終には覚むる 夢の世の中 

組織や団体等には一切所属致しておりませんが、日蓮聖人の法華経信奉者です。日々の所感の記録・備忘録として活用させて頂きます

虎口

2015-11-18 04:58:38 | 大切なことの為に
麻(あさ)について
 
麻はその靱軟な順応性と草勢の強さから世界中に分布し、食用・繊維用として栽培されてきた。
種子・花・葉・茎、あらゆる部位が活用され、特にその油は食用のみならず燃料として利用可能だ。
 
日本でも古来栽培され、綿の渡来までは衣服の主材・儀式用植物等大いに活用され、
明治時代にはぜんそく治療薬として「大麻たばこ」が販売されていたが、戦後の昭和23年、
アメリカ占領軍指導の下、大麻取締法制定により栽培・所持が禁止された。
 
中国では古来、種は漢方薬として重宝され、インドでは花の樹脂が鎮痛剤・消化促進剤として・
古代エジプトでは儀式などで利用されていたという。
 
アメリカでも17・18世紀には栽培が義務づけられるほど生活に浸透し、
1800年代初期までは麻で納税出来たという。
帆やロープ・布製品・教科書や旗・地図・独立宣言書などの全てに麻を原料とする紙が利用されていた。
1940年までには樹木の4倍以上の生産効率が重視され、森林破壊防止の為に、
全ての紙を麻から生産する体制が出来ていたという。
 
また、麻の種から抽出したテンプオイルはヘンリーフォードの初期のT型自動車に使用され、
車のボディーにも鉄の10倍という強度を持つ麻製強化プラスチックが使われた。
 
他に医療分野でも1840年代には医薬品の半数に利用され、
1850年代のアメリカ薬局方には「睡眠障害・不安神経症・神経痛・痛風・金人痙攣・狂犬病・
コレラ・痙攣・舞踏病・ヒステリー・鬱病・錯乱・子宮出血」など多種の治療薬として記載されていた。
 
 
ところが、1937年、メロン財閥当主で国際銀行家と関わり深い
ハリー・アンスリンガー初代連邦麻薬局局長により
マリファナ課税法が制定されてから流れが変わった。
 
この法律は大麻製品への課税目的で、栽培や販売が厳しく条件付けられ、
事実上の麻使用禁止と言えるものだった。
 
当時、メロン財閥はアルミ製造(独占)・銀行業・石油業等を営む巨大財閥。
石油製品への課税を下げ、高額な課税と流通管理により低コストの麻を排除し、
石油産業を経営する国際銀行家に利益誘導したのだ。
 
こうして、薬・紙・布に活用されてきた麻は石油や木材にとって替わられた。
 
 
嗜好品としても人気のあった麻だが、アンスリンガーは32年間連邦麻薬局局長の座に在って、
当時のマスコミと共謀して其の辣腕を振るった。
 
メキシコ移民の間は単なる安煙草を意味し・疲労回復の為の日常的嗜好品だった「マリファナ」に、
「怪しい麻薬」という印象操作を施した。
 
麻の精神的影響は本来極めて穏やかなものだが、
凶悪事件が起こきる都度に殺人者が「マリファナ」吸引者と強調され、
皆が殺人者になるような危険な麻薬として大々的に報道されたのだ。
 
しかし、当時のアメリカ国民は「マリファナ」が単なる「麻」にすぎないと認識していたし
、医療関係者も麻に「麻薬」が如き習慣性が無いと熟知していた。
 
そのため、法律制定後には規制反対派に徹底的な圧力がかけられ、
麻を処方した医師や研究した化学者が悉く犯罪者扱いされた。
 
麻を使用していた患者は医者と共に刑務所送り。
数世紀に亘る大麻の有効利用・研究もここで中断された。
 
政府の矛盾は厚顔にも第二次大戦中、
ロープやパラシュート等軍事物資需要から農家に麻の栽培を指導したこともあったが、
戦後は当たり前の様に麻の取り締まりを再開。
 
後に麻を「麻薬」として規制する国連条約の採択により、
世界中で「大麻は麻薬」という認識が定着するに至った。
 
ここで着目すべきは、アメリカ本国でも「マリファナ課税法」という単なる税制規制であり、
国際銀行家メロン財務省の内部組織が国民の健康など意に介してなどいない点だ。
 
日本でも大麻取締法には目的規定はなく、ただ単に取り締まりが規定されているに過ぎない。
 
そしてマスコミを利用した情報操作・印象操作により、エコで安全有用な麻をイメージダウンさせ、
本来の健康促進効果の活用や環境保護といった大きな利を、
一部国際銀行家の利益のために無自覚に放棄させられているのが現状だ。
 
