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S2000と茶の湯 日々是好日

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ぶつぶつと 私の備忘録

素敵な言葉 人は人の中で ・・・

2019-11-28 21:52:50 | 茶席の会話・季節の言葉

とっても 尊敬して そして 大好きな方から

素敵な書をいただきました

 

陶芸家さんです

 

 人は 人の中で 人となる

 


四ケ村 と コバノズイナ

2019-11-28 21:41:38 | 茶花
 
 

四箇村は よく咲いてくれるけれど 短い

木が70センチくらいなので 

 

敷き板は杉で たっぷり濡らします

 

 

竹の花入れは 主人の作

 

 

四ケ村は 中の芯と 咲き初めに特徴があります

 

不昧さんが 視察した4か所の村の中で

この花が一番だと

 

それでついた名前が四ケ村

 

菅田(すがた)の庄屋さんのお宅の椿です


連日待雪 松永遊山

2019-11-28 21:24:26 | 床・軸
 
 

お稽古に来られる方の都合で

同じお軸が 2週にまたぎました

 

今日は軸を変えて ・・・

 

 

 

松波遊山は安芸の人で、名は資之、号を遊山・
随所などと称し、京に出て徳大寺家に仕え、
「慶応の三歌人」と称され、
維新後は皇太后宮に仕えて内舎人に任ぜられて雜掌を務めている。
 

 

 

勉強不足で 読めない字がたくさん 

来週までに もうちょっと 頑張ってみよう


門を開ければ落葉多し

2019-11-28 21:18:39 | 床・軸

初冬 今頃のお軸ですね

 

 

今週のお軸は東大寺の狭川老師の一行
門を開ければ落葉多し
 
 
昨夜の風にざわざわと葉が落ちたけれど、夜が明けると昨夜の騒々しさが一変して、門の周りには落ち葉が降り積もり、静かな 穏やかな朝だったと ・・・ 
どんなに大変でもいつかは 静かな時が持てるということか ? 
また 木の葉が茂っていると空も見えないけれど、
葉が落ちて見通しがよくなれば今まで見えなかったものも見えるようになる、
物事は今目の前にあるものだけではなく、
その向こうにあるものも見なければ本当のことはわからないという意味もあるようです。
 
禅語はいろいろな解釈があって面白いですね。

鈍翁さんの太夫棗 

2019-11-25 18:30:28 | 道具
作った人は 渡辺喜三郎
 
西の宗哲
東の喜三郎  と言われた名工
 
作らせた人は 益田鈍翁
 
イメージ 1
 
溜塗の太夫棗
 
太夫というのは松のことで
中国の秦の始皇帝が松の木の下で雨宿りをして
その木に 太夫の位を授けたのがもとで
松のことを 中国では太夫というそうです
 
太夫というのは官位で 五位
 
イメージ 2
 
中は黒の塗り
 
紙のように薄く 軽い 棗です
 
イメージ 3
 
沢庵 愛松をもって 之を作る とあります
 
鈍翁さんの箱ですね
 
鈍翁さんが始めたお茶会が東の大師会
 と 
光悦をしのんで始まった西の光悦会
 
日本を代表する茶会ですね
それぞれに
すごいお道具が出るそうですが
私は行ったことがありません 残念
 

益田鈍翁という方は
利休以来の大茶人 とか 数寄者の代表格に言われますけれど
 
三十六歌仙を切らせたことで有名ですよね
切るといっても 
もともと1枚づつ書かれて ノリでつないであったのを
はがしたに過ぎないようですが
 
そういうことがあって
今の重要文化財の制度や
個人美術館などの法人化で
相続税などが発生せず
文化財が散逸しないように
保護されたのは 凄い功績かもしれません