「喜記」 (ヘイゲイ)
当店は香港に本店を置く有名な海鮮料理店。
その日本初出店の地として銀座、交詢社通りにオープンしました(2017年10月)。
休日の女子ランチ利用。HPを確認するとランチは15時(L.O.14:30)なので
ピークタイムを外し13時30分頃にお邪魔しました。
階段を上り、2階まで。モダンな店内はテーブル席と個室でレイアウト。
2人ですから、テーブル席へ指示を受ける思っていたのですが、
お客様の波がひけたタイミングだったのでしょうか。
案内は入り口に近い丸型のソファテーブル席。
この小贅沢さに庶民な私達は背筋が伸び、緊張が走る一瞬でした。
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
着座後:メニュー
当店、お手頃なランチセットは平日のみ。
土・日・祝はコース料理もしくはグランドメニューからのチョイスになります。
二名様より注文可能なランチコースを検討しましたが、食指の動く組み立てでは
なかったため、先ず生ビール(タンブラー)@700を注文し、アラカルトチョイスの作戦会議。
避風塘大蝦(大海老のチリガーリック炒め)@2,800
当店のウリは香港の水上生活者が食べていた海鮮料理をルーツとする避風塘料理。
この料理は香辛料を効かせたスパイシーな味つけが特徴。
当店の看板はマッドクラブやシャコを揚げ特製スパイスで調味し炒めたものですが
マッドクラブで5,500円、シャコにいたっては8,800円と女子の財布には厳しい事情。
もう少しお手頃な値段で香港漁師料理が楽しめないかと、選んだのがこちら。
殻付き海老で提供。サーブ時にはスライスレモンの浮いたフィンガーボウルが用意されます。
甘みがあり繊維質豊かなエビの身をガーリックチップ入りのスパイシーパウダーとともに
楽しむわけですが、唐辛子のピリッとした辛さにニンニクががっちり効き、油は少し重ため。
ジャンクな魅力も兼ね備えたチップを、のちの“ふりかけ”に使おうと少し残しましたが、
ニンニクパワーに押され、全ては消費できませんでした。
(レンタロー) 大海老はまるまる2尾入っていただ。
老火湯(広東式煮込みスープ)@800×2
ことこと、じっくり煮込んだスープ。
具材は白キクラゲ、ニンジン、大根、杏仁、クコの実、鶏肉などと具沢山。
飲んで良し!食べて良し!塩味をベースとした優しいお味です。
揚州炒飯(揚州五目チャーハン)@1,300
友人チョイス。私としてはハムユイを勧めたかったのですが、叉焼入りの“五目”に
心を奪われた様子。パラッパラの長粒米に、叉焼、エビ、卵、アスパラ、ネギが
チームを組み、バランスよく安定感のある美味しさ。
“ふりかけ”要らずで、これを選んだ友人に感謝!
鮮蝦雲吞麵(海老ワンタン麵)@1,200
天地返し不要。スープの表面には蝦子が浮かび、玉子麵はボソボソとした独特の食感で
香港スピリッツは控えめなれど、海老を主体としたワンタンは5個と無難な美味しさ。
またスープも大地魚が香る本場の味とは若干異なり、強いインパクトは感じませんが、
銀座と言う場所柄もあり、塩味ベースで品良く仕上げていると思います。
会計は、1人当たり4,000円ほど(千円未満四捨五入)。
酒飲みの私もランチではじっと我慢。その努力もあり上記支払いで事なきを得ましたが、
夜に訪問する際にはある程度の予算をみて計画しなければ、と思ったのであります。
喜記 (ヘイゲイ)
東京都中央区銀座6-3-11 西銀座ビル 2F
TEL 050-5594-5109
営業時間/平日 11:30~15:00(L.O.14:30)17:30~23:00(L.O.22:00)
土日祝 11:30~15:00(L.O.14:30)17:30~22:00(L.O.21:00)
定休日 無 -店舗情報「食べログ」より-