熊子通信

「生かして頂いてありがとう御座位ます」 最強の祝詞です。
by伊勢白山道リーマンさんより

秋の醍醐味 手作りイクラです

2005年09月18日 | グルメご紹介
 秋が深まってきた北海道です。秋は春以上に忙しい北の主婦。
まずは、今回ご紹介のアキアジのイクラ作りが始まります。
全国的に人気のイクラはいくらあっても足りないのですよ。
 今回は熊子風手作りイクラを載せてみました。


①生の筋子です。作りたいだけ購入してね。
 熊子は毎回2キロは作りますよ。
※本当は血が廻る前の、綺麗なピンク色した筋子が欲しいのですが、
 メス鮭の身はいらないので、今回はスーパーでなるべく新鮮な
 筋子を購入。


②筋子を開いてください。
③大き目のボールに摂氏60度のお湯をタップリ用意してね。


④お湯の中に静かに開いた筋子を入れてください。


⑤そして割り箸で筋子を掴んで、グルグルとお湯の中で筋子を
 回してね。
⑥あら不思議、筋子がバラバラとほぐれて、割り箸には筋皮が
 絡み付いています。


⑦汚れたお湯は静かに流してね。


⑧ほぐれたイクラはザルにあげて、しっかりと水切りをして冷ま
 してください。


⑨イクラが冷まってきたら、綺麗なイクラになってきますよ。

塩イクラです。
⑩別ボールに海水よりやや薄い塩水を用意して、水切りした、
 イクラを入れます。塩イクラは約30分から一時間、塩水に
 浸してください。その後はザルに上げて、冷蔵庫で寝かせます。

醤油イクラです。
⑪別ボールに残りのイクラを入れて、熊子はめんみをタップリに
 して、醤油イクラを作ります。そして冷蔵庫で寝かせます。

※この方法が臭みのないイクラ作りと、長年作ってきた方法。
※筋子をバラバラにする方法には、餅などを焼く網わたしの
 上で、コロコロ転がしてする方法がありますが、汚れが取れ
 ない感じがして、熊子はパスです。
※醤油イクラはめんみだと日持ちしませんから、生醤油を使って
 漬けるのもいい方法ですが、塩辛いので、熊子はめんみです。
※塩イクラは浸ける時間で辛さは違ってきます。最長1時間が
 限度と思います。
※イクラは必ず一晩冷蔵庫で寝かせてね。殺菌ですよ。


※翌日の今夜です。
 イクラちゃんの出来上がりです。
左が塩イクラちゃん。右が醤油イクラちゃんです。


 今夜はもちろん、イクラ丼ちゃんですよ。
そして、お供は、アキアジ汁でした。
さあ、さあ、みなさまも、どうぞ、どうぞ・・・



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19 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
イクラ丼食べたい! (ラベンダーK)
2005-09-18 21:38:57
北海道の方はみな自分の家でイクラを手作りするのでしょうか?我が家ではイクラ丼は数えるほどしか作ったことがありません。もちろん買ったイクラですが・・

スーパーで筋子は売ってるけどこんなに立派な筋子はないし、2キロも買ったらいくら(イクラではありません^^)になるのか羨ましいな 鮭もイクラも大好きなので、う~ん食べたい北海道で食べたサーモン・イクラ丼は絶品でした
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熊子さん、こんばんは (polo181)
2005-09-18 22:07:48
驚き桃の木・・・♪ 何でも自分で作る人だね。我が家ではみないくら丼が大好きだけれど、私だけが苦手。あの魚臭いのがいまひとつ。紀州和歌山で育ったけれど、そこではなかったな。小さいときに食べていないから大人になっても駄目なんだね。納豆もしかり。ピーマンもしかり。ざんねーん。
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Kちゃんへ (熊子)
2005-09-18 22:37:31
熊子は地方発送もしているので、量が多い。それにパパカー関係者にも流出だから、我が家に残るのはほんの少しなんだな。この残った分で、我が家もイクラ丼は二回ぐらい。買うより美味しいと感想がくると俄然、張り切る単純熊ゴン。でもね、独身時代、初めて生筋子を貰ったときは、母も作り方を知らなくて、塩まみれにして台無し。それから、釧路の和商市場のおばさまから、なにかと聞き出し、やっとここまでになったわ。なんでも興味がないとできないね。Kちゃん、量は気にしないで、もし生が手に入るのなら作ってみてね。絶対に手作りは美味しいよ。もし、手に入らないなら、Kちゃん宅にゴーしようかな?
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polo181さまへ (熊子)
2005-09-18 22:47:34
熊子作イクラは臭みのない、絶品ですよ。熊子は北のかーさんですから、お洒落な料理はできませんが、見よう見真似で頑張っています。最近は同期もスーパーで購入して手作りはしない仲間が増えてきましたが、将来、会うであろう孫ちゃんのために、ばーちゃんのイクラ!って言わせるためにも、日々訓練の熊ゴンですたい。そんな年頃の私です。ええ!!納豆も、ピーマンもアウト!なんてこったパンナコッタ。ピーパンは生でバリバリ熊ですよ。パプリカ大好き。そうそう、polo181さま、どうか気を付けて旅をしてくださいね。次の熊ブログは別海のバンバを予定しています。帰宅したら見てね。
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商売ができますよ。 (酔歩)
2005-09-19 08:07:20
本当に美味しそうなイクラをどうもご馳走様でした。

