お別れ

昨日とってもショックな出来事がありました

子供のころ
私は緘黙児だったので
全てがとにかく怖かった

小学校の間はほぼ人と話せずに
ずっといじめられていて
親にも言えず一人で悩んでいました

電話も怖くて出れなくて・・

なのでアルバイトもずっと出来なかったんです
貧乏な家なのにおこずかいもほぼ貰えないのに・・

そんな時お母さんが近所の貼り紙を見つけました

「犬の散歩」のアルバイト

これなら出来そうだと
面接に行って雇ってもらえることになりました

子供のいない夫婦が大きな犬を飼っていました
１８歳から２年間
就職が決まるまで

本当におじさんとおばさんに優しくしてもらって
辞めてからも・・
つい最近

と言っても年に１度会うか会わないかのお付き合いでしたが・・
お会いしていました

おばさんは随分と前に亡くなっていましたが

３年前
介護付き有料老人ホームに入居されて
そこにバレンタインデーのチョコレートを渡しに行きましたが・・
具合が悪くて入院したと聞かされて

一応帰って来られたら渡してくださいと置いて帰って
いつもならお返しを下さるんですが
下さらなかったので

帰って来られなかったんだと思い
何となく怖くてそのまま次の年も会わずに今日まで経ってしまっていました

昨日そのおじさんの家の前を
何となく通ってみようと思いました

すると・・
お家が無くなって平地になっていたんです


一緒にアルバイトをしていた女の子の実家に
話を聞きに行こうかどうか迷いながら
ドキドキしながら家に帰って・・

おじさんに教えて貰った携帯電話にかけてみて
使われていないと言われて・・

「やっぱり　聞きに行こう」

そのおじさんと女の子の家は3軒隣りくらいのご近所さん

女の子は結婚して他府県に住んでいます
でも、きっとご存知だと思い

思い切ってインターフォンを押しました
すると女の子にそっくりなお母さんが出てきて下さいました

実は女の子のお家もはっきりと覚えていなかったので
お顔を見て安心しました

そして去年亡くなっていたことを知り

そしてその女の子に知らせるからと
お母さんが電話番号を書いてちょうだいと・・

そして昨日ひさしぶりに
女の子とお話をして
おじさんのことを色々教えて貰ったんです

「今度実家に帰ったら一緒にお墓参りしましょう」

そう誘ってくださいました

30年近く会っていなかったのに

今までたくさんの人と出会って来ていましたが
年賀状だけのお付き合いがほとんどになって

振り返るとほんの少しの人としか関わっていないと
改めて昨日実感しました

けれど・・
その人たちに
いつもお世話になっていたこと

そして人との出会いの不思議

憎たらしい人もたくさんいるけれど

人生も後半になると
色んなことが分かって来て・・

これからお別れをいくつも経験していくのかしらって
そう思うと

優しい気持ちで生きて行かなくっちゃって
そう思ったんですよ

日常

昨日はお休みで
のんびりとしていました

猫ちゃんを無理やりお散歩に誘ったりして・・

数日前までは元気だったのに
また食欲が落ちて
ぼぉ～っとした日が続いて

そしてまた昨日は少し元気になった気がしました

いつも仕事ばっかりで
ちゃんと見てあげれていないから

じぃさんに毎日
「元気やったか」
「食欲あったか」

そう聞くと・・
「元気　元気」
そう答えているので
まぁ大丈夫かと思っているんです

年齢を考えると
１４歳だから・・

占い師さんに
「この子は長生きするで」

そう言われて安心してはいるんですが

もう十分長生きなのかもしれないし

若い頃の元気な姿を思い出しては
涙がポロポロ出てしまいます

昨日もこたつに頭を入れて
猫ちゃんにくっついてしおしおしてしまいました

昨日は猫ちゃんに
「これから私はどんどん
おろおろしてしまうかもしれないけれど
ごめんね
自分の老化は受け止められるのに
