ブログ雑記

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アルコールを作る大腸菌だって?

2006-05-19 22:03:07 | Weblog
今朝読売新聞の環境ルネッサンス“ごみを生かす”の記事を読んだ。
メキシコの強い酒「テキーラ」は竜舌蘭の葉を酵母菌ではなく、細菌を使って発酵させてアルコールを作る世界でも珍しいお酒だそうです。その珍しい細菌の遺伝子を組み込んで、木材から作られた糖を食べてアルコールにかえる逞しい大腸菌がつくられて、今まで難しかった木材の廃材からエタノールが大量に作れるようになった。来年1月から年間4〜5万トンの建築廃材を利用して1400〜4000キロリットルのエタノールを生産する計画だと書かれていた。
この大腸菌を開発したのは、15年前アメリカのフロリダ大学に留学中の現宮崎大学の太田一良教授そうです。そしてその特許を商社が建設会社へ持ち込んでプロジェクトが始まった。

何ごとも“先ず商売ありき”ですね。商社は偉い。

テキーラを造るように、エタノールができるのであれば、大きな装置もいらず、小さなまちなどでも出来るのではないでしょうか。本当に楽しみなことです。

大腸菌の小さな細胞の中で、21世紀の知識と技術を超えた装置が稼動しているなんて自然の世界は超不思議です。

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