「大鴻運天天酒楼」 (ダイコウウンテンテンシュロウ)
ネット情報では『香港の酒楼をイメージさせる店内で、香港料理がいただける』とのこと。
“香港”そのキーワードに惹かれ、好奇心の赴くままにランチ訪問。
場所は東急東横線、学芸大学駅の改札を出て右手の東口の商店街を進行し、
目黒通りを右折した道沿い。途中には昔よく通った「インディゴ」さんがあります。
自身の生活圏内にあって、未訪だったのは駅から徒歩10分という立地が
ネックになっていたのかもしれません。
店の前に立つと、瓦屋根が目を引く噂にたがわぬ酒楼っぽい門構え。
表にはランチメニューの紹介がなされているので、確認のうえ入店する。
エントランスホールには生花が飾られ、正面の高いカウンター台に帳場、
その後ろ、木枠のガラス越しには広い厨房も見える。
中で数人の中国人コックさんが作業をしている様子も、都内の中国料理店では
なかなか見られない雰囲気を醸し出している。
店内は吹き抜けの高い天井に木目ダークブラウンでまとめられたインテリアと、
空間自体がシノワズリーアンティーク調でレトロ。
この日、フロアスタッフさんは2名(男・女)。
見ると2階席もあって、ぐるなびによると総席数は100席とのこと。
1階席は入口より右手にフロアが広がり、テーブルは角テーブルと丸テーブル。
女性スタッフさんの誘導で1階窓際の2人掛け角テーブル席に着く。
脇には荷物を置ける小さな椅子も添えてあった。
テーブル・セッティングは、ロゴ入り箸袋に入った中華箸(横置き)。
この香港っぽい箸袋がいいっ♪
テーブルクロスは卓によってまちまちですが、窓際席は布とビニールクロスの2枚重ね。
ぺたぺたとしたくっつき感が気になる。
卓上には、醤油、酢、 辣油。POPスタンド、アンケート用紙。
着座後には、メニューとカラフェで冷たい茶のサービスを受ける。
手渡された昼食菜譜には煲仔飯や
お粥あり。 ランチに、しばらく通ってみるかな。
大鴻運特製担々麺セット@1,080
本日のチョイスは表にも記されていた担々麺。
これは昼食菜譜によるところの四川風タンタン麺とのこと。
スタッフさんが注文を厨房にとおすと、コックさんたちが「ダンダンミン」 と復唱♪
肉まんとデザート付き。 これらは時間差を空けず、一堂がテーブルに会する。
麺はもっちりストレート。
担々麺の具材は、炸醤肉(肉そぼろ)、青菜、 芽菜、黒ゴマ。
芝麻醤が効き濃厚ですが、くどさを感じさせない、さらっとした口当たり。
自身の辛さの耐性によるものかもしれませんが、どちらかというとマイルド寄り。
期待値以上の味わいに満足。
私は担々麺のスープに白飯を投入する食べ方が好みではないので、ミニ肉まんの方が嬉しい。
肉餡にはがっちりニンニクが効いて、そのまま食べて良しですが、
途中、ほんわりとした皮をスープにちょっと浸していただく。
この日のデザートはタピオカココナッツミルク。
タピオカは水分を吸いすぎたのか、少しブヨブヨ。
ココナッツパウダーが溶けきっていないところも気にはなりましたが、
本日のところ担々麺・肉まんのタッグ効果で、冇問題。
大鴻運特製担々麺セットは好感触。
しかし、一番のご馳走は香港の酒楼のような雰囲気かな。またお邪魔します。
大鴻運天天酒楼(ダイコウウンテンテンシュロウ)
東京都目黒区鷹番1-1-7
TEL 03-5721-8866
営業時間/ ランチ 11:30~15:00(L.O.14:30) ディナー 月~土 17:30~翌0:00(L.O.23:30)
ディナー 日 17:30~22:00(L.O.21:30)
定休日/ 無休
※ランチ満足度数は、3.6~5.0