
上海料理「新世界菜館」(シンセカイサイカン)
創業昭和21年、産地直送の上海蟹では定評のある老舗店。
場所は、東京メトロ 神保町駅A3出口を出て右手。 靖国通り沿いです。
シーズンに一度は、当店の上海蟹もいただいておきたいと来店(訪問日は10月27日)
地下1階から3階までの4フロアということですが、案内されたのは1階奥のテーブル席。
ぐるなびによると、個室・半個室ありで総席数は180席とのこと。
テーブル・セッティングは、箸置き、箸(横置き)、ペーパーナプキン、取り皿、
コースター。テーブルクロスは撥水や防水のための加工が施されているタイプ。
予約時に上海蟹を注文したいと伝えていたからなのか?
カニスプーンも予めセットされてます。
着席後には、タオル地のおしぼりがトレー置きされました。
(レンタロー) 卓上には、酢、醤油、辣油、胡椒、からし、爪楊枝、紙ナプキン。
あと、灰皿もあるだ。
生ビール(アサヒスーパードライ)435ml@650×2を飲みながら
連れ(寝太郎さん)と上海蟹の作戦会議。
この間に、ぐるなびクーポンで紹興酒グラス1杯もゲットしました。
雌上海蟹の老酒漬け@2500
生きたまま紹興酒に漬け込んだ雌の上海蟹。
お店のHPによると
“初荷の蟹は小粒ですが、
この時期は小さい方が「身」も「蟹みそ」も詰まってます。
初荷の蟹をお見逃し無く!! ”
とのことで、一応、身も蟹みそも詰まってはいますが「竹苑」同様、
足先はカットされています。
漬けだれの中に浮かんでいる(沈んでいる?)状態のため、激烈小さく目に映りました。
漬けだれは甘すぎず、好ましいかな。
ねっとりと甘みと旨みが濃厚な酔っ払い蟹、当然ながらあっという間に完食。
なお、この時点ではハサミは出されませんでしたが、私たちは自前のハサミを
持参していますから問題ありません。
生姜茶はお店からの嬉しいサービス。
上海蟹は身体を冷やす食べ物なので、身体を温める効能がある生姜茶が
供されるわけです。
「料理長の本日のお薦め料理」
各人のお好みでちょこちょこ選べるハーフサイズの前菜は、使い勝手良し。
前菜 三種盛り合わせ(ハーフサイズ)@1300
揚げピータンの黒酢風味、大黒神島産カキの燻製、牛スネ肉の冷菜。
(ノブロー) 店の姉ちゃんがオラのこと可愛ええっていってくれただ♪
(レンタロー) 姉ちゃんはオラに言ってくれただよっ!
(ノブロー) 違うだ!
(レンタロー) 違わねえ!!
(みに) もぉ、食レポしてくださいよ・・・( ̄◆ ̄;)
揚げピータンの黒酢風味はかなり甘め、大黒神島産カキの燻製はピリ辛、
牛スネ肉の冷菜はゼラチン質たっぷり。
老舗であることを再認識させてくれる前菜です。
さて、紹興酒も生姜茶と同じく、身体を温める効果があります。
東風酒廠 2004年 デカンタ(550ml)@2600
「淡い色合いとフレッシュで軽い飲み心地」
ワイン用の脚のついたグラスで。 ぽかぽか身体を温めましょう。
紹興酒の杯を重ねながら次の上海蟹をいただきます。
-№2に続く-