斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

2016年統括

2016-12-29 19:03:06 | 特集
 2016年もあと少しで終わり。ということで、毎年恒例の2016年を振り返りたいと思います。
 今年は北海道新幹線開業、寝台特急「カシオペア」と急行「はまなす」の運行終了、留萌本線の一部廃止、225系増備車運行開始、新型エルガ・ブルーリボンの登場などいろんな動きがありました。というわけで、私にとって2015年を振り返りたいと思います。

 ・鉄道



 3月26日に北海道新幹線が開業し、北海道に新幹線が走るようになりました。北海道新幹線は4月に初乗車しましたが、新幹線で青函トンネルを通る事に大きな違和感を感じたものです。しかし、出足は好調のようで何よりです。そして、北海道新幹線用としてJR北海道にH5系が投入されたわけですが、E5系を北海道風にアレンジしただけに独自の雰囲気が感じられましたね。
 11月に東京から新函館北斗まで通しで乗りましたが、新幹線だけで北海道に行けるなんて時台は進化したものだと感じたものです。




 北海道新幹線開業に伴い、函館~新函館北斗間ではこだてライナーの運行開始、そして江差線の第3セクター移管により北海道いさりび鉄道の営業運転開始などと函館付近の交通体系に大きな変化が見られました。でも、733系が函館に顔を見せた事やながまれ塗色のキハ40系は特に違和感を感じたものです。





 北海道新幹線の開業に伴い、寝台特急「カシオペア」と急行「はまなす」が運行終了してしまいました。カシオペアの廃止で本州~北海道の夜行列車が無くなってしまいました。何度か乗りましたが、ゆっくりと行くこともたまにいいものだと感じていたのですが、何か名残り惜しいような気がしたものです。しかし、急行「はまなす」の廃止はそれ以上に大きかったかなと。というのは、青森~札幌間を夜行で移動できるので、効率的な行程が組めたので、重宝していました。特に上りは夜まで札幌で活動し、はまなすで移動し、朝から東北で活動開始なんても出来たのですが・・・。こればかりは仕方ありませんね・・・。
 あと、国鉄時代から続く開放寝台に乗る事も出来なくなったのも大きいかと。




 カシオペアは車両がまだ新しい事から、廃止後もツアー列車として引き続き運行されましたが、青函トンネル区間はEH800形、五稜郭以北はDF200形とJR貨物の機関車を借りての運行でした。しかし、JR貨物の機関車による旅客列車の牽引は違和感かつ新鮮に感じたものです。




 7月にわが地元に新型車両である225系100番台が走りはじめました。久しぶりの新型車両でしたが、フルカラーLEDやLED灯の採用などいろんなマイナーチェンジがあり、基本番台とは違った雰囲気が感じられました。100番台は基本番台と共通で運用されているだけに通勤時でもたまに乗っています(数日前に通勤でいつも乗っている列車に充当されていました)。



 そして、7月には阪和線に225系5100番台、12月には大阪環状線に323系が投入され、アーバンネットワークに続々と新型車両の投入が進んだ事もポイントです。特に大阪環状線への323系の投入は大きな話題になりましたね・・・。これまでは103系と201系と国鉄形車両が走っていただけに323系の投入は大阪環状線のこれまでの雰囲気を大きく変えるきっかけになるかと思います。まさに改造プロジェクトの目玉ですね・・・。もちろん、両方ともさっそく乗車しています。


 11月に(東)桂川~(函)桂川の旅を行いました。同じ駅名に向かって移動するという旅は初めてでしたが、同じ駅名を目指すということも面白いかなと思ったものです。今回の旅は新幹線を使いまくって1日で行こうというものでしたが、のんびりと行く事が多い北海道行きの中で珍しい形でしたが、たまにこれもいいなと思ったものです。
 しかし、(函)桂川は来春のダイヤ改正での廃止が発表されてしまいましたね・・・。

 ・バス


 2015年12月に発売されてばかりの新型ブルーリボンが2016年に入って各事業者に順次納車され、活躍する姿を見かけるようになりました。車体が新型エルガと同じものになり、ハイブリッドも様々な部分において改良され、バッテリーが小さくなった事がポイントですね・・・。もちろん、乗車もしました。




 4月にエルガミオとレインボーⅡがモデルチェンジし、それぞれエルガミオとレインボーとして発売され、夏ごろから各事業者に投入されるようになりました。車体そのものは新型エルガをサイズダウンしたかのような感じですが、ノンステとAMTに統一された事がポイントですね・・・。





 地元では3月に新型エルガと新型エアロスターが投入されました。京阪バスにとってそれぞれ初めてとなるタイプですが、大型ノンステも新しいタイプへ転換した事を示しているかのような感じです。これによってWタイプの代替が進み、大津生え抜きのW-1950とW-1951が大津から去ってしまったのは残念な限りです。
 そして、夏ごろから大阪地区へ新型エルガの投入が始まり、その過程で新型ブルーリボンも入り、大阪地区のほとんどの営業所に配置されました。特に門真に新型エルガが入った事はさすがに驚きました。また、日野の社番が何気なく3300を突破していますね・・・。



 4月に近江鉄道バスが連接バスを導入し、南草津駅~立命館大学間にて運行を開始しました。全国的に投入が進んでいる連接バスですが、まさか滋賀県に入るとは驚きです。しかも、地元から2駅目ですからね・・・。







