アジア人として。

私の気になる映画は昔からシネウィンドで
久しぶりに気になる映画があったので行ってきました。

過去脱北者が書いた北朝鮮での暮らしの本は沢山読んできたけれど・・脱北者が韓国にに来てからの生活はまだ未知の世界で。
そういえばあまり考えた事がなかったし、なんとなく韓国に来れば食べ物には困らないだろうと思ってました。。

１９９５年の食料危機からどんどん脱北者は増え、２０１１年の韓国への脱北者は２万人以上に。
沢山の脱北者がいる韓国でも脱北者の韓国での暮らしはあまり知られていないし興味もあまりないようです。

韓国には住民登録番号というものがあるのだけれど、脱北者はその番号ですぐわかります。
なので、就職もままならなく、ようやく逃れた韓国でも脱北者の生活は想像以上に大変で・・底辺の生活をしてる人々も多いと。。
韓国の国民となかなか心通わす事も難しいでしょう。。淋しく辛い思いもしているでしょう。。。

そんな現実の脱北者の方の生活を映画で観て・・気分が落ちました。切なくなりました。
韓国に限らず日本にも本人のせいではなく、こういう生活をしてる人々がいるのだろうと思いました。

生まれる国や環境でこんなにも生活は違うもので、自分の日常がどれだけ幸せなのか、当たり前の事の幸せを感じました。

見続けるのも辛い映画で、全くの音楽なし、エンディングロールも無音で、映像そのもののリアル感があります。

帰り道・・いろいろな事が頭をめぐりました

映画監督のお友達を描いたノンフィクション映画。この映画で数々の賞を世界で受賞しています。

アジア人の私としても、朝鮮半島の平和を願わずにはいられません。。