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S2000と茶の湯 日々是好日

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ぶつぶつと 私の備忘録

徳川美術館  利休の茶杓 泪見てきました 

2024-02-28 07:31:49 | 道具



飛行機は10時についたのに
11時半すぎてしまいました
 
ようやくご到着
 

 

 

 
今回の展示はお雛様がメインでしたけれど
利休忌に合わせて 10日間だけの特別展示で
お目にかかれました
 


 

このケース 撮影禁止の印がありません
写真撮り放題 凄いですね


 
皆さん意外に素通りでしたね
お茶の関係の方が少ないのか ?


一人 ワクワク 何回も眺めました
お道具は 物語と歴史が大事
 
 

 

 
細く 薄く 蟻腰 逆樋で
 

 
櫂先

 

 
この筒 古田織部が
窓を切って 中の茶杓を位牌代わりに 拝んでいたというお話があります
 
真塗りで ツヤツヤ ピカピカ
窓の中も塗ってあります
 

 

 
もう1本 茶杓が出ていました
不休齊の字とか あまり見ることがないので
写真写しておきました

利休さんのお茶杓 泪 十日間だけ公開です

2024-02-11 23:08:01 | 道具



 

 
名古屋の徳川美術館で
毎年 利休忌に合わせて 十日間だけ特別公開
今は 尾張徳川家のお雛様の公開
 
お雛様に合わせて 見に行こうかな 
 
名古屋は学生時代からいつも通過するだけ
下りたことがありません
 
豊臣秀吉に切腹を命ぜられた千利休が、自からこの茶杓を削り、
最後の茶会に用い、古田織部に与えたといわれる茶杓。
古田織部はこの茶杓用に、長方形の窓をあけた筒をつくり、
その窓を通してこの茶杓を位牌代わりに拝んだと伝えられています。



 

古田織部が徳川から切腹を命じられ
その後織部の道具は すべて徳川に没収
それ以降 ず~~~~と 徳川家にあったというのが
財力の差 
他の大名家なら 
明治維新以降、家禄を失い没落し
家宝の売却などで凌がなければならない事態であったでしょうに
さすが 徳川 尾張藩がお金持ちだったのでしょうね。
 

 

 千利休-古田織部-徳川家康-初代義直と伝来した。
              (ここで 尾張に来ています)
これほど伝来のはっきりした移動の少ない茶杓は やはり 泪しかないかな。
400年以上 同じ場所にあるという
 
龍光院の天目も やはり 同じくらいの年月 門外不出でそこにあります
そういうお道具を 今は目にすることができる
そんな時代に感謝です
 
 静嘉堂文庫の両樋も筒には 表・裏 両千家の書付の筒がついていますし
それが 流れて 今 そこにあると ・・・
古いお茶道具は歴史とロマンにあふれています
今の時代にちゃんとお茶道具として残っているのは
それなりのお茶人さんの手を経て今があるのでしょうし。
 
来年行けるかどうか 来年のことはわかりません
今年なら 行けそう 行くことにしました。
茶杓1本見に 
飛行機手配しました
幸いなことに 出雲ー小牧 直行便が飛んでます
 
 
 


10月は名残 中置で板風炉出しました

2023-10-16 15:10:50 | 道具


久しぶり板風炉
 

 
中置ですので 楽山焼きの空権さんの細水指
蓋は萬象さんの片木目 
 
へぎめ というのは 木の凸凹の質感を残した作り方で
不昧公のお好みにたくさんあります
 
 

 
板風炉の中は 回りが壁土ですので 中は炉の灰です
 
やつれなら赤瓦ですけれど 板風炉はどうなんでしょうか
あまり見たことがないので 分りませんが
とりあえず 白の前瓦で ・・・
 


 
透き木で富士釜 普通のお釜なら五徳が必要になりますので
透き木が楽です
 
回りの箱を指物師さんに作っていただいて
中は自分で塗りました
蔵を壊した時に 少し壁土を取ってありましたので
何時か何かに使えるかと 
 
お茶会で ガンガン火をたいたら 蓋が反って
直していただいて
 

 
少し細工をしていただきました
 
でも 使うときは 霧吹きで 時々水を打つようにしています
実際に使ってみないとわからないものです
 

 
お点前は普通ですので
来週から 大板のほうがいいかもしれませんね

大円盆 なんだか大きめで ・・・ 圓能斎好みでした

2023-09-28 20:26:59 | 道具



今月は 大円の真と真の行 それに真の炭のお稽古で
1か月 ほぼ全員がすれば 見学の方も ノートがよくできます
 
自分がして 人のお点前を見ると猶更
 
両方をするとそれぞれの違いがよくわかります
違うところさえ覚えておけば 
流れが同じなので頭に入りますね
 
建水の位置 茶筅の置き場所 帛紗さばき 等々
 
研究会に出られる方の大円盆が少し小さいような気がして ・・・
しらべてみたら 今はこのサイズのようで
私が昔から使っていて
先生のお宅のお盆もこのサイズでしたけれど
圓能斎好みの大円盆という事で 今はないそうです
昔のお道具ですね
 

 

 
箱も中に入っている紙も古いです

 
 
茶入れのお盆は三種
 



 
若狭盆
 

 
丸盆 近左のさび塗
 

 
万能 四方盆
 
五角盆があれば 清め方のお稽古ができますけれど
あいにく 持ち合わせがありません
 
あんまり 道具を増やすのも 置き場所が ・・・・

茶箱の片付け ついでに茶掃箱もきれいにして

2023-08-03 22:47:28 | 道具




 
7月に使った茶箱の片付け
昨年 色紙点の茶碗の隔てが行方不明に ・・・
今年も出てこなかったので ゴミと一緒に捨てたかも ?
 

 
一組づつ 確認しながら片付けないと
 

 
茶掃箱の中も綺麗にして
 

 
茶篩の缶もきれいに洗って
 

 
中にお金を入れて 蓋をして振ると 手も汚れず 早く篩えます
 

 
茶入れの中を掃除する羽も ボロボロになったので
 

 
新しい羽根で 9月までに作りましょう
 

 
茶筅の穂先も 新しくして
 
棗にお茶を入れた後
この穂先で お茶の中をクルクル混ぜて寄せると
綺麗な なだらかな山ができます
 
裏千家の棗のお茶の入れ方は
頂点が合口までで 形はなだらかな丘
これ一つしかないから 楽です