 今年も多数の貸切に参加させていただきました。昨年は関鉄グループばかりでしたが、今年は関鉄以外の事業者の貸切にも参加させていただき、更に貸切事業者の貸切にもお誘いを頂き参加させていただきました。企画内容もいろんな試みが感じされ、色々と楽しませていただきました。
 3月に真壁観光の日野RV&関鉄1706TK、4月に1989MK、5月に1608SW、8月にさくら自動車&吉野交通、9月に1732YT、9月に茨城交通ユローツアー、10月にJRバス関東M527-97305と参加しました。尚、それ以外に7月に某事業者の貸切にも参加させていただいております(主催者様の意向により非公開とさせて頂いております)。






 離島めぐりでは5月と9月に江田島、8月に礼文島と利尻島、9月に対馬と壱岐に行ってきました。江田島は初訪問ですが、それ以外は2度目の訪問です。江田島では元呉市交通局の車両が塗色そのままで活躍しているのを見る事が出来ました。礼文島と利尻島では元東急バスの車両の直接投入が進められ、前回訪問時とは大きく変わっていました。対馬では新型エルガも入り、少しずつ変化を見せていました。それだけでなく、比田勝や仁位にも足を運んできました。







 もちろん、本土でもこれまで行った事のないところにも積極的に足を運んできました。8月では北海道の各地を回り、羽幌、滝上、白糠などまだ行った事のないところにも行ってきました。他に掛田(福島)、加世田・知覧・指宿(鹿児島)なども足を運んできました。それぞれの独特の雰囲気も感じる事が出来ました。

 2016年も例年通り活動が出来ました。果たして、2017年はどうなんでしょうね・・・。
 2017年も拙HP及び、拙ブログをよろしくお願いいたします。それではよいお年を!

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3 コメント

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2016年を振り返る (ももいわそう)
2017-01-01 00:23:34
北海道ネタに限定して書いていきます。
相次ぐ台風被害による後遺症が影を落としています、石勝線は約4ヶ月ぶりに運転を再開したものの、日勝峠の全面的な復旧は秋頃とか。JR北海道の廃線の意思表示を出したこともトピックになるだろう。
道北にも大雨被害は報告されて平成26年の時の再来か?と心配したものの、稚内行きの飛行機はなんとか飛んでくれて稚内滞在中に天気が持ち直して利尻・礼文ゆきとなった。宗谷バスのツイッターによると、新しい桃岩トンネルが開通したとのこと。礼文島では長尺のワンステップの、利尻島では島内一周にノンステップの車両には驚いた。
北海道新幹線の開通ですが函館市への観光客が過去最高を記録とはいうものの、人口の増加の施策や企業の誘致など北海道がやるべきことは多い。新函館北斗駅の位置関係なのか、タクシーの運転手の「大してかわらないわ」とコメントや函館空港の盛況さからみると北海道新幹線の前途多難を予感する。
本年もよろしくお願いいたします。
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京都市交通局 (あさやん氏)
2017-01-02 21:13:58
ブログがこちらに移転してからは、京都市交通局の話題が全くありませんね。お気持ちは何となくわかる気がします。私も多分斬剣次郎氏と同じような気持ちで、HDDのクラッシュを理由にブログを放置気味ですから。
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車庫内での撮影について (愛媛生まれ)
2017-01-02 23:39:16
このサイトもそうですが、一部の方々は、バスを撮影する時、バス会社の許可を得て車庫内で撮影している人がいますが、「(バス会社の車庫内での撮影を)遠慮する」というのが出来ないのでしょうか?


数年前の某サイトに書かれていたのですが、「某バス会社に新型のエアロスターを導入された時、バス会社の車庫内で新型のエアロスターを撮りたいという人がバス会社へ何人もいて、そのバス会社の営業所で新型のエアロスターを撮影する人で殺到し、新型のエアロスターを導入したバス会社の営業所の所長さんは怒ったという記事がありました。


最近、Twitterを見ると、「某バス会社の車両をバスターミナルで撮ろうとしたら、運転士さんに怒られた」という人がいました。

また、バス会社の車両で撮影をしていた人に、警察官から職務質問を受けた人を見たことがあります。

私も、某バス会社の車両が来るのを待っていただけなのに、そのバス会社の運転士さんに「バスの追っかけをするな今度、見かけたら警察に言うぞ」と言われました。(以前も同じ運転士さんに言われましたが、「警察に言うぞ」までとは言っていませんでした)

私は、某大手の配達会社に勤めていますが、私が勤めている某大手の配達会社の駐車場で(荷物を配達する)トラックや軽自動車を撮影している人を全く見ませんし、私の自宅近くにあるタクシー会社や空港リムジンバスを運行しているバス会社、航空会社の車庫でタクシーや空港リムジンバス・飛行機を撮影をしている人は全くいません。

車庫内での運転も、公道と同じように(低速の)スピードを出して運転をしています。

営業所の方が許可を出したとしても、運転士さんは(車庫内での撮影をされるのを)嫌がっている人が多いのです。

バスは、バスターミナルでも撮影は十分に出来ます。

撮影を嫌がっている運転士さんもいるので、車庫内での撮影は止めて下さい。
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