終には覚むる 夢の世の中 

組織や団体等には一切所属致しておりませんが、日蓮聖人の法華経信奉者です。日々の所感の記録・備忘録として活用させて頂きます

夢と寤と虚と実と 各別異なりと雖も一心の中の法なるが故に無分別なり 日蓮

2014-11-17 00:40:27 | 大切なことの為に

傍に立った〈孤独な人々に食を給する長者〉という名の〈神の子〉は、
尊師のもとで、詩をとなえた。

「~行為と知識と理法と戒律と最上の生活とー。これによって人々は浄められる。

種姓によるのでもなく、
また財産によるのでもない。

それ故に、
賢人なる人は、
自己のためになることを見て、
真理を正しく思考せよ。~」

神々との対話  ブッダ
中村元 訳 岩波文庫



世間は心によって導かれる。
世間は心によって悩まされる。
心という一つのものに、
一切のものが従属した。

神々との対話 ブッダ
中村元 訳 岩波文庫

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十界の外に仏無し
仏の外に十界無くして
依正不二なり 身土不二なり、
一仏の身体なるを以て寂光土と云う、
是の故に無相の極理とは云うなり、

生滅無常の相を離れたるが故に
無相と云うなり
法性の淵底・玄宗の極意なり
故に極理と云う、

此の無相の極理なる寂光の極楽は
一切有情の心性の中に有つて
清浄無漏なり
之を名けて妙法の心蓮台とは云うなり
是の故に心外無別法と云う
此れを一切法は皆是仏法なりと
通達解了すとは云うなり、

生と死と二つの理は生死の夢の理なり
妄想なり顛倒なり、
本覚の寤を以て我が心性を糺せば
生す可き始めも無きが故に
死す可き終りも無し
既に生死を離れたる心法に非ずや、

劫火にも焼けず水災にも朽ちず
剣刀にも切られず 弓箭にも射られず
芥子の中に入るれども
芥子も広からず 
心法も縮まらず

虚空の中に満つれども
虚空も広からず
心法もせまからず

善に背くを悪と云い
悪に背くを善と云う、

故に心の外に 善無く 悪無し

此の善と悪とを離るるを
無記と云うなり、

善悪無記・
此の外には心無く
心の外には法無きなり

故に善悪も浄穢も
凡夫・聖人も
天地も大小も 東西も南北も
四維も上下も
言語道断し 心行所滅す

心に分別して思い言い顕す言語なれば
心の外には分別も無分別も無し、

言と云うは心の思いを響かして
声を顕すを云うなり

凡夫は我が心に迷うて
知らず覚らざるなり、

仏は之を悟り顕して
神通と名くるなり

神通とは神(たましい)の一切の法に通じてさわり無きなり、

此の自在の神通力は
一切の有情の心にて有るなり

故に狐狸も分分に通を現ずること皆
心の神(たましい)の分分の悟なり

此の心の一法より
国土世間も出来する事なり


三世諸仏総勘文教相廃立   日蓮



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お稽古の師匠から頂いた
お便りから


~時代も変わり、
不公平・侮辱・馬鹿にされる等々、
文化的とは思えない偏った自己中心的な人がいたり、
いじわるとしかとれない事をする人がいます。

その結果、
その方が最低の人ということが
皆様にわかってしまったのです。

我慢して(茶道のお手前の)挑戦を受けましたら、そのままで美しいM先生のお手前が、綺麗・素晴らしい・ご挨拶も最高・着物もいいね、等々。

大きなお花を活けた後で疲れていたのですが、◯◯協会が最高と言って頂けるように、立ち居振る舞いをきちんと致しました。

相手は、
ご自分を大きく大きく見せようとすればする程、小さく小さく成っているのに気づかず、
周りに迷惑をかけて嫌われて終わりました。

色々な事にかかわると、
大勢の中にはそんな方もいるのですね。

~びっくり致しましたが、
これも人生の勉強だと思えば
これも良しとして感謝しようという気持ちになりました。

以上


いつも掲載をお許し下さり、
深謝申し上げます。

有難うございました。


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しを(潮)のひる(干)とみつ(満)と、月の出づるといる(入)と、
夏と秋と、冬と春とのさかひ(境)には必ず相違する事あり。

凡夫の仏になる又かくのごとし。

必ず三障四魔と申す障り出できたれば
賢者はよろこび、愚者は退くこれなり

兵衞志殿御返事  日蓮

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悪いことをすれば、
後に悔いる。

善いことは、するほうがよい。
なして後に、悔いがない。


もしも(なすべきことを)なすのであれば、これを実行せよ。
断乎としてそれを実行せよ。

悪いことをすれば、
後にくるしむ。

神々との対話  ブッダ
中村元 訳 岩波文庫


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お稽古のM師匠が下さった機関誌より



広い意味にとらえるとき、
文化とは、
一つの社会に生きる人間集団の
行動様式ということになります。

生産の仕方ない、衣食住をはじめとする生活の仕方、考え方に、
ある共通点したところがあります。
その共通したところを文化とするわけです。

これに対して、
一般には知・徳・体の習得にすぐれたひとを文化人と呼ぶように、
科学、芸術、道徳あるいはスポーツを文化としております。

これら二つの姿は、
切り離して考えられるべきものではありません。

後者は前者を基底にして
人間集団の歴史の中で、
前者から昇華させた成果であります。

私たちは
前者を根の文化、
後者を花の文化と呼んでおこうと
思います。~

引用ここまで

川崎市教育懇談会報告書
いきいきとした川崎の教育を目指して




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