あなたの老化には心がついていけない

でも　でも
私を選んでくれてありがとう」

お別れの時みたいに挨拶をしてしまいました

でも
これは最近の私の日常

昨日もそう言った後・・
猫ちゃんはとっても元気にハッスルしてくれました


そんな毎日と
最近また
ダイソーのスティーブをゲットして

もうやめようと思っていたのに
ダイソーでシールを９枚拾いに拾って

次は一番大物を狙っています

更年期の女性も数日後、スティーブをお迎えに行きました

ぬいぐるみを部屋に飾ると
いっぺんにお部屋が明るくなることに気が付きました

見ているだけで顔が笑顔になっています

更年期の女性の８０歳のお母さんは
猫のぬいぐるみを抱っこして寝ているそうで・・


それを聞いて
昨日からキャサリンを抱っこして寝ているんですよ

猫トイレ

昨日、私にとっては一大決心をしました

と、言っても
全然大したことではないけれど・・

それは
猫ちゃんのトイレを買うことでした

今までは砂を買っていたんです
でも、最近買い忘れてしまって
いつものじゃない安い猫砂を買ってしまいました

それは
思っていた以上に固まりが悪くて

仕事で家を長時間空けたり
遊びに行っていると
トイレをきれいに出来ません

うちの猫ちゃんは全然文句を言う様な子ではなかったんですが

その砂にしてから様子が変になって来て

それで・・
いつでも清潔なトイレ

デオトイレという物を買いました

お店で見ていても
なかなか決心がつきませんでした

理由は
猫のおしっことウンチを毎日見ることで
彼の健康を推し量っていたから

そのトイレは
砂は一か月、シートは一週間変えなくても大丈夫

私はとても楽ちんです
でも、毎日おしっこを見ていた私からすると不安で仕方がありません

中にはおしっこを定期的に検査出来るキットみたいなものが入っていました

でも・・
私は怖がりだから
するのが怖いんです

彼は１４歳
私としては
悪くなっていることに気づかずに
余計な治療を受けることなく
自然な形で死を迎えたいと思っています

なので必要最低限なトイレのお世話から
少しの変化を感じ取れたらそれが一番だと思っていたんですが・・

けれども
忙しい人にとっては
これ以上に素晴らしいものはありません

そう思っても・・

しばらく使ってから
私はきっと元のトイレに戻してしまう気がします

それぐらいしか
彼にしてあげることがありません

手間かもしれませんが・・

その時間さえも愛おしい
そう思ってしまうんですよ

犬

「いま、会いに行きます」
竹内結子さんの映画が見たくてレンタルしました

とにかく可愛いんです
透明感があって、美しくて・・

本当に見とれてしまいました

ラスト近くで
結子ちゃんが言うセリフ
男の子が言うセリフ
獅童さんが言うセリフ

「僕のせいでママが死んだんでしょう？」
「パパのことをお願いね」
「幸せにしてあげられなくてごめんね」

どれも
なんだか
未来の彼女と重なってしまいました

子供さんのセリフに対して
「そんなことない」

そう言って泣いていた結子ちゃん・・

本当にどうしてって思ってしまいます

犬を飼っていたら・・

犬の本を読んでいて
自殺をしようとした女の子に
わんちゃんが異常なくらい必死に吠えて・・

我に返って、思いとどまったそうです



もしも、彼女が犬を飼っていたら・・
我に返れなくても
きっと家族がわんちゃんの異常な吠え方に
気が付いて見に行っていたかも

そんなこと今さら言っても仕方がありませんが

ついつい犬好きなもので
考えてしまいます

普段は決して吠えないおとなしいわんちゃんだったそうです
なのに・・
動物たちはきっとわかってしまうのでしょうね

わんちゃんは・・
すべてをささげようとする生き物だそうです


春馬君も
犬を飼っていたら・・

そんなことばかり
考えてしまうんですよ