いつものように車を駐車して歩き出して家内からチケットを手渡された。
薄暗がりの中で演目を確認した。
浅田次郎の“天国までの百マイル”だった。
本の広告で見たのか、映画の広告だったのか忘れたけれど頭の何処かに残っていた感じのする題名だった。
本を読んでいないから原作がどのようなのかは分からないが、小説だと場面の広がりなどは読み手次第でどのようにでも変化するけれど、劇の舞台となると時間とスペースが限られて、表現は大変難しくなってしまう。
今回のものも苦心しながら案外上手く展開をしていたと思う。
舞台にはテレビや映画と違った工夫や表現があって面白い。
内容的にはあまり心に残るものはなかったけれど、ただ一つ、マリの心情というか、挫折した人を好きになる、という悲しさというか、彼女の心根と台詞が印象に残った。
舞台は映画やテレビと違って奥行きがあるような気がする。
そこがいいのだろう。
薄暗がりの中で演目を確認した。
浅田次郎の“天国までの百マイル”だった。
本の広告で見たのか、映画の広告だったのか忘れたけれど頭の何処かに残っていた感じのする題名だった。
本を読んでいないから原作がどのようなのかは分からないが、小説だと場面の広がりなどは読み手次第でどのようにでも変化するけれど、劇の舞台となると時間とスペースが限られて、表現は大変難しくなってしまう。
今回のものも苦心しながら案外上手く展開をしていたと思う。
舞台にはテレビや映画と違った工夫や表現があって面白い。
内容的にはあまり心に残るものはなかったけれど、ただ一つ、マリの心情というか、挫折した人を好きになる、という悲しさというか、彼女の心根と台詞が印象に残った。
舞台は映画やテレビと違って奥行きがあるような気がする。
そこがいいのだろう。