナルのカラーですが、これは他の子会社から移籍してきたものです。そのエアロミディは津久井神奈交バスの最後まで活躍し、津久井神奈交バスのロゴを消した状態で神奈中西に引き継がれた後、廃車になっています。


 大型車の方も代替が進み、最晩年にはPJ代も移籍してきています。とはいえ、P代が残っていた頃を知る者としてはPJ代は違和感に感じたものです。何せ、P代が現役だった頃は神奈中にとって最新車でしたからね・・・。




 そして、津久井神奈交バスには一応、新車も投入しています。2007年にポンチョが3台投入されましたが、津久井神奈交バスとして投入した新車はこの3台だけだったようです。そのポンチョは藤野町営バスが津久井神奈交バスに引き継がれた際に投入したもので、やまなみ温泉発着路線で活躍していました。そのポンチョは会社再編で神奈中西に引き継がれたものの、路線の廃止で運命を共にしたようです。


 そして、会社再編で津久井神奈交バスが神奈中西に変わった後も、神奈中西籍の車両はつ6**になり、以前と変わらぬ路線で活躍していましたが、再編後も車両の入れ替わりが進められていました。写真はエルガミオワンステです。車両の代替が進み、中型車は全てエルガミオに切り替わってました。

>


 大型車の方も代替が進み、気づけばPJ代すら消えてPKG代がやってくるようになっていました。



 更にQKG代のMP38すら移籍するようになってきていました・・・。とはいえ、MP38の移籍は2024年末のことで、神奈中西にいたのはわずか数か月という結果に・・・。
 P代が在籍していた頃から見ると、こんだけ変わっていたことに驚いたものです。

 以上です。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5087レのEF65形 | トップ | インドネシアの日本中古電車 »
最新の画像もっと見る

バス」カテゴリの最新記事