あっぱれ、高校生ボランティア

　道新（北海道新聞）によりますと、阿寒国際ツルセンターの
野外飼育場を間近に見ることができる観覧場所の施工工事を、
なんと高校生ボランティアが行っているとありました。

　本当に湿地帯にいる鶴君を間近に見ることができる場所です。
ここを教諭と一緒に測量して計画です。後ろに鶴君がいます。
さっそく慣れぬカマを持って草刈を始める高校生達。


　綺麗に計画の一角を草刈して、次は、スコップで、機械で綺麗に
していきます。


　次は自分達の手で作ったコンクリートブロックの縁石を一個一個
丁寧に埋めていきます。さらには、人海戦術で土を踏み固めて行き
ます。


　ドンドン、ズッズ、ズッズと何度も何度も往復して、踏み固める
高校生達です。金曜日のテスト後、そして土曜の早朝から夕方まで
真っ黒になりながら、予定の作業はまだまだのようですが、帰りに
リフレ温泉の湯に浸かって疲れ果てているだろうに、爽やかな笑顔
で、我が次男坊は帰宅しました。
　そうなんです、次男坊がこの中に参加です。授業が終わった後に
コンクリートをこねて、一個一個のブロックを作成。
限りある時間内で毎日作成です。
　鶴の観覧場所の完成までには、まだまだかかりそうですが、
なんと逞しくなった次男坊。アトピー性の喘息で何度も入院し、
心配したあのチビはこんなに逞しくなりました。
　親バカ熊子は、次男のデジを借りて、コツコツ、黙々と作業する
高校生ボランティアを、ご紹介いたしました。


　そんな高校生達を静かに見守っていた鶴君です。

　どうか、阿寒国際ツルセンターにお越しの祭には、観覧場所が
完成しているかと思います。その際には、この高校生達が、体を
張って造った場所と眺めてやってください。
　この先にブロックを敷き詰めて綺麗にしていくそうです。
すべて手作りブロックです。
　あっぱれ高校生ボランティア、頑張れ！！

　総選挙も無事に過ぎましたね。明日の日本に幸あれです。