ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

日本霊異記・今昔物語・宇治拾遺物語・発心集を読む

2015-11-21 10:57:01 | Weblog


昔物語や宇治拾遺物語などは中学校で本の題名を知ったように思う。
その中の物語はおとぎ話で色々と聞いていた。
しかしその話が昔々の説話集の中にあって語り手や話し手で
面白おかしく伝わって来ている。
不思議なのは印刷所もなくどのようにして広がっていったのか・・
説話を纏めて書くには、先ず取材がなければならない。
誰か沢山の話を知っている語り部の話を書き写したのだろうか。
敷き台は確かに語り部などに違いないけれど作品は完全に書き手のものになっている。
昔は何か、性がアッケラカンと書かれている。
こういった読み物は、おとぎ話に出てくる話などの種本のようだけれど
当時は読み書きの出来る裕福な大人の慰み物だったのだろう。
発心集は長明が書いていた。ゆく川の流れは・・・・を思い出した。
現代語訳に少し飛び過ぎた表現があって、ちょっと、これは、と・・・思った。
言葉はその時代にタイムスリップしてみないとスッキリしない気もするけれど・・