終には覚むる 夢の世の中 

組織や団体等には一切所属致しておりませんが、日蓮聖人の法華経信奉者です。日々の所感の記録・備忘録として活用させて頂きます

忍辱の心決定し 端正にして威徳あり (法華経従地涌出品)

2013-07-21 08:08:02 | 日蓮聖人・本来の姿に戻ろう!
常識とは、
18歳までに身に付けた偏見のコレクションである

   アインシュタイン


世の中ものうからん時も
今生の苦さへかなしし、況や来世の苦をやと思し食しても
南無妙法蓮華経と唱へ、

悦ばしからん時も
今生の悦びは夢の中の夢、
霊山浄土の悦びこそ実の悦びなれと思し食し合せて又
南無妙法蓮華経と唱へ、
退転なく修行して最後臨終の時を待って御覧ぜよ、

  松野殿御返事


しばらくの苦こそ候とも・

ついには・たのしかるべし

  上野殿御返事




日蓮聖人は、九界も仏界も平等である。
地獄の中にも仏があり、仏の中にも地獄がある。
衆生にも地獄界から仏界までの境地が具わっている、と仰せで、
これは事の一念三千・十界互具の御法門とよばれます。

ですから、日女御前御返事に

此の御本尊全く余所に求むる事なかれ。

只我等衆生、法華経を持ちて南無妙法蓮華経と唱ふる

胸中の肉団におはしますなり

とありますように、
みだりに「死んだら仏と同格・同等」と解釈することは、
自分自身が本尊であると曲解した宗教などと同じく、
驕慢の至りと厳に慎まねばなりません。

ともかく、謗法無く、一途に信心を全うするならば

「相かまへて相かまへて、自他の生死はしらねども、

ご臨終のきざみ、生死の中間に、日蓮かならずむかいにまいり候べし」

と上野殿御返事にて固くお約束下さっているのですから、

これからも

「良くがんばった、此処へお越しなされ」

と日蓮聖人からお声掛け頂ける様な正直な信心を
全うしたいと願うばかりであります。

 Mr.mount-hat(私の仏道の恩師)



我等現には此の大難に値ふとも
後生は仏になりなん。
設へば灸治のごとし。

当時はいたけれども・
後の薬なればいたくていたからず。

~ただ一えんにをもい切れ、
よからんは不思議・
わるからんは一定とをもへ。

    (聖人御難事)

Thank you!