麻の合法化を許容できない種の人間は、麻薬の密売人・国際銀行家・石油業界・酒・たばこ産業界等の
既得権益を持つ人人。それに大麻取り締まり警察官といったところか。
 
通説しか知らない多くの一般市民は政府が国民の健康と治安の為に麻薬を禁止していると
感覚的に理解しているが、真相は上記の通り、金の為なのだ。
 
そうでなければ、アルコールやたばこ・パチンコや競艇・競馬・競輪などのもっと有害な産業が
合法化されている筈だ。これらにも当然、莫大な税収がある。
 
その時々の状況で国民に嘘をついてきたのが政府なのだ。
 
たとえば覚醒剤。
 
日本の東大教授・長井長義氏が明治26年、喘息治療薬開発の際、
メタファミンを合成させた誘導体として作られた一つ。
1938年、ドイツでメタファミンが販売。ドイツ軍兵士の士気高揚の為に軍への供給を始める。
日本軍も軍用に市販開始。
ただしこの時点では毒性が認識されていなかったとのことだ。詳しくは下記に挙げた記事を参考にして頂きたい。 
 
その覚醒剤が突撃錠として神風特攻隊の若者に与えられた。
 
軍需工場での十時間以上に及ぶ労働を強制し、生産性向上の為に与えらえた「猫目錠」も覚醒剤。
 
戦後も経済復興名目下、大日本住友製薬が疲労がポーンと飛ぶ「ヒロポン」として・
武田薬品工業が「ゼドリン」として大々的に売り出された。これも覚醒剤。
 
政府は都合に応じて国民を操っていると認識されたい。
 
現在も「麻薬・覚醒剤乱用防止センター」という厚生省と警察庁管轄の財団法人が、
大麻と覚醒剤とを一括りにして「危険な麻薬」と定義し有毒性を説いているが、
内容は海外の打悪仏標本の説明書の翻訳に止まり、
現在では大麻の健康有害項目について、学術的根拠が無いと判明している。
これは責任者の指摘があったにも拘らず、
いまだに訂正変更もなされないまま正しい知識として広報されている。
 
大麻取り締まりには「踏み石理論(ゲートウェイ・ドラッグ理論)」が使われるが、
これはアンスリンガーが1950年代に取り締まりを強化するためにでっち上げた虚偽の論理。
 
1944年にラガルディア調査報告書等で、大麻では人は暴力的に成り得ないことが明らかになったため、
大麻の作用が弱くても、大麻を吸引することでほかの麻薬に手を伸ばし易くなるとした
暴論にすぎないそうだ。
 
海外では著名人の間でも大麻の有害性に異を唱える人が多い。
大麻精神病という言葉も、医学的定義はないとのこと。
 
一方で、現在は米・英・カナダ・オランダなどの欧米諸国で
癌やエイズ患者に対する副作用なしの鎮痛作用と食欲増進の処方箋・
神経変性疾患や緑内障の治療薬などとして使用されている現実もある。
 
どうやらタバコや酒の方が、よほど取り締まる必要のある劇薬と言えるようだ。
 
 
参照・まとめ・・・
 
偽情報退散! マスコミとお金は 人の幸せをこうして食べている 」
 
THINKER  徳間書店 5次元文庫 
 
(コラム マスコミが伝えない麻と国際銀行家の関係)より
 
 
c.f. 
 
<ドイツに留学・後にドイツから褒章授与>
  
日本薬学の始祖長井長義
 
 
ヒロポン誕生
 
 
ドクターズコラム 覚せい剤を開発したのは日本人?
 
