終には覚むる 夢の世の中 

組織や団体等には一切所属致しておりませんが、日蓮聖人の法華経信奉者です。日々の所感の記録・備忘録として活用させて頂きます

頓て死ぬ けしきも見えず 蝉の声  芭蕉

2014-02-16 10:44:34 | 大切なことの為に
各々師子王の心を取り出だして
いかに人をどすともをづる事なかれ。
師子王は百獣にをぢず、
師子の子又かくのごとし。

(聖人御難事)

魔来たり鬼来たるとも騒乱する事なかれ。
夫れ天魔は仏法をにくむ、
外道は内道をきらふ。
されば
猪の金山を摺り・衆流の海に入り・
薪の火を盛んになし・
風の求羅をますが如くせば、
あに好き事にあらずや

(聖愚問答抄)

世間出世善き者は乏しく
悪き者は多き事眼前なり。
然れば何ぞ強ちに少なきをおろかにして
多きを詮とするや。
土沙は多けれども米穀は希なり。
木皮は充満すれども布絹は些少なり。
汝只正理を以って前とすべし。
別して人の多きを以て本とすることなかれ。

(聖愚問答抄)

日蓮をこいしくをはせば、
常に出づる日・ゆうべにいづる月ををがませ給へ。
いつとなく日月にかげをうかぶる身なり。
又後生には良善浄土にまいり、あひまいらせん

(国府御前御書)

相構へ相構へて強盛の大信力を致して
南無妙法蓮華経臨終正念と祈念し給へ。
生死一大事の血脈此れより外に全く求むることなかれ。
煩悩即菩提・生死即涅槃とは是なり。

(生死一大事血脈抄)

 日蓮


 

掲載なさったブロ友さんの許可を頂き、
こちらに転載させて頂きました。

政木和三先生のお話しです。
政木和三(まさきかずみ)先生 プロフィール

大正5年5月26日生まれ。
(平成14年8月6日、87歳にてご永眠)

大阪大学に40年以上在籍。

その間、航空・精密・通信・土木・建築など殆どの工学科を渡り歩き、
同大学医学部では神経エレクトロニクスの研究に携わると共に低周波治療器を開発。

元工学部工作センター長を経て、林原生物化学研究所参与。

工学博士。

太平洋戦争中は、新兵器研究のための戦時研究員となる。

また、『発明の神様』の異名を持ち、インスピレーションにより成し遂げた発明は、
電気(エレキ)ギター、自動炊飯器(電気、ガス)、瞬間湯沸かし器、低価格カラーテレビ、
自動ドア、ウソ発見器、低周波治療器、CTスキャン、魚群探知機、コンクリート厚み計、聴覚測定器、
歯科治療用ドリル、バイオライト、パラメモリー(アルファシータ、バイオソニック)、
神経波磁力線発生器(インパルス磁力線、Mリング)、音痴測定器(カラオケBOXの得点表記の元)
・・・など980件以上にのぼる。

50歳を過ぎてから始めたゴルフでは、自然落下打法などを開発し、1976年度関西シニア選手権者となる。

72歳の時にはアマチュアとしては世界で初めてのエイジシュートを達成。
過去にホールインワン7回。

1974年ごろより、超科学の研究を行い、科学の力では証明できない
不可思議な力の存在を確信。
さらにフーチパターンによる人間性測定法を発見。

精神世界の研究で日本の第一人者としてその生涯を全うされる。

昭和5年生まれのわたしの父親が小学生時代より電気のイロハを教わり、
わたしに至る親子二代に渡って、ご晩年は政木研究所(㈱ケント)と共に
神経波磁力線発生器(インパルス磁力線、Mリング)の製造販売事業にも
携わらさせて頂き、
政木先生がご他界なされる最後の最後まで大変お世話になった恩師であり、
心の師匠でありました。
また、今は亡き政木先生の奥様にも、わたしの父親の同幼少時期より
わたしに至る永きに渡り、共に大変お世話になりました。
そして今現在も
政木先生と奥様は私達親子の心の中で永遠に生き続けていらっしゃいます。

