ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

ダニエル・スティールを読む

2013-11-10 17:21:27 | Weblog


幼稚園からの仲良し五人組が
幼児期に抱いた夢を追い求める中で
事故や自殺で三人が亡くなり
二人だけになってしまったけれど、彼が瀕死の重傷の中で
幼稚園の時から密かに抱いていた彼女への思いが
自分を死から生還させたと実感した。
そして結ばれる物語だ。
物語は幼稚園の入園の日から始まったものだから
好きなミステリーと違って一寸気乗り薄だった。
しかし読みやすい文章でスイスイと読み進んでいくと
ぐんぐん話に引き込まれてしまった。
日本とアメリカでは生活環境が違うから若者の生き方の比較は出来ないけれど
確りと自分のやりたいことを目指して進んで行く様子は大いに共感が持てた。
ただ親とか環境によって作り出される期待などが
知らず知らずに子供達の進路を決め、
それが大きなプレシャーになっていくのどこの国でも同じだ。
人生における愛の大きさ、人の命の儚さ、
親の子供への愛の深さ。
どうにもならない人の死。
この物語は現実にありそうなのだが、
うまく描かれたダニエル・スティールの世界だ。

英語の本を読んでいて何時も思うことは
紙は良くないが安い!
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