 
一方、「メタンフェタミン」は1938年にドイツで興奮剤として発売され、
ナチスは「戦車用チョコレート」、「パイロットの塩」として兵士に支給していました
。しかし、あまりにも覚醒作用が強い為に1941年には危険薬指定を受けて
一般人での使用は制限されるにいたりました。
ところがです、日本ではドイツで規制された1941年(昭和16年)に
作用を知っていて大量に使用します。「突撃錠」、「猫目錠」と謳わられ使われました。
あの特攻隊でも使われた記録があります。
引用ここまで 

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維新後の日本が、どのような勢力に牛耳られてきたのか、

その親玉は誰か。日本人は、どのようにそれら勢力に利用されてきたのかにつきましては、

これまで拙ブログ記事でも多数取り上げて参りました。

憂国のご意見も頂戴しましたが、私は決して英霊を貶めるつもりなどありません。

けれども感情論や美談に流されず、真実に開眼することで先人の犠牲の真の意味を理解し、

検証することが、無念の死者を慰撫することにも繋がると思っております。

 合掌  南無妙法蓮華経

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小倉 謙氏

アルツハイマー・クローン病にも医療大麻が劇的な効果を発揮

http://s.ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12092395841.html 

アルツハイマーの治療における医療大麻の効果
The Effects of Medical Marijuana on Alzheimer’s Treatmen  

7月15日【Alzheimers.net】

http://www.alzheimers.net/6-15-15-effects-of-medical-marijuana-on-alzheimers/ 

 の一部要約とコメントの一部を翻訳

・FDA(米国厚生省の食品医薬品局)は、抗がん剤による吐き気を抑えるため、

そしてAIDS患者の食欲を促進させるための錠剤の医療大麻の使用を認めている。

・しかし中毒性のある特質(注: こちらはコメント欄にもある通り、

肉体的な依存性は正式に否定されています)や長期使用した場合の副作用の可能性が問題となり、

医学界で議論を起こしている。

・大麻の有効成分であるTHCは、

βアミロイドのたんぱく質の生成を遅めアルツハイマーの進行を遅らせるという研究結果がある。




(本文終了)

この記事は、医学的な効果はあちこちで確認されているものの、

上記のような理由によりアメリカの一部の医学機関では反対の立場が表明されているといったような

一般的によく知られたような情報ばかりでしたが、

コメント欄に参考になる体験談がありましたのでご紹介。

 


Kimさんのコメントより

私の父親は、アルツハイマー/認知症の重症のステージに入ったところです。

午後2時から夕方まで、父は常に家中を歩き回ってあらゆるものを乱暴に扱って周っていました。

小型犬にすらですよ!

激しく動き回り、怒り、攻撃的で一緒にいてもまったく楽しくありません。

しかし、分量がしっかりと計測されている大麻入りクッキーを食べると素晴らしい効果があることを発見しました。

父の様子がおかしくなり始めた頃にそのクッキーを一つあげると、父はくつろいでリラックスし始めます。

笑ったり、おしゃべりもできるようになります。それでも話す内容はまったく意味のわからないままですが、

カンナビスがない場合は、コミュニケーションすらとることができません。

二人で他の方法も試しましたが、その中でもよかったのは、父がクッキーを食べない場合、

吸入器の「da budha」で煙を吸引することです。

普段は夕食のあと午後6時頃に使っています。

(吸引の後は)父はお気に入りの椅子に座り、テレビの番組をいくつか一緒に観ます。

この時の父は穏やかで笑顔、たまにちょっと色気が出たりもすることも!

でも正直な話をすると、カンナビスを父親に使うことには私はちょっと抵抗を感じていたのです。

私は13歳の頃と、結構な昔から娯楽としてカンナビスを吸っていました。しかし父はここ40年は素面でした。

午後から夕方にかけての父の行動があまりにも酷くなってきたので、

私は養護施設に入所させることさえ考えていました・・・

私が一人で面倒を見るには、父の様子はちょっと酷すぎたのです。

(自分の経験からも)カンナビスは医療の世界で使い道は絶対にあると言えます。

ああ、あと一つ。私は医療グレードのマリファナなんて使っていません。

あと、クッキーなど食用のものは私は自分で作っています。

どこかのどなたかが、楽しい夕方を過ごせるための何かのお役に立つことを祈って。



(翻訳終了)

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先日のテムズ川の上を歩いたダイナモというマジシャンもクローン病でしたが、

私の友人の旦那様も一人、クローン病を患っていて大変そうでした。

原因不明の難病ですが、かかっている人も結構多いようですね。



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研究:クローン病患者の45%がカンナビスの吸引によって完全寛解(症状がすべて消失すること)に

Study: Smoking Cannnabis Causes Complete Remission of Crohn’s Disease in 45% of Patients  

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神風特攻隊を美化したのは靖国戦争しようねカルト信者だった。


http://blog.goo.ne.jp/grzt9u2b/e/5dfaa6e1aba87d06a2115b1bddf4eec8

 



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