政木先生、奥様
誠に有難うございます。
m(__)m

これからも我が生涯をかけて
政木先生が常々ご提唱なさっておられました
目先の欲望を捨て、
世の中のため、人々のために幸福を与えよ!
のお言葉を胸に
自然の摂理に基づく真なる先生の教えを継承してゆく所存です。

marisco氏


第5章 病気とは


 科学的研究に生涯を費やしてきた筆者にとって、
 今の五年間と前の五十年間には考え方に大きな差違がある。

 前の五十年間は科学を物質だけの現象とみてきた為に、
 神の存在を完全に無視し、そのエネルギーも零としてきた。

 しかるにその後の五年間は、絶対神の存在を身をもって知り、
 信ずることになったが、神に対する依頼心は少しも持たずその力は零としてきた。

 しかし、前の五十年間の零と、今の五年間の零とは根本的に異なり、
 前の零は何もない零であり、後の零は次元を超越した零である。
 それはフーチパターンでいう一次元の点と八次元の点と同じことである。

 人は生まれ、そして必ず死が訪れる。いかなる権力者といえども、
 これを避けて通ることは絶対にできない。この厳然たる死の事実は、
 生まれた瞬間から直視しなければならない。

 人は死によって、すべてを失うものだろうか。
 死によって、すべてを失うとすれば、修行の価値も考え直さねばならない。

 筆者は、自分の六百五十年前の前世を、畑六郎左衛門時能と知った。
 そしてその人が実在であったことも、多くの史実によって明らかとなった。

 しかし、それだけで、ほんとうに自分に前世があったという確信は持つことはできない。

 幸いにして、私の周辺には、スプーン曲げから始まって、
 空中における絵、文字の発生、物体の転送と発生と消滅。
 そして真珠の発生と、その成育の記録、心の迷いから脱却した大黒像の眼前における変身、
 そして観世音菩薩像の出現等が実際におこった。
 これは夢ではない。それらの物体のすべてが我が家に実在する。

 これら超常現象は、どれ一つとっても、現在の科学的な常識では、解明できない。

 しかし、実在すれば事実である。事実とすれば、それは真実である。
 それが解明できないのは、人の力が不足しているためであろう。

 この不可解な事実が、真実とすれば、
 誰も見たことのない前世もあってもよいのではないだろうか?

 どうせ人は死ぬ。どうしても死んでゆかねばならない運命であれば、
 その死をもまた楽しくすることが真の幸福ではないだろうか。

 必ず訪れる死を楽しく迎えられるということは、生を充実させねばならない。
 生きている間を誠心をもって、自分に恥じない行動をとり、ああ私のすべきことはすべて終わったと、
 大満足の中に大往生すべきである。

 死とは肉体と生命体の完全分離である。肉体をなくした生命体は、修行も向上も得ることはできない。
 生命体が向上できるのは、肉体を持ったわずかの期間だけである。

 すなわち、生きている間でないと生命体の向上、進歩はあり得ないものである。
 肉体を持てる期間は、永くても百年ぐらいのものである。
 天上界に居る、生命体だけの時間は、五百年から八百年にもなる。

 そして再び地上界へ生まれ出たときは、前世の償(つぐな)いを必ずしなくてはならない。

 前世において充分に修行のできている人々は前世よりも高い位置へ、
 前世において人を苦しめた人は、来世は苦しむ状態になる。仲の悪かった夫婦は、
 再び結婚してこんどこそは、仲よくしなければまた来世も夫婦とならねばならない。

 これらは多くの記録によって克明に知ることができた。
 人間は輪廻転生して、必ずまた生まれ出ずることを念頭において、
 
 すべての行動をとらねばならない。
 眼前の欲望だけによって、他の多くの人々が不幸になることがある。
 主義、主張もよいが、それは天地の真理に照らして、正しいものでなくてはならない。

 私利、私権のための争い、勝って何になるだろう。
 勝った時のむなしさを本人は最大に知ることだろう。

 人に喜びを与えたとき、自分の心に最高の幸いが無限に湧き出ずるであろう。

参考文献

 私は奇跡を見た 政木和三著

 地球磁気の謎 川井直人著

 近畿日本鉄道技研 技報第10号 橋本奨著 人と環境のルーツを尋ねて

 大気汚染の科学 講談社

 琵琶湖の開発と汚染 時事通信社

 国土科学 NHKブックス

 物理革命はいかにしてなされたか 菅野礼司著

 驚異の炭素 大谷杉郎著

 細胞の認識と応答 化学増刊83 金在萬筆

 子供の精神医学 黒丸正四郎著

 新中国医療への道
 


第三刷発行:昭和五七年九月二十日
著者:政木和三
発行者:後藤房子
発行所:日新社 岡山市尾上二七七〇 電話〇八六二(八四)二一二一
印刷書:山陽印刷株式会社 岡山市中山下二丁目五-五〇-一〇一



お知らせ

日本時間2月17日(月)午前4時から約70分間 テレパシーイベント

インターネット:http://www.the-starpeople.net/liveus.html