十分お腹いっぱいになりました。我が家の全員がイクラは好きです。しかしうちの嫁さんは熊子さんのようにはできません。これは才能の問題と家庭環境にあるのではないかと思います。たとえ北海道に住んでいても手作りをする習慣が無かったようです。それに私達外地の人間には憧れとして北海道の食材があり鮭・カニに代表される海産物が非常に羨ましいのですが、それをあまりありがたがっていないと言うか気付いていない人達もいるのだと気付いたのです。(それはうちの嫁さんの親族達です。)

自然保護の問題にしても、やはり地元の素晴らしいところに気付くのは余所者達なのかと食の話題で納得したものです。その点熊子さんは偉いと思うのです。しっかりと北の大地に根をおろし、ドップリと浸かりきっていながら視野が狭くないのがよくわかります。

今後も外地の人間の目を楽しませて下さい。
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それぞれの家伝 (じゃこしかです)
2005-09-19 10:53:59
 熊子さんこんにちは。

いよいよイクラのシーズンですね。醤油漬けイクラの作り方には、それぞれの家での親から子への家伝風なものがあるのでしょう。

 我が家でも今年三度目を昨日作りました。但し全て老妻の役目で、そのレシピまで分かりません。案外熊子さんと一緒かも知れませんね。ただ浜直接のツテが無いので、街のスーパーなどを利用します。

 色々な店で売られておりますが、ヨーカドーのものを使います。他より値が張りますが、その分新鮮で卵も確かだと思います。



 因みに今年3度目ですが、夫婦揃ってコレステロールに問題があるので余り口にしません。殆ど本州の親戚へ送られます。

 

 酢飯に出来たてのイクラをかけてかっ込む醍醐味は、釧路ならではの最高の味覚です。
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酔歩さまへ (熊母)
2005-09-19 20:53:24
若!外地との言い回し、若もやるなぁ。と言うのもね、内地といって本州の方々に語りかけたときにね、時代錯誤と言われ、また寂しい言い方と言われました。なかなか、本州と北海道の間にある津軽海峡は難しいね。でも、北の一品に感激して喜んでくれて、北海道ファンの若には、いつも感謝です。そうだね、北海道は広いからね、なかなか海辺で育たないと生物の触り方は身に付かない。だから道央の方々はね、イクラ作りなど機会がないかも知れないね。熊は純粋の釧路っ子、ダベサ娘と異名をもつ。親は代々馬車屋(二代目の父で潰れたが)であり、漁師さんとは交流が会った。母は帯広育ちでお嬢さんだったから魚が触れずに苦労したみたい。おいらも、結婚が決まってから、半解凍のイワシで三枚おろしや開きの練習。漬物も結婚後にパパカーの要望で始めたし、最初は、なんじゃーこりゃーうんぎぇーって、叫びながらの修行ですじゃに。それと、既製品はあくまでも既製品。食材が身の回りにあれば、手作りが一番、そして経済的だわ。なんて偉そうに書きましたが、オカー、ちゃんと作れよ、総菜屋さんは飽きたぜ!!と、子供たちの声が聴こえてきそうです。あははは!!
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じゃこしかさまへ (熊子)
2005-09-19 21:03:17
イクラ丼、実は昨日は、ただご飯の上に乗っけて、酢飯ではないの?と言われ、あははは!でした。生鮭のつてはね、是非に白糠の漁協に来てください。格安で手に入ると思います。その日の漁模様もありますが、うまく行けば、あげたてのズワイガニにも合えますよ。お昼までですから、パパカーは内地のお客様は必ず連れてってるようです。私はアキアジのメスの身はどうも苦手であり、今年はスーパーの生筋子で妥協です。今は新鮮なものがありますから、イクラもバッチグーですね。今だけのイクラ作り、これで一年分をゲットですね。私もダイエット中ですから、何回口に入るかな。
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筋子 (aigen)
2005-09-19 23:22:47
ずっと前に北海道に行ったとき、筋子をお土産にいただきました。

すごく立派なものだったのですが、食べ方を教えていただかなかったので、そのまま生臭いものをばらして醤油で食べました。

う~ん、なんでこんなものがお土産かなーと悩んだ次第ですが、今日の熊子さんのレシピでわかりました。

猫に小判ならぬ、知らぬ凡人に筋子だったようです。
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aigenさまへ (熊子)
2005-09-19 23:41:05
そりゃーもったいないことを。きっと塩にした立派な筋子だったのでは?そのまま食べても、おにぎりに入れたり、高価なものですじゃ。聞いたことがあります、筋子を知らなくて焼いて煮てまずかったと。生の筋子をばらすとイクラと言います。ロシア語で筋子を言います。生の筋子を塩にそのまま漬けた珍味が北の食卓に大事な一品。塩辛かったしょ、塩筋子に醤油はキツかったね。西日本ではイクラを喜ぶと聞きます。一度食べさせたい熊子です。
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