
上海料理「新世界菜館」(シンセカイサイカン)
岸朝子さん監修の「東京五つ星の中国料理」によると、当店の上海蟹は、
中国の現地スタッフが直接漁場に足を運んで選んだ、自然畜養された粒ぞろいの
上海蟹を空輸。 とのこと。
次は姿蒸し。「脂がのったオスの蟹みそと抱卵のメスの蟹みその味わい比べ」
ちゃんと蒸す前にテーブルに運んできて見せてくれます。
実は入店してテーブルについたときから、気になってはいたのですが、
荷札が置いてあったのです。
「何これ??」
と思ったら番号を書いて蟹につけて蒸すんですね。
つまり、1階 5番テーブル注文の蟹ということなのだと思います。
蒸し時間はおよそ10分ぐらい。
この“蒸し”のタイミングでフィンガーボウルが出され、おしぼりは差し替えになりました。
上海蟹姿蒸し オスメス食べ比べ@4500
蒸しあがった上海蟹は、目前でこのようにざっくりカットしてくれます。
そして、使われたハサミを置いていってくださるので、お店のでかいハサミをゲットです。
蟹の身をつける生姜入りの甘酸っぱいタレも運ばれてきていますが、ほとんど使用せず。
やはり上海蟹の甘みをそのまま食するのが好み。
オスとメスの食べ比べですが、来店日は女の子(メス)の方が甘みが強い感じ。
そして、酔っ払い蟹と比較すると蒸し蟹のほうが美味しくいただけました。満足。
上海蟹みそとふかひれのうま煮(一人前小砂鍋)@1600
取り分けができるように、お椀も持ってきてくれました。
蟹みそとふかひれだけでなく、他にも何か入っているように思えましたが
さほど気にはなりません。味付けは濃厚で、出汁よりやや醤油が勝っています。
連れ(寝太郎さん)は、いまひとつ納得いかない様子でしたが、
私はわかりやすい味なので好み。
(ノブロー) オラも好きな味だで♪
(みに) そうよね、ベタな感じだけどいいんじゃない。
若干とろみもついてるから温まるよね。
ホジホジした蟹の身もちょっと入れちゃいました。贅沢じゃ。
〆は、そばが食べたい。
というのも、お隣のテーブルに出されていたそばの香りに誘われたから。
高菜と竹の子のあっさりそば@1000
塩味のおそばが食べたかったため、選んだのは高菜と竹の子のあっさりそば。
麺は、白い中細ストレート麺。
高菜は細かく刻まれ、竹の子も細切り、上には白髪ネギ。
ほんのり生姜も効いています。化学調味料を使ったある意味、想像通りの味。
これはこれでいいんじゃない。取り分けて美味しくいただきましたよ。
ウーロン茶はポットでサービス。
当店でも上海蟹コース料理があります。お値段は、お一人様8,000円より。
岸朝子さん監修の「東京五つ星の中国料理」によると、
お店の外のポスターが、上海蟹の入荷を知らせる目印とのこと。
お会計は、2人で、上記お料理とお酒のほか
追加で、大越酒廠 2004年 デカンタ(300ml)@1500で合計16300円。
明朗会計 ばんざい!
上海蟹を含めての中国料理満足度数は、★★★☆ 消極的に好きです。
新世界菜館 (シンセカイサイカン)
東京都千代田区神田神保町2-2 新世界ビル
TEL 03-3261-4957
営業時間/ 月~土 11:00~23:00(L.O.22:00) 日・祝 11:00~21:00(L.O.20:00)
定休日 無休